
寒い季節になると食べたくなる、おでん。
大根や卵、こんにゃく、ちくわ、はんぺんなど、いろいろな具材を楽しめるのがおでんの魅力ですよね。
そこへ、
「ウインナーも入れてみようかな?」
と思うこともあるのではないでしょうか。
ウインナーは特別な下ごしらえをしなくても使いやすく、いつものおでんへ追加しやすい具材です。
一方で、実際に入れようとすると、
「おでんにウインナーを入れるタイミングはいつ?」
「大根と一緒に最初から入れていい?」
「ウインナーは何分くらい煮るの?」
「下ゆでしてから入れたほうがいい?」
「切れ目を入れたほうが味が染みる?」
「煮ていたら皮が割れたけれど、どうして?」
「完成したおでんに後から入れても大丈夫?」
など、意外とたくさんの疑問が出てきます。
最初に結論からお伝えすると、おでんのウインナーは、基本的にはおでん作りの後半に入れると扱いやすいです。
大根のように、最初から長時間煮込む必要はありません。
ウインナーは長時間煮込めば煮込むほどおいしくなるとは限らず、煮すぎることで、
皮が割れる
食感が変わる
肉汁や脂が汁へ出やすくなる
ウインナーの風味がおでん全体へ強く出る
といったこともあります。
そのため、
時間のかかる具材を先に煮る
↓
おでん全体をある程度仕上げる
↓
後半にウインナーを加える
↓
十分に温める
という流れを基本にするとわかりやすいでしょう。
ただし、
「ウインナーのプリッとした食感を残したい」
のか、
「おでんの汁としっかりなじませたい」
のかによっても、入れるタイミングは少し変えられます。
この記事では、おでんにウインナーを入れるタイミングを中心に、具材を入れる順番、下処理、切り方、切れ目、煮込み方、割れる原因、割れにくくする方法、後から追加するときのポイントまで、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。
「ウインナー入りのおでんを作りたいけれど、失敗したくない」
という方は、ぜひ順番に確認してみてくださいね。
おでんにウインナーを入れるタイミングはいつ?基本は後半がおすすめ
まず一番気になるのが、
「ウインナーはいつ鍋へ入れるの?」
ということではないでしょうか。
基本的には、おでん作りの後半に加える方法が使いやすいです。
なぜなら、ウインナーは大根のように長時間煮込んでやわらかくする具材ではないからです。
おでんには、
長く煮たい具材
と、
後から加えたほうが扱いやすい具材
があります。
ウインナーは後者と考えると、入れるタイミングで迷いにくくなります。
大根とウインナーを同時に入れる必要はない
おでんを初めて作ると、
「全部同じ鍋に入れる料理だから、最初に全部入れてしまえばいいのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、おでんの具材はそれぞれ性質が違います。
たとえば大根は、やわらかくなるまである程度時間がかかります。
厚めに切った大根であれば、ウインナーよりもずっと早い段階から調理を始めることになります。
一方のウインナーは、大根のように長時間煮込んでやわらかくする必要はありません。
そのため、
大根を煮始める
↓
大根がある程度やわらかくなる
↓
卵やこんにゃくなどを加える
↓
練り物などを加える
↓
仕上げに近づいたらウインナーを加える
というように、時間差をつけて入れると作りやすくなります。
ウインナーは仕上げの何分前に入れる?
ここで、
「後半といっても、具体的には何分前?」
と思いますよね。
ただし、ウインナーについては、
「必ず仕上げの○分前に入れる」
と一律に決めるのはおすすめできません。
ウインナーには、
太さ
大きさ
皮の種類
加熱方法
などに違いがあるからです。
また、鍋に入っている汁の温度によっても温まり方は変わります。
そのため、商品の表示を確認しながら、中心まで十分に温まるように加熱してください。
大切なのは、
「何分煮たか」だけでなく、「きちんと温まっているか」
を見ることです。
プリッとした食感を残したいなら遅めに入れる
ウインナーの魅力といえば、プリッとした食感ですよね。
この食感をできるだけ残したいなら、ウインナーを入れるタイミングは遅めにします。
おでんがほぼ完成してからウインナーを加え、必要な加熱を行って仕上げます。
最初から長時間煮るよりも、ウインナーそのものの食感を残しやすくなります。
特に、
「大根や卵にはしっかりおでんの味をなじませたいけれど、ウインナーはウインナーらしく食べたい」
という場合に向いています。
おでんの汁となじませたいなら少し早めに入れる
反対に、
「ウインナーにもおでんの味をなじませたい」
という場合は、食べる直前より少し早めに加えてもよいでしょう。
ただし、ここで注意したいのが、
味をなじませるために長時間グツグツ煮る必要はない
ということです。
おでんは、加熱中だけでなく、火を止めて置いている間にも具材と汁がなじみます。
そのため、
ウインナーを加える
↓
やさしく温める
↓
火を止める
↓
少し置く
↓
食べる前に温め直す
という方法も使えます。
「味を染み込ませたいから最初から入れよう」
と考えなくても大丈夫です。
食べる直前に入れても大丈夫?
