炊飯器で簡単にご飯が炊けるとしても、それとは別に、パックご飯があると便利ですよね。
災害時はもちろんのこと、炊飯器のスイッチを入れ忘れて、ご飯が炊けてなかった時とか、炊飯器に炊けているご飯の量が足りなかった時とかに、パックご飯があると本当に助かります。
最近のパックご飯は、以前よりも断然美味しくなったという噂ですが、でも、久しぶりに食べてみると、やっぱり、炊飯器のご飯の方が美味しいかも・・・。
ここでは、パックご飯を美味しくする方法、クサいと感じたらどうしたらいいのか、パックご飯はそのまま食べれるのかについて説明します。
パックご飯がまずいと感じた場合の対処法!
パックご飯だって、十分、美味しいです。
だけど、まずいと感じる原因は2つ!
パックご飯に使われている添加物と、容器のこもり臭。
これが、どうやら、パックご飯の美味しさを半減させてしまっているようです。
まず、パックご飯には防腐剤として、酸化剤やpH調整剤などというものが使われていることがあります。
これによって、食品が弱酸性を保ち、食中毒菌などの発生を抑制しているんですよね。
人体への影響はないものですが、ちょっと独特な酸っぱい臭いがしてしまうのが欠点なのです。
ごくまれに、通販サイトなどで探すと、無添加のものも見つかりますけど、ほとんどのパックご飯は添加物が使用されています。
しかし、もし、まずいと感じたら、味付けするなど、ひと手間かけると、グッと美味しくなります。
例えば、チャーハンや雑炊、混ぜご飯などにするのはいかがでしょうか。
キムチ、納豆、ショウガなど香りが強い食材と一緒に調理すれば、添加物の臭いなんて、全く気にならなくなります。
では、パックご飯がまずいと感じる、もう一つの原因であるパックのこもり臭。
これについては、どうしたらいいのでしょうか?
それは、次の章で説明しますね。
パックご飯が臭いと感じる場合は?
パックご飯の容器はプラスチック製のものが多く、温めた直後、ビニール臭くなってしまうことがあります。
対策としては、アツアツのご飯が少し冷めるまで待ってみましょう。
それだけで、臭く感じなくなることもあります。
それでも、臭いと感じる時は、パックご飯を容器から取り出して、ご飯茶碗などに移し替えてみましょう。
陶器製の食器などに移し替えると、臭いが気にならなくなってきます。
容器を移し替えても、ご飯にこの臭いが付いてしまっていることがある時は、奥の手を使いましょう!
その奥の手については、次の章で説明します。
パックご飯はそのまま食べて大丈夫?
最初の章でも説明しましたが、パックご飯の臭いがどうしても気になる時は白いご飯のままではなく、ひと手間加えて、調理すると、気になる臭いがなくなっていきます。
その時、実はパックご飯を温めてから調理しないで、そのまま調理しても大丈夫なのです。
ですから、いつもパックご飯の臭いが気になっている方は、加熱しないで、いきなりチャーハンや雑炊に使ってしまうことも可能なのです。
では、パックご飯を加熱しないで、そのまま食べることはできるのでしょうか?
それについてはおすすめできません。
一応、パックご飯は加熱調理済みのご飯が入っているのですが、食べる直前に温めることでご飯の成分(でんぷんなど)が消化しやすい状態なるようになっています。
ですから、加熱していないパックご飯はパサパサで旨味がなく、消化不良を起こしてしまう心配もあります。
レンジ加熱や湯せん加熱しなくても、炒めるなどの調理をして食べた方が断然美味しいです。
また、災害時に利用する可能性もあるパックご飯ですが、ライフラインのストップで電気もガスも使えない時は、カイロで温める方法もあるそうです。
まとめ
パックご飯の気になる臭いは添加物や容器が原因の場合が多いです。
容器の臭いはご飯を冷ましたり、容器を移し替えたりすることでなくなっていくこともあります。
どちらの臭いもなくならない時は白いご飯として味わうのではなく、チャーハンや雑炊などに作りかえてしまうのがおすすめです。