餃子は大人も子供も大好きですよね。
ご飯のお供にもなりますし、一口餃子ならパクパク口に運びやすいので、ついつい、食べすぎてしまうことも!
だから、餃子は買ってくるのでは間に合わないから、家族総出で餃子づくりをするご家庭も多いのではないでしょうか。
今回、作り置いた餃子は冷蔵庫に入れておいていいのか、冷蔵庫に入れておくとベちゃベちゃになるのか、家で餃子を作った時の小麦粉の使い方について説明します。
餃子の作り置きは冷蔵庫に入れておいていい?
餃子を手作りするなら、一気に大量に作っておいて、夕飯の分は冷蔵庫保存して、残りは冷凍庫保存としておけば、すごく便利です。
餃子作りは簡単ではありますけど、手作業ですから、時間がかかりますし、大勢で調理をすれば、テーブルや床が汚れることもありますから、まとめて作っておきたいもの。
大量の餃子の餡を混ぜたボールなど、調理器具を洗う手間だって、なるべく1回で済ませたいですしね。
冷蔵庫に餃子の作り置きがあれば、時間をかけずに食事の支度ができますし、冷凍庫に入れておけば、長期間保存できるはず。
市販の冷蔵餃子や冷凍餃子もありますけれど、家で作れば、好きな具や味付けにできますし、子供も手伝いやすく、食育にもなりそうです。
餃子は冷蔵庫に入れるとべちゃべちゃになる?
しかし、餃子を冷蔵庫に入れておいて、気になることが一つ。
冷蔵庫保存しておいた作り置きの餃子を取り出してみると、餃子の皮がべちゃべちゃになってしまうことがあるのです。
冷蔵庫に入れる前はきれいに出来ていたのに、こんなべちゃべちゃになって、皮同士がくっついてしまうと、焼いても残念な仕上がりになりそうで、すごくがっかりですよね。
やっぱり、餃子は食べる前に作る方がよかったのかしら?
このべちゃべちゃになってしまった原因は、具材の野菜から出た水分!
餃子の餡といえば、キャベツや白菜、ニラなどを使いますよね。
ひき肉に混ぜる前に刻んだ野菜をしっかり絞って、水分を切ったはずでも、時間が経つにつれて、水分が出てきてしまい、それを餃子の皮が吸収して、べちゃべちゃになってしまうのです。
こんなべちゃべちゃの餃子を菜箸で触ったら、すぐに皮が破れ、餃子が台無しになってしまいそうですよね・・・。
餃子の保存には小麦粉を使う?
餃子の出来栄えは形も大事ですけど、皮が破けていないこと!
破けてしまった餃子は肉汁や旨味が流れてしまいますし、何しろ、見た目がきたなくなってしまいますからね。
餃子を保存する時には皮を破けないようにしたいものです。
そこで、おすすめの方法が小麦粉をまぶす!
アルミ製のトレーか、お皿などにアルミホイルを敷いて、その上に作り終わった餃子をくっつかないように離して並べます。
並べた餃子の上から、小麦粉をパラパラとまぶすように振りかけていきます。
さらに、その上にアルミホイルを広げて、ふたをします。
この状態で、冷蔵庫に入れると、アルミは熱を伝えやすいので、早くしっかりと餃子の温度を下げ、味を落とさずに保存できます。
この方法は小麦粉ではなく、片栗粉でも代用できますし、冷凍保存する時もアルミホイルで包むのがおすすめです。
保存しておいた餃子を焼く時は、まずした小麦粉や片栗粉が軽く振り落としてください。
少し残したまま焼いていくと、餃子のハネが出来上がり、それはそれでいいですよね♪
また、粉を振りかけないで、べちゃべちゃを回避する方法としては、餃子の具材自体を水分が多い野菜は少なめにするとか、水分を吸収する具材(干しエビやパン粉など)を混ぜるとかする方法もあります。
あと、ひと手間増えてしまいますが、茹でてから冷蔵庫保存するのも、べちゃべちゃにならないらしく、食べる前にフライパンなどで焼いて、美味しい焼き餃子になります。
まとめ
餃子を冷蔵庫で作り置きするなら、小麦粉や片栗粉をまぶしておくと、皮同士がくっつきにくく、べちゃべちゃになりにくくなります。
また、アルミのトレーやアルミホイルを使うことで、餃子に冷気が伝わりやすくなりますから、冷蔵保存や冷凍保存の時はおすすめです。
餃子の餡に野菜を多く使うと水分が出やすいので、しっかりと絞ってから混ぜたり、水分が少なそう野菜を選んだりする工夫も、餃子を作り置きするなら試してみてくださいね。