ウインナーは食べる直前に追加することもできます。
たとえば、
「おでんはもう完成しているけれど、子どもがウインナーも食べたいと言った」
「家族の中でウインナーを食べたい人だけ追加したい」
という場合です。
そんなときは、完成したおでんへウインナーを追加して、商品表示を確認しながら十分に温めます。
ただし、
鍋に入れてすぐ食べる
のではなく、ウインナーの中心まで温まっていることを確認してください。
ウインナーを入れ忘れても後から追加できる
おでんを作り終わってから、
「ウインナーを入れるのを忘れていた!」
と気づくこともありますよね。
でも、慌てなくて大丈夫です。
ウインナーは後から追加しやすい具材です。
すでにおでんが完成していても、
おでんを温める
↓
ウインナーを追加する
↓
十分に温める
という流れで対応できます。
むしろ最初から長時間煮込むより、後から追加したほうがウインナーの食感を残しやすい場合もあります。
おでんのウインナーは目的によって入れるタイミングを変えてOK
「基本は後半」と聞くと、
「では、毎回まったく同じタイミングで入れればいいの?」
と思うかもしれません。
実は、どんな仕上がりにしたいかによって少し調整できます。
ウインナーらしい食感を楽しみたい場合
プリッとした食感を楽しみたいなら、できるだけ後半に加えます。
長時間汁の中で加熱し続けるのではなく、十分に温まったところで仕上げます。
特に、皮の食感を楽しみたいウインナーでは、この方法が使いやすいでしょう。
おでんらしい味をなじませたい場合
ウインナーにもおでんの汁をなじませたい場合は、少し早めに加えます。
ただし、
早め=大根と同時
ではありません。
大根をある程度煮たあとに加えるだけでも、ウインナーがおでんの汁に触れている時間は十分作れます。
ウインナーの風味をおでんの汁にも加えたい場合
ウインナーを煮ると、脂や風味が汁へ加わります。
その変化を楽しみたい場合は、少し早めに入れる方法もあります。
ただし、ウインナーをたくさん入れて長く煮ると、おでん全体がウインナーの風味に寄りやすくなります。
和風のおでんらしい汁も楽しみたい場合は、入れる本数を控えめにすると調整しやすいでしょう。
作ってすぐ食べる場合
作ってすぐ食べるなら、仕上げの段階でウインナーを加え、十分に温めて完成させます。
火を止めて長時間置く予定がないため、少しだけ早めに入れて汁となじませてもよいでしょう。
作ってから時間を置く場合
夕食より早い時間におでんを作り、あとで食べる場合もありますよね。
その場合は、最初からウインナーを長時間煮込まなくても構いません。
後半に加えて温めたら火を止め、食べる前にもう一度温めます。
翌日も温め直す予定の場合
翌日も食べる予定なら、ウインナーには再び熱が入ることになります。
そのため、最初から必要以上に煮込みすぎないことがポイントです。
「今日長く煮る+明日また長く煮る」
という状態を避け、温め直すことも考えながら調整しましょう。
おでんの具材を入れる順番は?ウインナーと定番具材を比較
おでんのウインナーについて考えるとき、
「いつ入れる?」
だけでは少しわかりにくいですよね。
そこで、
「○○とウインナーなら、どちらを先に入れる?」
という形で考えてみましょう。
大根とウインナーなら大根を先に入れる
大根は、ウインナーより先です。
おでんの大根は厚めに切ることが多く、やわらかくなるまで時間がかかります。
そのため、
大根を先に煮る
↓
ある程度やわらかくする
↓
ほかの具材を加える
↓
後半にウインナーを加える
という順番にします。
ウインナーを大根と同時に入れると、大根が仕上がるまでウインナーもずっと煮続けることになります。
ウインナーの煮すぎを避けたいなら、時間差をつけましょう。
こんにゃくとウインナーならこんにゃくを先にしてもよい
こんにゃくは必要な下処理を行い、おでんの早い段階から入れることがあります。
ウインナーは後半に追加すればよいので、
こんにゃく→ウインナー
という順番で考えるとわかりやすいでしょう。
卵とウインナーなら卵を先に入れやすい
ゆで卵へおでんの味をなじませたい場合は、ウインナーより早めに入れることがあります。
卵はすでに火が通っている状態でも、汁となじませるために鍋へ入れておくことがあります。
そのため、
卵を入れる
↓
おでんを煮る
↓
後半にウインナーを加える
という流れにできます。
牛すじとウインナーなら牛すじを先に準備する
牛すじは、下処理や加熱に時間がかかる場合があります。
ウインナーとはまったく別の具材として考えましょう。
「どちらも肉だから同時に入れればいい」
というわけではありません。
牛すじは使用するレシピに合わせて先に調理し、ウインナーは後半に加えます。
ちくわとウインナーは近いタイミングでもOK
ちくわなどの練り物は、長時間煮込みすぎる必要がない具材です。
そのため、ウインナーと比較的近いタイミングで入れることもできます。
たとえば、
大根などを先に煮る
↓
ちくわやさつま揚げを加える
↓
少ししてウインナーを加える
という流れです。
もちろん、同じタイミングに加える方法もあります。
さつま揚げとウインナーはどちらが先?
