美味しいおでん、いろんな具を入れていると、汁が足りなくなることがありませんか?
おでんの具のセットに添付されていた汁だけでは少なすぎる~!
いつも使っているおでん汁の素がもう無い~!
こんな時、どうしたらいいのでしょうか?
おでんの汁が薄い時も、どうしたらいいのか困りますよね。
ここでは、おでんの汁が足りない時や薄い場合の対処法、カロリーはどれくらいなのかについて紹介していきます。
おでんの汁が足りない…
たくさんの具を鍋に入れると、汁が足りなくなってきますよね。
また、おでんを食べていると、汁が減ってくることがあります。
まだまだ、具が残っているのに、汁が足りないなんて、もう、おでんは作れないの?
そんな時は、市販の汁や、汁の素に頼らず、自分で作ってしまいましょう!
おでんの汁を作るのは難しいことではありません。
だし汁に、味付けをするだけ。
だしは本格的に鰹節や昆布から取ってもいいし、時間が無い時はだしの素やだしパックを使ってもOK。
それに、味付けをするのですが、ここが結構、地域や家庭によって違います。
関東風のおでんの場合は塩味がメインですが、関西風ですと、砂糖が入ることがあります。
それに、醤油・みりんなどで味を調えるレシピが多いです。
名古屋おでんは八丁味噌などの甘めの味噌を加えますし、静岡おでんは出汁粉が入った黒い汁が特徴です。
いろいろありますので、自分の好みに合ったおでんの汁を作ってくださいね。
おでんの汁の簡単レシピ
ごく一般的なおでんの汁のレシピを紹介しておきます。
水1000ccに対して、だしの素小さじ3、砂糖小さじ1.5、塩小さじ1.5、醤油大さじ1を鍋に入れて、沸騰手前まで温めます。
味が薄そうに見えるかもしれませんが、温めていくと徐々に醤油の味が出てきます。
また、おでんの具からも旨味が出てきますので、ちょうどよい味になっていきます。
特に、さつま揚げや竹輪、昆布、ソーセージなどは煮ると旨味が出てきて、おでんの汁を美味しくしてくれますので、おすすめです。
おでんの汁が薄い
おでんは具も美味しいけれど、汁も楽しみたい人が多いですよね。
だけど、汁が薄くなってしまうことがあります。
特に、大根や豆腐などの水分をたくさん含んでいる具を煮込むと、水分がたくさん出てきて、汁が薄まってしまいます。
そこで、おすすめなのは、塩や醤油を足す方法です。
ポイントは鍋に入れるのではなく、おでんをよそったお皿の方に調味料を足すのです。
こうすれば、自分好みの味付けが出来ますし、濃くなってしまったら、また、汁を足して、調節もしやすいです。
意外に思われるでしょうが、ポン酢を加えると、味が引き締まるのでおすすめです。
おでんの鍋自体に梅干しを入れて、スッキリ味の汁に仕上げる裏技もあります。
出汁の味が足りないと感じる時は、鶏団子や巾着など、だしが出るものを加えると美味しくなります。
巾着は餅巾着でなくて、しいたけやトマトなどの旨味がある野菜を入れた巾着なども、汁の味に深みをプラスしてくれます。
おでんの汁のカロリーはどれくらい?
おでんの汁は本当に美味しいですよね。
具はお腹に溜まるけど、汁なら、いくら飲んでも問題ないですよね?
おでんの汁自体のカロリーは100ml当たり、約20キロカロリーです。
炭酸飲料などは100ml当たり約50mlですし、牛乳も約70mlありますから、それに比べると、おでんの汁のカロリーは低いです。
しかし、問題なのが塩分。
おでんの汁100ml当たり、塩分含有量は約1.4g。
おでんのお椀によそられる汁の量は約300mlなので、塩分は約4.2g。
塩分の1日の目標摂取量は7~8gと言われ、世界保健機構では5g以下としていることを考えると、お椀に入っているおでんの汁を全部飲み干してしまうのは大問題です。
他の食事でも塩分を摂取することを考えると、1日の目標摂取量を超えてしまう可能性があり、おでんの汁は全部飲まない方がいいのです。
透明な汁なのに、結構多く塩分が含まれているのですね。
カロリーは低いですが、塩分の過剰摂取になりやすいので、汁を飲むのはほどほどにした方が良さそうです。
まとめ
おでんの汁が足りない時は、自分で出汁や調味料を混ぜて作ることもできます。
出汁の素を使えば、手軽に作れてしまいますし、自分オリジナルの味付けができますので、ぜひ、試してみてください。
おでんの汁が薄くなった時も、よそったお椀に醤油や塩など少し加えることで、味を調節することができます。
鍋自体に調味料を加えてしまうと、調節が難しく、失敗した時に修正するのも大変になりますので、自分のお椀で味を足しましょう。
おでんの汁は低カロリーですが、塩分がたくさん含まれているので、飲む量は控えめにしてくださいね。