ご飯を炊いたら芯が残ったりべちゃべちゃになったり、失敗することってありますよね。
時間がなくて急いでいる時ほど、絶望感でいっぱいな気持ちになりますよね。
でも失敗したご飯を普通のおいしい状態にすることができたら、良いと思いませんか?
今回は、白ご飯や炊き込みご飯が芯があったりベちゃベちゃになる原因と対処法、リメイク方法などについて紹介していきます。
ご飯を炊いたら硬い芯がある?
炊きあがったご飯に芯が残ったら、正直おいしくありませんよね。
芯があるご飯に炊きあがる原因として、お米の量に対して水の量が少ないことが挙げられます。
古いお米の場合は、水の量が多めに必要になります。
ごはんが炊きあがって芯の残るご飯がちょこちょこ続く場合は、炊飯器を疑ってもいいでしょう。
炊飯器など機械モノは、5年が過ぎると能力的に衰えていくモノも存在します。
圧力が落ちてきたりすると、芯が残りやすくなりますね。
ご飯に芯ができたら炊き直し?
ご飯に芯が残った場合は、数か所に穴をあけてから日本酒を入れて炊き直ししてみてください。
貧乏学生だった頃の私は、コップに半分くらいの水をご飯をかけて、マイコンジャーのスイッチをもう一度押して炊き直ししていました。
芯が消えて、普通のご飯になりましたよー。
そういえば上からかける水が少ないと、スイッチを押しても炊きあがり表示になったりしましたね。
ごはんに芯が残って「捨てるしかないのかな?」と思う人もいるかもしれませんが、捨てる前に試してみた方がいいですよー。
ご飯の芯は電子レンジで加熱?
芯ができたご飯は、レンジで再加熱すると芯がなくなります。
ただレンジを使うとご飯の水分が少し抜けるので、加熱前に少し水をかけた方が私は良いと感じていますね。
手間はかかりますがレンジを使うより蒸し器で蒸すと、おいしいごはんに仕上がりますよ♪
ご飯に芯が残った場合のリメイク方法
白いご飯として食べるだけではなく、リメイクして食べるのもいいですよー。
リメイク方法としては、雑炊やリゾット、パエリアなど水分を吸収させるメニューは確実に芯がなくなるのおすすめです。
きりたんぽ風にして、お鍋に入れるという方法も。
ピラフや炒飯、ドライカレーなどの場合は、芯が無くなったか味見しながら調理した方がいいですよ。
ご飯がべちゃべちゃになる原因は?
ご飯がベちゃべちゃになる場合は、水分量が多いことが原因です。
あとお米を水につけておく時間が長すぎたり、割れたりヒビが入っているお米が多いと、べちゃっとした柔らかいご飯になりやすいですね。
ご飯がベちゃべちゃになった場合はどうする?
軽いべちゃべちゃ程度なら、よーく蒸らしてからしゃもじでほぐしてみてください。
これでダメなら、お皿にベちゃベちゃご飯をのせて、ラップをかけずに電子レンジで加熱して水分を飛ばしてください。
ポイントは、お皿を使うこととラップをかけないことです。
ごはんの茶わんを使うよりお皿を使ってご飯を平たくした方が、電子レンジで加熱した時に熱が通って水分が飛びますよ。
あとラップをしてしまうと、水分の逃げ場がなくなり蒸発しないです。
ご飯の具合を確かめながら、加熱する時間を調節してくださいね。
ベちゃべちゃご飯にもかかわらず芯が残っているような場合は、もう一度炊き直しすると普通のごはんになることもありますよー。
ご飯がベちゃべちゃの場合のリメイク方法は?
一番手っ取り早くて食べやすい方法は、お茶漬けですね。
ベちゃベちゃ感がごまかされます(笑)
雑炊などは、普通に美味しく仕上がります♪
焼きおにぎりやドリアは、加熱する時に水分が飛ぶので、良いあんばいに仕上がりますよ。
ご飯が硬い・・・
芯が残ったりベちゃベちゃな状態のご飯よりは、食べやすいです。
ご飯が硬い原因は?