さつま揚げも、おでんの後半に加えやすい具材です。
ウインナーより少し先に入れてもよいですし、近いタイミングで加えても構いません。
ただし、どちらも長時間グツグツ煮続ける必要はありません。
はんぺんとウインナーならウインナーを先に
はんぺんは、仕上げに近いタイミングで入れることが多い具材です。
長く煮ると膨らんだり、形が崩れたりすることがあります。
そのため、
ウインナーを加えて温める
↓
さらに仕上げに近づいたらはんぺんを加える
という順番にすると扱いやすくなります。
餅巾着とウインナーは中の餅も考える
餅巾着の場合は、中の餅がやわらかくなるまでの時間も考える必要があります。
ウインナーより早めに入れることもあります。
ただし、市販品によって調理方法が異なる場合があるため、商品表示を確認してください。
ロールキャベツとウインナーならロールキャベツを先に
ロールキャベツをおでんへ入れる場合は、キャベツや中身へ十分に火を通します。
特に生の肉を使って手作りしたロールキャベツでは、中までしっかり加熱する必要があります。
ウインナーと同じ時間で考えず、ロールキャベツを先に調理してからウインナーを加えましょう。
おでんにウインナーを入れる前の下処理は?そのままでもいい?
ウインナーを鍋へ入れる前に、
「何か下処理をしないといけない?」
と迷う方も多いでしょう。
ですが、ウインナーの下処理はそれほど難しくありません。
基本は商品表示を確認して使う
まず大切なのは、使用するウインナーの商品表示を確認することです。
ウインナーにはさまざまな商品があり、加熱方法も同じとは限りません。
「いつもこの方法だから」
と決めつけず、パッケージに記載されている調理方法を確認しましょう。
おでんに入れる前の下ゆでは必須ではない
ウインナーをおでんへ入れる前に、
「一度別の鍋でゆでないといけないの?」
と思うかもしれません。
ですが、下ゆでは必須とは限りません。
そのまま加熱できる商品であれば、おでんの汁へ入れて温めることができます。
脂が気になるなら下ゆでする方法もある
ウインナーから出る脂をできるだけおでんへ入れたくない場合は、軽く下ゆでする方法があります。
ただし、長くゆですぎるとウインナーの風味まで抜けやすくなります。
「下ゆですればするほどよい」
というわけではありません。
焼いてから入れてもいい?
