海水浴と言えば、家族や友達、パートナーなどと行くことが多いかもしれませんが、中には一人で行く人もいます。
気ままにサーフィンやヨットを楽しんだり、周りの人に気遣いせずに海を満喫したり、かなりの気分転換なります。
しかし、海に入っている間、自分の荷物の置き場所に困りませんか?
家族や友達などと行った時は交代で荷物を見張れるけれど、一人の場合は盗難が心配ですよね。
ここでは、一人で海水浴に行った時の荷物、財布、スマホの保管方法について説明します。
一人で海水浴に行くなら荷物はどうしたらいい?
おすすめは海の家に預けることです。
海の家を利用する場合、多くは有料になりますが確実です。
海水浴に車で行った時は、車に荷物を置くこともできます。
しかし海水浴場などの駐車場は車上荒らしに遭う可能性があり、特に車の外から見えるシートの上などに荷物を置いたままにすると大変危険です。。。
また、レジャーシートを敷いた下の砂浜に袋に入れた荷物を埋める方法もありますが、誰がどこで見ているか分かりませんのでおすすめできません。
海水浴に一人で行くとき財布はどうする?
実は多くの海の家では着替えなどの荷物は預けられますが、貴重品はNGなのです。
海の家にコインロッカーが完備されている場合は、そこに貴重品を入れ、ロッカーの鍵は手首などに付けておくようになります。
着替えが終わったら、水着に付いているファスナー付きのポケットなどに小銭を入れて、残りの貴重品は全てコインロッカーに預けておくと安心です。
ただ難点は、コインロッカーは開け閉めするたびに料金がかかってしまうんですよね。。。
自動販売機や海の家などで飲み物や食べ物を買うための小銭は、水着などに付いているファスナー付きのポケットに入れておけば、小銭は濡れても大丈夫ですし、帰るまでコインロッカーを開けずに済みます。
コインロッカーがない場合は自分で持ち歩くしかありません。
防水ポーチや防水バックを斜め掛けにしたり、ウエストに巻いたりし、さらにその上からラッシュガードなどを着ておくと、海で泳ぐ時にポーチやバッグが身体から離れにくくなります。
海でスマホをどうする?
海の中でも使いたいスマホ。
まず、防水ケースを用意しましょう。
防水・防塵性能を表す規格の「IP」で表示されていて、2ケタの数字の前が防塵レベル、後ろが防水レベルを表していて、数字が大きくなるほど性能が高まります。
数字の部分が×になっている場合はその性能は未テストという意味になっています。
多くの防水ケースはIP6~8のものが多く、防水性能の目安は以下の通りです。
IP5:全方向の弱いシャワー程度なら防水可能
IP6:全方向の強い波やシャワー程度なら防水可能
IP7:30分間、水深1ḿの条件に水没しても内部に水が侵入しない
IP8:継続して水没しても全く内部に水が浸入しない
また、防水ケースは主に2タイプあり、強い衝撃からもスマホを守ってくれるハードタイプと携帯しやすいポーチタイプがあります。
ハードタイプは海の岩場やプールサイドで落としても安心ですが、スマホの機種にふさわしい防水ケースを選ぶことが大切ですので、選ぶときにはよく確認してください。
ポーチタイプは柔らかいプラスチック製でスマホより大きめに出来ているので、一般的なスマホならどれでも使えますし、小銭やカードも一緒に入れることが可能です。
ストラップが付いているので、首からかけて常に携帯できます。
海でスマホを使って撮影をする場合、防水ケースはカメラ部分が透明になるものを選びましょう。
防水ケースはスマホを入れた状態でタッチ操作がしやすいものが便利です。
100円ショップなどで販売されている安価な防水ケースの中にはIP規格表示が無い物、ケースに入れた状態ではタッチ操作がしにくいものがありますので注意してください。
次に、海でスマホを使って通話するなら、必要なのがBluetoothイヤホンです。
スマホは防水ケースに入れてしまうので、スピーカーからの声が聞こえにくくなってしまいますので、Bluetoothイヤホンでも防汗・防水タイプのものを使うと便利です。
ちなみに、海でスマホを使うと意外にも電池の減りが早いことがあります。
これは電波の悪い状態で使うことが影響しているようですから、荷物の中にモバイルバッテリーを入れておくと帰る際にも安心してスマホが使えそうです。
また、防水が心配なスマホですが、実はスマホは熱にも弱いです。
直射日光が当たる場所に放置せず、砂浜にいる時はタオルにくるむなど日陰に置くようにしましょう。
まとめ
一人で海に行くなら事前に海の家はあるのか、コインロッカーはあるのかなどを調査しておくと安心です。
そうすれば、海に着いてからもすんなりと荷物が預けられます。
コインロッカーが無くても、防水ケースにスマホや小銭を入れれば海の中まで携帯できます。
せっかく海に出かけるのですから、大事な物の盗難、紛失、故障などがないようにしたいものですね。