麦茶を作る場合、お湯を沸かす「煮出し」で作るよりも「水出し」で作る方が手間もかからず楽ですよね。
水出しで麦茶を作る場合、衛生面や日持ちなど、使う水で疑問を感じることはありませんか?
今回は、ミネラルウォーター、水道水、ウォーターサーバーの水で麦茶を作る場合の注意点について綴って行きます。
麦茶を水出しするにはミネラルウォーター?
スーパーやドラッグストアで市販されているミネラルウォーターを、特定の水源から摂取された「ナチュラルウォーター」「ナチュラルミネラルウォーター」とすると、水道水と違って塩素が含まれていませんね。
なので、蛇口をから出てくる水道水で作る麦茶に比べると、どうしても日持ちできないです。
僕はミネラルウオーターを使って、水出しで麦茶を作ることもあるのですが、作ったその日のうちに飲んでしまうようにしていますよー。
水道水で麦茶を作るのに比べると、ミネラルウォーターは麦茶の成分が出にくいような気がしますね。
パックをボトルに、長めに入れています。
あと硬水で作った麦茶と軟水で作ったモノとでは、味が違います。
僕は硬水で作るより、軟水で作ったほうがおいしいと感じますね。。
「六甲の美味しい水」「ボルビック」「南アルプスの天然水」とか軟水で作るとおいしいですよ~(*'▽')
硬水のミネラルウオーターで麦茶を作るなら、、、蛇口からの水道水で作った方がおいしいような気がします。。。
麦茶を水出しするには水道水が良い?
「水道水がおいしくない」と言われている地域もありますが、日本の水道水は基準が厳しいですし、そのまま飲んでも害はないとされています。
旅行や出張に行くとき、「水に気をつけろ」と言われることもありますし、合う・合わないはあると思いますね。
マズいという人もいる水道水ですが、塩素が含まれていますので、腐るとか雑菌の繁殖を考えた場合、水道水は持ちが良いと言えますよね。
傷まない・腐らない、2日ほど日持ちする麦茶を考えるのなら、水道水を水出しして麦茶を作るのがいいですよ~。
ただ水道水は、含まれる塩素の体への影響を考える人にとっては、気になる点なのかもしれません。
塩素が気になって「浄水器」を蛇口につけている人もいると思います。
また塩素を飛ばすために、煮沸してお湯出しで麦茶を作る人もいると思います。
浄水器を通した「浄水」も、煮出しした麦茶も、煮沸したお湯を冷ましした「湯冷まし」で水出しする場合も、塩素を除去してしまうと長持ちはしませんね。
ちなみに煮沸する場合は、やかんのフタを開けて煮沸しないと塩素は蒸発しないです。
あとカルキの臭いが気になる場合は、煮沸することで軽減できますよー。
浄水器や煮沸以外の方法で塩素を除去するのなら、「炭」を使う方法もあります。
水道水に煮沸消毒した備長炭を丸1日入れておくと、炭に塩素が吸着します。
このやり方だと、2週間ほどは備長炭のミネラルがしみ出してきますし、塩素除去だけなら3か月くらい持ちますしおススメですよ~♪
麦茶の水出しはウォーターサーバーでも大丈夫?
ウォーターサーバーで使われている水は、「ナチュラルウォーター」「ナチュラルミネラルウォーター」とは違うモノの場合もあります。
ミネラル分を人工的に添加したり、複数の水源の水を混ぜているものもあるんですよね。
ろ過処理はもちろんの事、加熱殺菌処理や除菌処理がキチンとされています。
とはいうものの、塩素が含まれている「水道水」とは違って、外気に触れたウォーターサーバーの水は、どうしても日持ちや雑菌の心配が出てきます。
ウォーターサーバーの水で作った麦茶は、冷蔵庫で保管して、作ったその日のうちに飲んでしまうのがいいですよ。
まとめ
ミネラルウォーターやウォーターサーバーで作った麦茶は、どうしても保存や日持ちには注意が必要です。
水道水で水出しした麦茶は、ミネラルウォーターやウォーターサーバーから作ったモノと比べて、菌の繁殖などには安心できます。
ただ塩素が気になるという場合は、浄水器を通した水や、煮沸した湯冷まししたもの、炭を活用した水で、麦茶を作る方法もあります。
水出しで麦茶を作る場合は、色が出たらすぐにティーパックを取り出してくださいね。
ティーパックを入れたままにしておくと、苦みやえぐみ、焦げ臭ささが出てくることもありますよ。