ウインナーをフライパンなどで焼いてから、おでんへ入れる方法もあります。
焼くことで表面に香ばしさが加わります。
ただし、おでんらしいやさしい汁となじませたい場合は、そのまま加えても十分です。
焼くか、焼かないかは好み
と考えてよいでしょう。
切れ目は入れなくてもいい
「ウインナーには必ず切れ目を入れる」
と思っている方もいるかもしれません。
しかし、おでんに入れるからといって、必ず切れ目を入れる必要はありません。
丸ごとでも使えます。
むしろ、プリッとした食感を残したいなら、切れ目を入れずに使う方法も向いています。
穴を開けなくても大丈夫
味を染み込ませるため、
「竹串で何か所も穴を開けたほうがいいのかな?」
と思うこともあります。
ですが、必須ではありません。
皮にたくさん穴を開けると、そこから肉汁や脂が出やすくなることがあります。
無理に穴を開けなくてもよいでしょう。
おでんのウインナーは切る?丸ごと?おすすめの入れ方を比較
ウインナーをおでんへ入れるときは、
丸ごと
半分
斜め切り
切れ目だけ
など、いくつかの方法があります。
どれが正解というわけではありません。
丸ごと入れると食感を残しやすい
迷った場合は、丸ごと入れる方法がシンプルです。
切断面がないため、中の肉汁が汁へ流れ出にくくなります。
ウインナーらしい食感や風味を楽しみたい方にも向いています。
半分に切ると食べやすい
大きなウインナーの場合は、半分に切ると食べやすくなります。
ただし、断面が汁へ直接触れるため、ウインナーの脂や風味が汁へ出やすくなります。
「おでんの汁へウインナーの風味を加えたい」
という場合には、それもメリットになります。
斜め切りにすると断面が広くなる
斜め切りにすると、普通に半分へ切るより断面が広くなります。
そのぶん汁ともなじみやすくなります。
一方で、肉汁も出やすくなるため、ウインナーそのものの食感を重視するなら丸ごとのほうが向いています。
小さく切りすぎない
食べやすくしようとして、ウインナーを細かく切りすぎると、鍋の中で扱いにくくなります。
小さなウインナーが大根やこんにゃくの間へ入り込み、取り出しにくくなることもあります。
鍋の中で扱いやすい大きさを残しましょう。
おでんのウインナーに切れ目は必要?入れるメリットと注意点
ウインナーの切れ目については、
「入れたほうが味が染みそう」
と思いますよね。
切れ目にはメリットもありますが、必須ではありません。
切れ目からおでんの汁となじみやすくなる
表面へ浅く切れ目を入れると、その部分から汁が触れやすくなります。
ウインナーにもおでんの味をなじませたい場合に使える方法です。
見た目が華やかになる
斜めに数本切れ目を入れるだけでも、見た目に変化が出ます。
おでんの具材は茶色系が多くなりやすいため、ウインナーへ少し飾りを入れると食卓で存在感が出ます。
深く切りすぎると割れやすくなる
注意したいのが、切れ目の深さです。
深い切れ目を入れた状態で加熱すると、そこから大きく開くことがあります。
「味を染み込ませたいから」
と、中心近くまで深く切る必要はありません。
肉汁が出やすくなる場合もある
深い切れ目から、ウインナーの肉汁や脂が汁へ出ることがあります。
ウインナー自体のジューシーさを残したいなら、浅くするか、切れ目なしで使いましょう。
迷ったら切れ目なしでもOK
初めてウインナー入りおでんを作る場合は、
丸ごと・切れ目なし
から試してみてもよいでしょう。
実際に食べてみて、
「もう少しおでんの味をなじませたい」
と思ったら、次回は浅く切れ目を入れるなど調整できます。
おでんのウインナーは何分煮る?時間だけで決めないのがポイント
「ウインナーを入れるタイミングはわかったけれど、何分煮ればいいの?」
ここも気になりますよね。
おでんのウインナーについては、時間だけで仕上がりを判断しないことがポイントです。
ウインナーによって必要な加熱が違う
ウインナーには、
細いもの
太いもの
小さいもの
大きいもの
があります。
さらに商品ごとに調理方法が違う場合があります。
そのため、まずは商品パッケージを確認しましょう。
鍋の状態によっても温まり方は変わる
同じウインナーでも、
沸騰直前の熱いおでんへ入れる場合
と、
冷めたおでんへ入れて一緒に温め直す場合
では、中心まで温まる時間が違います。
「前回○分だったから今回も○分」
と決めるより、そのときの鍋の状態も確認しましょう。
強火で短時間より穏やかに温める
早く温めようとして強火にすると、おでん全体が激しく沸騰します。
するとウインナーが鍋の中で動き、ほかの具材へぶつかることがあります。
ウインナーを入れた後は、穏やかな火加減で温めると扱いやすいでしょう。
味をなじませるために長時間煮る必要はない
おでんと聞くと、
「長く煮るほどおいしい」
というイメージを持つかもしれません。
しかし、ウインナーまで長時間煮る必要はありません。
味をなじませたい場合は、十分に温めてから火を止め、しばらく置く方法もあります。
おでんのウインナーに味を染み込ませるコツ

ウインナーにもおでんの汁をなじませたいときは、煮込み時間以外にも工夫できます。
少し早めに入れる
食感重視の場合より、少し早めにウインナーを加えます。
ただし、大根と同じ最初の段階から入れる必要はありません。
浅い切れ目を入れる
切れ目から汁となじませる方法もあります。
ただし、肉汁を残したいなら深く切りすぎないようにします。
弱めの火加減で温める
激しく煮立てるのではなく、ウインナーが汁の中でゆっくり温まるようにします。
火を止めてから置く
十分に温めたら火を止めます。
そのまま少し置くことで、おでんの汁とウインナーがなじみます。
食べる前に温め直す
時間を置いた場合は、食べる前に再び適切に温めます。
このときも、必要以上にグツグツ煮込まないようにしましょう。
おでんに入れたウインナーが割れるのはなぜ?主な原因
ウインナー入りおでんで多い失敗の一つが、
「皮が割れてしまった」
というものです。
なぜ割れるのか、考えられる原因を見てみましょう。
原因1.最初から長時間煮込んでいる
大根と一緒にウインナーを入れ、そのまま長時間煮ていると、ウインナーへ熱が入り続けます。
結果として、皮が破れやすくなることがあります。
原因2.強火でグツグツ煮ている
強火で激しく沸騰させると、鍋の中でウインナーが動きます。
ほかの具材や鍋肌へぶつかることもあります。
また、急激に加熱されることで皮が開きやすくなる場合もあります。
原因3.切れ目が深すぎる
あらかじめ深い切れ目を入れていると、その部分が加熱によって開きやすくなります。
「切れ目を入れたら全部割れた」
という場合は、次回はもう少し浅くしてみましょう。
原因4.何度も鍋をかき混ぜている
ウインナーへ均等に味をつけようとして、何度も鍋をかき混ぜていませんか?
