ビタミンたっぷりなブロッコリー。
緑鮮やかですから、色どりもよく、いろんな料理に使いたいものです。
でも、買ってきて冷蔵庫に入れておいても、緑色のつぼみが開いて黄色くなってしまいますよね。
ここでは、ブロッコリーを茹でて長持ちさせる方法、長持ちする茹で方、冷凍できるのかについて説明します。
ブロッコリーを茹でて日持ちさせる保存方法は?
茹でたブロッコリーを長持ちさせるには、冷凍保存が一番です。
ただし、食感が少し失われますけどね…
短時間で塩ゆですると、冷凍しても食感が失われにくいです。
ブロッコリーは、意外にも鮮度が落ちやすいです。
出荷される時は一緒に氷が詰められるほど、デリケートな野菜なのです。
だから、買ってきたら、なるべく早めに茹でてしまうのが鉄則!
でも、茹でたら、なおさら早く食べないとダメな感じがしますよね。
たしかに、冷蔵庫での日持ちは2~3日。
生のまま保存しておくと、緑色から黄色に変わってきて栄養価も落ちてきてしまうから、それを食い止めるために茹でておくことは有効です。
それに、茹でておけば、調理にも使いやすい!
ハンバーグなどの肉料理に茹でたブロッコリーを添えたり、生野菜と茹でたブロッコリーを混ぜて野菜サラダにしたり、本当に便利です。
ブロッコリーが長持ちする茹で方は?
まず、ブロッコリーは細かい部分にゴミなどが入っていることがありますから、葉と芯を取り除き、塩水が入ったボールに逆さまに浸けて、振り洗いしましょう。
その後に、小房に切り分けます。
さらに、海外産のブロッコリーは農薬や防腐剤噴霧の可能性が高いので、一度、熱湯で煮沸しておくと安心です。
そして、茹でる時は少し塩を入れると、色が濁らず、鮮やかなままをキープできます。
ブロッコリーが半分浸る程度の水を鍋に入れて、沸騰したら、鍋の蓋をして、蒸し茹でをしていきます。
茹でる水が少ないから、栄養の流出を最小限に防ぐことができます。
さらに、忙しい方におすすめの茹で方を紹介します!
鍋ではなくて、フライパンに大さじ3杯の水を入れて、3分間蒸すだけ!
お湯を沸かす時間もかからないし、ブロッコリーが茹で過ぎにならないから水っぽくもならず、程よい食感になります。
電子レンジでも茹でられます!
水洗いしたブロッコリーに水を振りかけて、ふんわりと軽くラップで覆った状態で、500Wのレンジで2分半から3分程度加熱します。
尚、茹でた後、ブロッコリーを冷ますのに水に浸けるのはNGです。
ブロッコリーが水っぽくなりがちです。
茹でた後はザルに上げて、団扇やミニ扇風機で冷ましましょう。
ブロッコリーは茹でた後に冷凍できる
最初から冷凍保存する予定なら、茹で時間は短く、固茹ででOKです。
目安としては熱湯で30秒程度。
電子レンジ加熱でも通常より短めで。
茹で時間を短くすることで、栄養価や食感が失われるのを抑制します。
そして、キッチンペーパーなどでしっかりと水気を取り、冷ましてから冷凍します。
ここで水気を残してしまうと、解凍時にブロッコリーが水っぽくなってしまうので気を付けましょう。
心配な方はブロッコリーの下に吸水シートなどを敷いた状態で密封できる袋や容器に入れて冷凍保存すると完璧です。
解凍するときは自然解凍や冷蔵庫解凍より、もう一度、茹でるのがおすすめ。
既に固茹で済みですから、茹で時間は短くて大丈夫!
逆に、冷凍前に固茹ででなく、しっかり茹でてしまうと、解凍で茹でた時にブロッコリーが柔らかくなり過ぎてしまいます。
また、電子レンジで解凍する時は加熱時間を短めにして、上手く調節してください。
加熱し過ぎると、ブロッコリーの水気が飛び過ぎてしまうことがあります。
解凍が上手くいかなかったブロッコリーはサラダなどには使いにくいですが、炒め物やープなどでしたら十分に使えますので、諦めないでくださいね。
冷凍保存したブロッコリーは水っぽくて美味しくないとも言われますが、時短調理にはとっても便利ですし、味がしみこみやすいからシチューなどの煮込み料理などではとても美味しく仕上がります。
ちなみに、冷凍保存したブロッコリーは約1カ月日持ちします。
まとめ
食感も栄養も損なわないようにブロッコリーを保存するには、短めの茹で時間がコツになります!
茹でたブロッコリーは献立の一品追加に大変重宝します。
調理時間の短縮にも本当に便利!
冷凍したブロッコリーはもう一度茹でて使うのがおすすめ!
固茹でしてあるから、短時間の茹で時間でちょうどよく解凍されます。