季節ごとのお祝いごとやひな祭りなどに人気のちらし寿司。
ご飯を炊いて混ぜ込むだけで簡単にちらし寿司ができる「ちらし寿司の素」もありますよね。
錦糸卵や桜でんぶなど代表的な具から、マグロやサーモンなどの海鮮系などの具材までさまざまです。
今回はそんなちらし寿司の上に乗せる具のおすすめや、ちらし寿司の素を寿司以外で使う方法、桜でんぶの代用になるものをご紹介します。
ちらし寿司の上に乗せる具は何がいい?
ちらし寿司の上の乗せる具にはいろいろな種類があります。
その具にはどんなものがあるのかご紹介します。
まずは「エビ」です。
エビは腰が曲がるまで長生きしてほしいという長寿の意味合いを持っています。
また、エビの赤色には魔除けの意味もあり、
なんども脱皮をする性質から出世祈願の願いも込められています。
次に「豆」です。
マメに働く、マメな人生という素敵な意味があります。
「菜の花」は、鮮やかな緑色がアクセントになり春らしさを演出してくれます。
「レンコン」は穴が空いているので見通しが良くなるといわれています。
定番のちらし寿司の上に乗せる具は「錦糸卵」「桜でんぶ」「いくら」「のり」「サヤエンドウ」「いくら」などさまざまな具があります。
海鮮系のちらし寿司なら「マグロ」「ゆでだこ」「ちりめんじゃこ」「サーモン」などの具がおすすめです。
他にも「しいたけ」「かまぼこ」「にんじん」「きゅうり」「青じそ」「油揚げ」「カニカマ」「ハム」「ごぼう」「こうや豆腐」「ミニトマト」などたくさんの具材があり、お好み次第でいろいろな具材を使うことができます。
ちらし寿司の素を寿司以外で使うには?
炊いたご飯に混ぜ込むだけで簡単にちらし寿司が作れるちらし寿司の素。
しかし一人暮らしをしている場合などは使い切ってしまうのは難しいですよね。
そんなとき余ってしまったちらし寿司の素を寿司以外で使う方法をご存知ですか?
まずお手軽に試せるのが「卵焼き」です。
卵にちらし寿司の素を加えて卵焼きを作るだけで、五目風卵焼きの完成です。
お弁当にもぴったりですよ。
次に「ミートボール」です。
ちらし寿司の素を細かくみじん切りにして、ひき肉とちらし寿司の素を一緒に混ぜ込みます。
酢が入っているのでとても柔らかいミートボールができます。
鶏ひき肉などを使って大きめの小判型にすれば「和風ハンバーグ」にもアレンジできます。
変わり種もご紹介します。
ちらし寿司の素の酸味がどうしても気になってしまう場合におすすめなのが「パスタソース」です。
ちらし寿司の具をみじん切りにしてトマトとひき肉を加えて弱火でじっくりと煮込みます。
トマトと一緒に煮込むことで、酸味が緩和されて気にならなくなります。
完成したソースに茹でたパスタを加えれば完成です。
このソースは他にもドリアやグラタンにもよく合いますよ。
また、ジャガイモに乗せてから、チーズをトッピングしてオーブンで軽く焼き目をつければ美味しいおつまみにもなります。
桜でんぶの代用になるものは?
ちらし寿司に彩りを添えてくれる桜でんぶですが、桜でんぶの甘みが苦手な人もいると思います。
そんな時に桜でんぶの代用になるものにはどんなものがあるのでしょうか?
まず、色や形、大きさまでよく似ているのが「おぼろ」です。
おぼろはエビをすりつぶして作られていてしっとりとして口で溶けるのが特徴です。
よく桜でんぶと間違われることがありますが、桜でんぶは白身魚の身からタンパク繊維を取り出して砂糖を加えたものなので成分や食感も違います。
色味でいえば「鮭フレーク」もおすすめです。
他にも「焼きたらこ」をほぐしたものでも代用できます。
また色味を付けるという意味合いでは「ゆかり」をご飯に混ぜ込むと鮮やかな色のご飯になりますよ。
市販で「ご飯をピンクにするふりかけ」なども売っているのでこれを代用すればご飯にふりかけて混ぜ込むだけで簡単に綺麗な色のご飯ができます。
仕上がりを美しくしたい場合にはサーモンや生ハムなど、桜でんぶと同じピンク色の食材を使ってバラの飾りなどを作ると華やかに仕上がります。
まとめ
ちらし寿司の上に乗せる具や、ちらし寿司の素を使ったアレンジ方法、桜でんぶの代わりになるものなどをご紹介しました。
ちらし寿司は地方によって「五目ちらし」や「ばら寿司」「まぜ寿司」などさまざまな呼び方で親しまれている人気のメニューです。
好きな具材を乗せたり、余ったちらし寿司の素をアレンジしたりして美味しく味わってくださいね。