香ばしく焼けたお肉を回りの人を気にせずに食べられる「おうち炊き肉」は、美味しいし家族みんなで食べられるので楽しいですよね。
ただ、家で焼き肉をすると煙で火災報知器が作動してしまうのが怖いと感じることはありませんか?
マンションやアパートならなおさらです。
今回は、家で焼き肉をする時に火災報知器を作動させない方法や、煙対策、換気扇の使い方についてご紹介します。
家で焼肉をすると火災報知器がなる?
家で焼き肉をしたいと思っても、煙や臭いなど気になることはいろいろありますよね。
気になることの一つに、焼き肉をすることで作動するのではないかと心配になる火災報知器があると思います。
実は、アパートやマンションなどの集合住宅では火災報知器が作動しやすく「ちょっと焼き肉をしただけなのに火災報知器が作動して大騒ぎになった」ということもよくある話なんですよ。
場合によっては、お風呂のカビを取ろうと「塩素系漂白剤」を使って火災報知器が作動したというケースも…(>_<)
とはいえ、焼き肉をしたいために火災報知器が設置していない住宅を探すのも難しいんです。
それは、集合住宅や一戸建てを含むすべての住宅に、火災報知器の設置義務があるからなんです。
火災報知器が設置義務化されたことによって、火災による死亡者数は年々減少しているそうですよ。
さて、焼き肉をする時に火災報知器が作動するのが心配な時は、火災報知器の電源を一時的にOFFにすれば大丈夫です。
一戸建て住宅の場合には、自分達で火災報知器の電源を操作してOFFにしましょう。
裏側の電池の線を抜くだけのタイプもあります。
アパートやマンションなどの集合住宅の場合には、集合盤で管理されていることがあります。
集合盤で管理されている場合、各家庭個別に対応できるようになっていることが多いので、管理人さんなどに話をして自分の部屋をOFFにしてもらってください。
もし、フロア全体で管理されているようであれば、残念ですが電源をOFFにすることは無理です。
他の住人に万が一のことがあった場合に非常に危険ですからね。
アパートやマンションの場合でも各家庭で各自対応できるようになっていれば、自分達で電源をOFFにしたり、電池を抜く・電源配線を取り外すなどすればOKです。
ただし、どの場合であっても焼き肉が終わったら火災報知器の電源をONに戻したり、管理人さんに話をして火災報知器が作動出来る状態にしておくようにしてくださいね。
戻すのを忘れてしまうと、万が一の時に非常に危険ですよ。
家で焼肉をする時の煙対策
家での焼き肉は煙が出るから嫌だという人は多いです。
でも、家で焼き肉をしても煙を少なくさせる方法があるんですよ。
それは、
・煙が出にくい肉を選ぶ
・煙の出にくい道具を選ぶ
ということです。
焼き肉のメインである肉は、煙が出やすい肉と出にくい肉があるんです。
脂身の多い肉ほど煙が出やすく、さらに臭いも出やすいんです。
煙を少なくするためには、脂身の少ない牛の赤身肉などがオススメですよ。
また、タレ付きの肉は焼いている時の煙や嫌な臭いの原因となります。
焼いた後にタレを付けて食べるほうが、煙や臭いを少なくさせることが出来ますよ。
煙の出にくい焼肉の道具は、いろいろなものが売られています。
手ごろな価格で買えるものから数万円程度のものまで幅広く揃っているので、店舗やネットなどで探してみると楽しいですよ。
特に、無煙炭火ロースターは油が直接炭火にかからない仕様になっているので、煙が少なく焼き肉を楽しむことが出来ますよ。
家で焼肉をする時の換気扇の使い方は?
家で焼き肉をする時は「窓を開けて換気をしながら行う」・「換気扇を回しながら行う」というのが基本です。
換気扇は窓を開けて空気を動かすことで、換気の力を発揮してくれます。
窓を閉めたまま換気扇を動かしても、室内の空気はそれほど動かず、換気能力はそれほど高くありません。
煙や臭いが充満しないように窓を開けるのもいいのですが、換気扇の間に空気の流れが出来るような位置の窓を開けるとより効果的です。
また、数か所の窓を開け、空気の通り道を作り、扇風機を野外に逃がす方法もあります。
臭いが充満してから換気するのではなく、焼き肉をしている間は常に換気している状態にしておくことで、煙や臭いの充満を防ぐ効果が得られます。
冬場などどうしても窓を開けるのが辛い場合には、換気扇を回すだけでなく空気清浄機もフル活用するなどしましょう。
また、ホットプレートで焼き肉をする場合はリビングやダイニングで行いがちですよね。
ですが、換気扇のすぐそばで調理してからテーブルに持っていくスタイルにするだけで、煙が充満せずにすみますよ。
少し手間がかかるので面倒だと感じることもありますが、焼き肉が終わってからの臭いが確実に軽減するので一度試してみてくださいね。
まとめ
家で焼き肉をする時に火災報知器が作動しないようにするためには、一時的に火災報知器の電源をOFFにしましょう。
アパートやマンションの場合には自分達で操作することができない場合があるので、管理人さんなどに言って操作してもらいましょう。
ただし、焼き肉が終わったら電源をONにすることを絶対に忘れないようにしてくださいね。
焼き肉をする時に煙を少なくさせるためには、煙が出にくい肉を選んだり道具を変えることが大切です。
肉は脂身の少ない牛の赤身肉がおすすめです。
道具はネットなどでいろいろな種類のものが売られていますよ。
焼き肉をする時は、窓を開けて換気扇を回しながら行うのが基本です。
窓と換気扇の間に空気の流れが出来るような位置の窓を開けると、より効果的ですよ。
家族みんなでホットプレートを囲んで食べられる焼き肉は、火災報知器の心配や煙対策をすることでさらに楽しい時間となりますね。
今週末はおうち焼き肉で少し贅沢をしつつ、家族みんなで楽しいひと時を過ごされてはいかがですか。