秋の味覚といえば何を思い浮かべますか?
ホックホクの栗がたっぷり入った栗ご飯なんていいですよね。
家庭によって塩気が効いていたり、甘く作ってあったり、どんな栗ご飯も美味しいです。
ですが、たくさん作ったのはいいけれど食べきれなくて保存に困ったこともあると思います。
今回は、炊飯器に栗ご飯をそのまま保温しておいて大丈夫なのか、栗ご飯の翌日の保存、栗ご飯は冷凍保存は可能なのかについて説明していきます。
栗ご飯の保温ってどうしたらいい?
栗ご飯を作ってみたのはいいけれど、食べきれずに余ってしまったことはありませんか?
「いつでも食べられるし、このまま炊飯器の中で保温しておこうかな...」というのはあまりオススメできません。
確かに炊飯器で栗ご飯を作り、炊飯器の電源を切らずに保温状態で保存していればいつでも食べられます。
しかしどんどん味が落ちていってしまいます。。。
また炊飯器の説明書を読むと、「お米以外の調味料や具材を入れて炊いた場合は、炊き上がったらすぐに炊飯器から取り出すように」と記載されています。
これは炊飯器の中に調味料や具材を入れっぱなしにしてしまうと、炊飯器の釜や内蓋などににおいが染み付いてしまうので、そのニオイ移りを防ぐためです。
栗ご飯を作った後、「普通の白いご飯を炊いたはずなのに栗ご飯の味がする!」というのは少し考えものですよね。
さらに栗ご飯をもち米で作った場合には、保温の状態のまま炊飯器に放置してしまうと糸を引いてネチネチになってしまう事もあるので、あまりオススメできません。
栗ご飯の翌日の保存はどうする?
翌日に栗ご飯が余ってしまった場合に避けたほうがいいのは、常温保存する事です。
栗ご飯の常温保存は、とても痛みやすいのでやめておきましょう。
栗ご飯を常温保存した場合の賞味期限は、なんと4時間程度なんです!!
安全な状態で4時間しか持たないなんて驚きですね。
部屋の中の湿度や温度によっては、半日から1日程度持つこともあります。
しかし傷んでしまう恐れがあるので、基本的には翌日に食べる場合でも常温保存はやめておいてください。
豆知識として、ご飯が一番劣化しやすくなるのは「温度が2~3度」の時と言われています。
冷蔵保存をしてしまうと、ご飯がパサついて美味しさが半減してしまう上に、ご飯が固くなってしまうこともあります。
それでもどうしても冷蔵庫で保存冷蔵庫のチルド室に保存するか、冷蔵庫内で一番冷える奥の方に置いて保存して下さい。
冷蔵の場合は2~3日は保存が可能です。
栗ご飯は冷凍できる
栗ご飯をたくさん作って余ってしまっても大丈夫です。
普通のご飯と同じように、栗ご飯も冷凍保存ができるんです♪
栗ご飯の冷凍保存した際は約1ヶ月ほど持たせることが可能です。
栗ご飯の冷凍方法
①冷凍方法はまず栗ご飯の粗熱を取ります。
そしてお茶碗一杯の量に小分けにして下さい。
こうすることで素早く冷凍する事が出来るので、美味しさを損ないません。
②次にラップで包みます。
出来るだけ平らになるように広げると、温め直した時に均等に温まります。
さらに真ん中を少しへこませると、「温めた時に真ん中だけ温まっていなくて冷たい」という事を防ぐ事ができますよ。
この時ふっくらとラップに栗ご飯を入れるのもポイントです。
特にもち米を使って栗ご飯を作った場合にギュッと押し付けて包んでしまうと、お米同士がくっついてしまうので注意して下さい。
④ラップに包んだ栗ご飯をさらにフリーザーバッグやタッパに入れると、他の食品からの臭い移りを防ぐ事ができます。
この時に一旦ラップで栗ご飯が凍るまで待ってから、フリーザーバッグに入れて空気をしっかりと抜いてもう一度冷凍保存するといいですよ。
またフリーザーバッグを金属製のトレイに乗せて冷凍すると、栗ご飯の鮮度が保たれます。
栗ご飯を冷凍保存することができると、作りすぎてしまっても安心ですね♪
冷凍保存した栗ご飯をいざ食べる時には、電子レンジて2~3分温めればOKです。
一度冷凍した栗ご飯は、解凍すると栗がネットリとした食感になるのが特徴です。
ネットリとした食感が好きな方にはオススメですが、栗ご飯のホクホクとした栗が好きな方は、そのホクホクとした食感は失われてしまうので注意して下さい。
まとめ
栗ご飯を炊飯器で保温状態で保存し続けると、どんどん味が落ちていってしまいます。
翌日に栗ご飯が残ってしまっても、常温保存する事はやめましょう。
栗ご飯は常温保存だと、とても痛みやすいです。
冷蔵保存はご飯がパサついてしまい、美味しさが半減してしまいます。
冷凍保存なら一ヵ月ほど保存できるので、おススメですよ!
秋は栗が美味しい季節です♪
秋の味覚の栗がたっぷり入った栗ご飯はとても美味しいですよね。
美味しく食べて、かしこく保存していつでも美味しい栗ご飯を楽しんでくださいね。