すき焼き用の肉をたくさん買ったけれど、余ってしまうことがありますよね。
すき焼きは作りながら食べるから、つい、多めに買いがちです。
でも、この肉をすき焼き以外で調理するのってどうなのでしょうか?
せっかくの肉、美味しく食べ切りたいもの。
ここでは、すき焼き肉を焼いたりそれ以外で使うのはどうなのか、しゃぶしゃぶ用の肉を焼くのはどうなのかについて説明します。
すき焼き用の肉を焼くのはおいしい?
すき焼き用の肉は脂身がほどよく混じって、煮込むと甘く、柔らかくなるのが特徴です。
これを焼いて食べるのはどうなのかしら?
焼き肉用の肉よりは、すき焼き用の肉は少し薄めですけれど、焼き肉や生姜焼きにしても美味しいです。
但し、焦げやすいので注意してください。
また、薄いので、味がからみやすいので、調味料の使用量を調節しましょう。
子供や年配者にとっては、すき焼き用の薄い肉は食べやすいので喜ばれます。
また、すき焼き用の肉は薄くスライスされていますから、何かと一緒に巻いてから焼く調理法もおすすめです。
例えば、長ネギをスライスしたものをすき焼き用の肉で巻いて焼き、甘辛く味付けすれば、お弁当の一品にピッタリです。
巻く野菜は大葉、インゲン、アスパラ、ニンジンなど、何でもOK!
野菜が苦手な人でも食べやすい料理になります。
すき焼き用の肉をすき焼き意外で使うとどうなる?
同じような煮込み料理、例えば、牛丼や肉じゃがなどには全く問題なく使えます。
日頃、ばら肉で作っていたのに、すき焼き用に買ったリブロースなんて使ったら、いつもよりワンランクアップして仕上がるでしょう。
すき焼き用の肉をしゃぶしゃぶにして食べるのも美味しいです。
少し、すき焼き用の肉の方が、しゃぶしゃぶ用の肉より厚さがあるので、時間をかけて茹でるようにしましょう。
参考までに、すき焼き用の肉の厚さは約1.8~2.5㎜、しゃぶしゃぶ用の肉の厚さは約1.5~2.0mm、焼き肉用の肉の暑さは約5㎜らしいです。
正確には、使われる肉の部位にも違いがある場合もあり、定義があるわけではなく、販売店によって規格自体が違うので、消費としてはそんなにこだわらず、いろいろな牛肉料理に使ってもよさそうです。
しゃぶしゃぶ用の牛肉を焼いてもいい?
お店に並んでいる肉の中でも、一番薄くスライスされているのがしゃぶしゃぶ用の肉。
これを焼いて食べるのはどうでしょうか?
肉がかなり薄いから、焦げ付いて、鉄板に引っ付きそうな感じもしますよね。
しかし、実は、焼きしゃぶといって、普通の焼肉よりも数倍美味しいと話題になっているのです。
焼きしゃぶはその名の通り、しゃぶしゃぶ肉を焼く料理ですが、とても薄い肉なので、焼くというより炙るという感じです。
軽く炙った肉を焼き肉たれで食べてもいいですが、ポン酢やゴマダレなど、しゃぶしゃぶ風に食べても美味しいです。
また、卵黄と麺つゆを混ぜたものにつけて食べて、すき焼き風も味わえます。
それから、ダイエット中の人には気になるカロリーのことですが、意外にも、焼いた方が茹でるより脂が落ちやすいのです。
それなら、焼肉の方が低カロリー?
けれども、盲点なのが焼肉のタレ。
これが結構カロリーが高いので、ポン酢で食べるしゃぶしゃぶの方が一般的にダイエット向きとされているのです。
また、適度な良質な脂が残るしゃぶしゃぶは腹持ちがいいということもあります。
でも、焼きしゃぶならいいとこどりかもしれないですね。
焼き肉よりも焼く時間がかからず、鮮度のよい牛肉であれば、少しレアでも大丈夫。
豚肉の場合は、しっかり火を通してください。
付けるタレを変えれば、さまざまな味が楽しめる焼きしゃぶ。
ぜひ、一度、試してみてくださいね。
まとめ
すき焼き用の肉は薄くスライスされていますから、そのまま焼いても食べられますが、野菜を巻いてから焼くのもおすすめです。
すき焼き用の肉で、牛丼や肉じゃがなどの煮込み料理を作るのも問題ありません。
むしろ、いつもよりもゴージャスになることも。
最近、焼きしゃぶという食べ方が人気になっています。
薄切り肉を炙って食べる方法で、すぐに焼きあがるし、いろんなタレを楽しめます。
すき焼き用の肉といっても、すき焼きだけでなく、いろんな牛肉料理に使えますね。