昨年の冬、電気代を見て驚いたあなた。
お気持ちわかります。
夏に冷房をガンガン使った時期よりも、あまり使った意識がない冬に…電気代がぐんと上がってた!ということありますよね。
そんなとき考えるのが、暖房なしで部屋を暖める方法はないかなあ~ってことではありませんか?
意外にも方法はたくさんあるのです!
本格的な冬が訪れる前に、明日からでも実践してみて、今年の冬こそは電気代を節約してみませんか?
今回は、暖房なしで部屋を暖める方法、冬に暖かい服装、冬の寝室で暖房なしで寝る方法について紹介していきます。
暖房なしで部屋を暖める方法
暖房を頼らないで、部屋を暖めるには、2つの原則があります!
① 部屋の温かい空気を外に逃さない!
② 外からの冷たい空気を遮断する!
当たり前ですが、確かにと思えることですよね。
そこで、具体的にお話しします!
まずは、お昼間の過ごし方です。
豪雪地帯の方はごめんない…太平洋側など乾燥した冬晴れが多い場所では、晴れの日はカーテンを開けると、太陽光がたっぷり家に入れ込み、暖かく感じることありますよね。
是非、その貴重な日の光を大切にして下さい。
それだけで、日中は過ごせます。
ただし、日が落ちてきたなあと感じたら、すぐさまカーテンを閉めて、部屋の暖気を逃さないように、なるべくドアの開け閉めも少なくして下さいね。
あまり天気の良くない日の場合は、湿度をプラスしてあげて下さい。
人は湿度が高くなると、暖かく感じられるので、濡れたタオルを干したり、洗濯物を室内干しにしてみたり、効果ありますよ!
また自炊も、一石二鳥です。
煮物をしたり、鍋物、オーブン料理などしているだけで、湿度がぐっと上がり、効果的です。食費も節約できますしね。
忘れてはいけないのが、床から伝わってくる冷気がです。
座っているだけでお尻が冷えてきますよね、特にフローリングの場合は…
ですので、冬場だけでもカーペットを敷いてみてはどうでしょうか?
お勧めは、ウール素材です。
吸湿性が良いので、なんと暖房費が20%も節約できると言われています!
更に、床とカーペットの間に、厚手のレジャーシートや段ボールを入れてみて下さい。
床からの冷気を遮断し、層を作ることで部屋からの暖気をためてくれます。
是非、お試し下さい!
冬に暖かい服装とは?
着る毛布ってご存知ですか?
幼児が寝るときに、よく布団を蹴脱いで、風邪を引いてしまうのを防止するための物です。
あの大人版があるのです!
手が動かせるので、便利ですよ。
色柄も豊富で、可愛いのがたくさん出ているので、お勧めです。
冬の寒いときには重ね着
また、古典的と思われるかもしれませんが、重ね着も効果的です。
それぞれに空気の層ができ、体内の熱を逃さず、暖かくいられます。具体的な方法としては、
1枚目は、肌にフィットする下着を。
2枚目は、それより5ミリ隙間ができる程度の大きさの服を。
最後に3枚目は、より空気の層を作り出すセーターなどモコモコ素材の服を重ねます。
これでかなり、保温できます。
寒い時は首を温める
更に、3つの首を覆うことで、体感温度がかなり変わると言われています。
首、手首、足首のことです。ネックウォーマーを着けたり、ショール、スカーフ等を首に巻き、手首までしっかり隠れる長めの袖の服、長いパンツに長めの靴下を重ね履きをすることも大切です。
同様に、下半身を温めることも重要になってきます。
暖気は、自然に頭上に上がってしまう性質があるため、どうしても足元は冷えてしまいがちです。
暖房の効いた部屋にいるとよく分かりますよね。
頭だけボーッとしていて、体は寒いままという状態のことです。
それを防ぎ、より効果的に体全体を温めるには、足湯がお勧めです!
