プリンの材料は最低、牛乳と卵と砂糖があればいいので、思い付いて時に作れていいですよね。
でも、気づいたら、バニラエッセンスが無かった・・・。
もう卵を割ってしまったし、何か、バニラエッセンスの代わりになるものはないかしら?
ここでは、バニラエッセンス無しのプリン作りについてや、バニラエッセンスの代用品、バニラオイルでも作れるのかについて説明します。
プリンはバニラエッセンスなしでも作れる?
バニラエッセンスなしでも、プリンを作ることは可能ですよ~。
ふんわりとした甘い香りがプリンをより美味しくしてくれるもの。
あれが無いプリンなんて・・・。
バニラエッセンスはお菓子作りではよく使われるもので、お菓子に甘い香りを付けるのに使います。
また、牛乳や卵の臭みを消す役割も担っています。
ですので、バニラエッセンスが無くても、プリン自体は固まりますし、味も美味しいはずなのですが、どうもイマイチになってしまいそうです。
そこで、次ではバニラエッセンスの代用品を紹介しますので、ぜひ、使ってみてください。
プリンを作る時にバニラエッセンスがない場合の代用品
バニラエッセンスが無い・・・と諦める前に、キッチンにバニラエッセンスの代わりになりそうなものを探してみてください。
但し、液状の代用品は使用量に注意しないと、固まりにくくなってしまいます。
少量でも加熱すると香りが強くなってくることが多く、バニラエッセンスを使う時も2,3滴程度ですから、使用量には気を付けてくださいね。。
① ラム酒、ブランデー、カルーア
ラム酒やブランデーはバニラエッセンスと同様、お菓子作りには香りづけとして、よく使われるものです。
レーズンを使ったパウンドケーキとか、洋酒を効かせたチョコレートとか。
どれも濃厚な甘い香りで高級感があり、バニラエッセンスの代用品にバッチリです!
カルーアはカルーアミルクという甘いカクテルに使うコーヒーリキュールで、これを使うと、バニラエッセンスの代用品というより、甘い香りのコーヒープリンになります。
どれも、アルコール度数が高いお酒ですが、プリンの加熱工程でアルコール成分はなくなってしまいますので安心してください。
ただし、小さいお子さんや年配者など、アルコールが苦手な人にプリンを食べさせる予定なら、アルコール成分が無くなるとしても、この香り自体で気分が悪くなることもあります。
使用の際は、注意してください。
② メープルシロップ
ホットケーキやフレンチトーストにかけることが多いメープルシロップも、甘い香りがしますから、バニラエッセンスの代わりになります。
メープルシロップを入れると甘い香りだけでなく、プリン自体を甘くしてしまいますので、砂糖の量を減らして調節しましょう。
③ ココナッツオイル
これもバニラエッセンスと同じように、甘い香りがたっぷりです。
通常、固形になっていますので、プリンに入れる時は液体にしてから混ぜましょう。
④ バニラビーンズ
これもバニラエッセンスと同じ、甘いバニラの香りがします。
黒い細い鞘から黒い種を取り出して、プリンに入れると、生地に黒い粒々が混じり、食感もプチプチしますけど、これはこれで美味しいです♪
プリンはバニラオイルを使っても作れる?
バニラエッセンスとほとんど香りが同じバニラオイル。
もちろん、これもバニラエッセンスの代用品になり、レシピによっては加熱しても香りが残りやすいバニラオイルの方を薦めている場合もあります。
けれど、一つ気を付けてほしいのが、加熱をしないレシピにバニラオイルを使うと、べたついてしまいます。
例えば、ゼラチンを使って固めるプリンやアイスクリームなど。
蒸し器で蒸したり、湯せんで温めたりして固めるプリンの時はバニラオイルが使えます。
バニラオイルは熱を加えないと、香りが出てこないので、使い方には気を付けましょう。
まとめ
プリンの美味しさに欠かせないバニラエッセンスはキッチンにある他の物でも代用できます。
例えば、ラム酒やブランデー、コーヒーリキュールのカルーアなど甘い香りのするアルコールはプリンに入れても、加熱工程でアルコール成分が飛びますので心配いりません。
また、メープルシロップやココナッツオイル、バニラビーンズなどでも、甘い香りをプラスできます。
バニラオイルもプリンの香りづけに使えますが、ゼラチンで固めるタイプのレシピの場合、加熱工程がないので、べたついてしまうことがありますので、気を付けてくださいね。