水が少ない状態でご飯を炊いてしまうと、硬いご飯に仕上がります。
水につけておく時間が短い場合も、硬い仕上がりになりがちですね。
ご飯が硬い場合柔らかくするには?
ご飯が硬く炊きあがった場合は、芯が残ったご飯と同様に水を加えて炊き直すといいですよ。
もし炊き直しができない機種の場合は、水を均等に振りかけて保温を続けるとふっくらしてきます。
お茶碗に盛ったご飯い均等に水を少量まぶし、ラップをしてから電子レンジで加熱する方法でもやわらかくふっくらとしたご飯になります。
炊き込みご飯の失敗の原因
炊き込みご飯を「白ご飯」と同じ感覚で炊くと、失敗することがあります。
炊き込みご飯がべちゃべちゃになる原因は?
炊く時の水が多いと、どうしてもべちゃっとしやすいですね。
具材に水分の多いモノを使った場合も、ベちゃべちゃになりやすいです。
きのこ類って意外に水分が出ますよー。
炊き込みご飯のベちゃべちゃを改善させるポイントは?
しょうゆや日本酒を使う場合は、それらを入れた水分量として計算する必要があります。
お米に必要な水分量に調味料を入れていくと、どうしても水分が多くなってしまいますよね。
炊き込みご飯に芯が残る原因
お米以外の具材が入ると、どうしても失敗するリスクが上がります。
あとお米が水を吸いづらいのも、芯が残る原因になりますね。
炊き込みご飯に芯が残らないためのポイントは?
具はお米に混ぜて加熱するのではなく、お米の上にのせた状態で炊いてください。
お米は調味料が入った水だと普通の水に比べて吸水が難しいので、最初に30分以上ただの水につけて吸水させ、その後味付けした水で炊くといいですよ。
炊き込みご飯に芯が残った場合の対処法
茶碗に水を適量いれ、電子レンジで加熱すると良いですよ♪
ラップをかけて数分加熱した後に一度まぜ、もう一度加熱してください。
炊飯器のお釜に水を適量入れ、混ぜてから炊き直ししてみるのもいいでしょう。
ただし炊飯器での炊き直しの場合は、水の量が難しいですね。
白ご飯と同様、蒸し器で蒸すという手もあります。
炊き込みご飯の味にムラができる
タイマーにして炊くと、ご飯の味や色にムラができやすいです。
お米に具材を混ぜて炊いても、ムラの原因になりやすいですね。
炊き込みご飯のムラを防ぐには?
炊き込みご飯の準備ができたら、すぐに炊いてしまうことがポイントです。
寝る前にタイマーをセットしてしまうと、時間がたつにつてれて調味料は水の下の方にたまることになります。
下に調味料がたまったまま炊いてしまうと、お釜の底の方だけ味が濃い炊き込みご飯に仕上がりますね。。
具材はお米に混ぜてしまわずに、お米の上にのせて炊いてください。
炊き込みご飯を失敗した後のリメイクは?
炊き込みご飯がベちゃべちゃの柔らかい状態になったり、芯がある状態で炊きあがってもリメイクするという方法もあります。
味がついている炊き込みご飯だと意外に感じるかもしれませんが、チャーハンにするとおいしいですよ♪
中華風ちまき、焼きおにぎりなどに活用してみるのもいいですね。
まとめ
炊いたご飯に芯ができた場合は、炊き直しや電子レンジを使うことで、芯を消すことができます。
柔らかい状態で炊けたご飯は水分を飛ばすことで、普通のごはんの硬さに近づけることができます。
ご飯の炊き方は、水の量やお米の質などでも大きく左右されますね。
計量カップを使ってお米の量と水の量を、きっちりと計りましょう。