足湯は寒い時におススメ
熱めのお湯をバケツ一杯に用意ししておきます。
適量を洗面器に移して、素足を入れます。
バケツから洗面器に移すことで、お湯の温度が心地よく感じる適温になり、足元から温まることで体がリラックスして血管が広がり、より長く温かさが保てますよ。
洗面器のお湯が冷めてきたら、適宜バケツから追加して下さいね。
寒い時は湯たんぽも効果的
湯たんぽでも、同じ効果が得られます。
足元を温めるのがお勧めですが、場合にはよっては、お腹に抱き抱えるようにして温めても気持ちが良いですよね。
今の湯たんぽは、色も形も様々。カバーも可愛いのが売られていますよ。
でも、足湯や湯たんぽでは、動くのに不便だ!という方は、パンツの上からスカートを重ね履きすることをお勧めします。
太い血管が通っている太股を冷やさないことは、とても重要です!
寝室に暖房なしで寝るには?
暖房なしで部屋を暖める時と同様に、部屋の暖気を逃さず、また、冷たい外気を部屋に入れないことが大切ですよね。
冬はカーテンで断熱
寝室が寒い場合は、カーテン買い替えるてみてはどうでしょうか?
例えば、厚手や遮熱のものにする。
二重にする。
下からの外気を遮断するために、長めのものにする。
ポリ塩化ビニール製のシャワーカーテンにする。
(ビニールハウスのような効果があり、太陽光線をため、暖気を外へ逃がしません。)
自分でカーテンにフリース生地を裏打ちする、などです。
ドアの隙間を埋める
ドアの下から冷気が入るのを防ぐことも大切です!
隙間を埋める専用のテープを貼る。
また、ドア前にカーテンや大判の膝掛けやシートをピンで留める。
また、ペットの出入り口があるお宅なら、その場所にも。効果ありますよ!
窓の断熱にプチプチ
更に、外気を遮断という意味では窓も重要です!
ただ、開けにくくなったり、又は開けられなくなる可能性がありますが…
結露防止シートや梱包材のプチプチを貼ったり、隙間をボロ布や使い古したTシャツ等を切って、埋め込んでも。
寝具の工夫もおススメ
寝具を工夫することも大切です。
羽毛布団も良いですが、先に服装のところでお話ししたように、掛布団も重ねることで空気の層ができ、暖気を逃しません。
特に暑がりの幼児には、この重ねる方法はお勧めで、調節がしやすいですよね。
冷気の入りやすい、肩口や足元の対策も重要です!
ここでも、着る毛布を活用したり、ネックウォーマーを着用したりしてみては。
ただし、靴下はお勧めできません。
本来人は、足や手の平から熱を放出して体温を下げ、深い眠りに入っていきます。
靴下を履いていると熱がこもってしまい、良い睡眠を取れなくなるのです。
手足の冷えが気になる方は、本当に寝る寸前まで靴下を重ね履きしていたり、先にご紹介した、湯たんぽや足湯を活用して温めておいたまま、素足でお布団に入ることをお勧めします。
でも、お布団が寒いと一瞬で足が冷えてしまう…という方なら、お布団自体をお昼間に太陽光に当てて干したり、湯たんぽやドライヤーで事前に温めておくのも手ですね。
体を温める
最後に、自分自身を内から温めておくのも大切です。
体を温める作用のあるハーブティーやハチミツ入りホットミルク、生姜を入れた飲み物等を口にしても。
もちろん、カフェインレスで。
あと、激しい運動は禁物ですが、軽くストレッチ等をして、体をほぐして温めてあげておくことも大切ですね。
まとめ
工夫次第で、電気代を節約しつつ、部屋を暖める方法はあることが、お分かりいただけたかと思います。
ただし、我慢は禁物です!
寒過ぎで動かなくなったり、寒さを我慢して体を強ばらせたりしていると、腰痛や肩こり、しいては頭痛の原因になります。
もちろん、心臓にも負担がかかり、体にとって良いことではありません。
時に暖房を活用することも、あなたの体を守るために必要です。
くれぐれも、賢く節約を楽しむくらいの気持ちで、実践してみて下さいね。