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りんごを塩水につける時の濃度。つけっぱなしは?なぜ変色防止に?

切ったりんごの変色防止には塩水に浸けるといいと聞きますが、しょっぱくなるのが嫌ですよね。

しかし、だからといって、塩水に少ししか浸けないと、変色防止できなさそうだし、難しそう・・・。

ここでは、りんごを塩水につける時の濃度、塩水につけっぱなしにしたらどうなるのか、なぜ塩水が変色防止になるのかについて紹介していきます。

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りんごを塩水につける時の濃度は?

今までも、りんごを塩水につけていたけれど、しょっぱいことがありませんか?

塩の量が多かったかもしれませんね。

基本的な分量は、200㏄の水に対し、塩は1g、ひとつまみ入れる程度でOK!

この塩水は確かに塩の味がしますけど、飲めないほどしょっぱくはないです。

 

そして、りんごを浸ける時間は1分ぐらいで大丈夫!

もっと長い時間、浸けていませんでしたか?

塩を多く入れたり、長い時間浸けたりしても、変色防止の効果は変わりませんし、しょっぱくなってしまうだけです。

 

ちょっとの塩で、さっと浸けるだけで、6時間ぐらいは変色を抑制することができます。

朝のお弁当作りに、塩水に浸けたりんごを使って、お昼ごはんにお弁当を開けた時まで、変色が抑えられたらいいですよね。

塩が少な過ぎるのも変色防止になりませんから、目安の量を守ってくださいね。

 

けれども、この目安でも塩辛いと思う方もいるかもしれません。

変色防止の効果がある濃度は0.5~1%と言われていて、200㏄の水に塩1gは濃度0.5%ですので、これよりも塩を控えてしまうと、変色防止の効果は薄くなります。

だけど、しっかり確実に変色を抑えたい時は、やはり、濃度1%にしてください。

このバランスが難しいところですね。

りんごを塩水につけっぱなしにしたらどうなる?

塩水につけっぱなしで保存したら、半日ぐらいは変色を防ぐことができますが、水溶性の栄養素が流れてしまう恐れがあります。

また、りんご自体も、水を含んで、ブヨブヨに食感が変わってしまうことがありますから、塩水につけっぱなしにして、いいことは無いですね。

 

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りんごが塩水で変色防止になるのはなぜ?

そもそも、りんごが変色してしまうのは、りんごにあるポリフェノールという栄養素が空気中の酸素に反応することで、メラニンという褐色物質が発生する現象です。

ポリフェノールは植物が光合成を行う時に発生する成分で、抗酸化作用があり、健康や美容に役立つと言われています。

 

この変色は褐変現象と言われ、りんごだけでなく、バナナや梨など多くの野菜や果物で起こります。

酸化したポリフェノールは効果も薄れてしまっている可能性がありますから、変色したりんごを食べても大丈夫ですが、やはり、変色を防止したいですね。

 

ところで、変色するのはりんごの断面だけ、つまり、空気が触れた部分のみなのです。

そこで、塩水を浸けると、りんごの表面に付着した塩分(ナトリウムイオン)が酸素と結合してくれるので、ポリフェノールが酸化することはなく、変色が起こらなくなるのです。

 

ちなみに、りんごを塩水につけて、しょっぱいからと、水で洗ってしまうと、変色防止効果は無くなってしまいます。

どうしても、塩水の味が気になる場合は、ラップで包むだけでも、少しは酸化が抑えられると言われていますから、試してみてください。

 

また、砂糖水、蜂蜜水もりんごの断面をコーティングして、変色を防止する作用があります。

しょっぱいのが苦手な人はこちらの方がおすすめです。

 

分量は塩水の時と同じぐらいで、5分ぐらい浸しておくとOK!

レモン水やクエン酸水、炭酸水にも変色防止効果があると言われています。

これは、含まれているビタミンCがポリフェノールより先に酸素と結合するので、変色予防になるのです。

 

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まとめ

りんごの変色防止に使う塩水の濃度は0.5~1%にしましょう。

塩の量をこれ以下にしてしまうと、変色防止効果が薄くなります。

また、これ以上、塩の量を増やしても、変色防止効果は変わりません。

また、塩水に浸けておく時間は1分で十分です。

長く浸けておくと、水溶性の栄養素が流出してしまいます。

りんごを塩水に浸けると、ナトリウムイオンが酸素と結合してくれるので、ポリフェノールが酸化せず、変色が抑えられます。

どうしても、塩水の味が気になる人はラップで包むだけでも、酸化を抑制できますので、試してみてくださいね。

 

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