ウインナーだけでなく、大根や豆腐なども傷つける原因になります。
おでんは頻繁にかき混ぜなくても大丈夫です。
原因5.鍋へ具材を詰め込みすぎている
鍋いっぱいに具材を詰めると、ウインナーが大根やこんにゃくの間に挟まれます。
加熱中に具材が動いたとき、ウインナーへ圧力がかかることがあります。
少し余裕のある鍋を使うと扱いやすくなります。
おでんのウインナーを割れにくくする7つのコツ
きれいなウインナー入りおでんを作りたい場合は、次のポイントを意識してみてください。
コツ1.ウインナーは後入れする
最初から入れず、おでん作りの後半に加えます。
これだけでも加熱時間を短くできます。
コツ2.強火で沸騰させ続けない
ウインナーを入れたら火加減を確認します。
グツグツ激しく沸騰させ続けないようにしましょう。
コツ3.必要以上に長く煮込まない
十分温まったウインナーを、さらに何十分も煮続ける必要はありません。
コツ4.切れ目は浅めにする
切れ目を入れる場合は浅くします。
割れが気になるなら、切れ目を入れなくても構いません。
コツ5.ウインナーを何度も動かさない
鍋へ入れた後は、必要以上に触らないようにします。
位置を変えたい場合は、菜箸などでやさしく動かしましょう。
コツ6.鍋へ具材を詰め込みすぎない
具材同士が押し合わない程度の余裕を持たせます。
大きな鍋へ変えるのも一つの方法です。
コツ7.取り出すときもやさしく
煮ている間は割れなかったのに、取り出すときに破れてしまうこともあります。
菜箸で強くつかまず、トングやお玉なども使いながらやさしく取り出しましょう。
ウインナーが割れてしまったときはどうする?
実際にウインナーが割れてしまっても、
「全部失敗した!」
と考える必要はありません。
状態に合わせて対応しましょう。
少し皮が開いた程度なら火加減を確認する
まずは鍋を確認します。
強く沸騰しているなら火を弱めましょう。
ウインナーが十分温まっているなら、そのまま長時間煮続ける必要はありません。
大きく割れたら先に取り出してもいい
ウインナーが大きく開いている場合、さらに煮ると肉汁や脂が汁へ出やすくなります。
十分に加熱できているなら、ウインナーだけ先に取り出す方法があります。
割れたウインナーをさらに強火で煮ない
割れた後に、
「もう少し味を染み込ませよう」
と強火で煮るのは避けましょう。
さらに形が崩れやすくなります。
ウインナーを入れるとおでんの味は変わる?
ウインナーを入れると、おでんの汁にもウインナーの風味が加わります。
これは失敗ではなく、ウインナー入りおでんの特徴の一つです。
ウインナーのうま味が加わる
ウインナーを温めることで、風味が汁へ加わります。
大根などにも、その汁がなじみます。
脂が加わる
ウインナーから出た脂も汁へ加わります。
適度であればコクになりますが、多すぎると、
「いつものおでんより脂っぽい」
と感じることがあります。
本数が多いほど味が変わりやすい
2〜3本加える場合と、鍋いっぱいにウインナーを入れる場合では、汁への影響も違います。
最初は控えめにして、足りなければ後から追加すると調整しやすいでしょう。
ウインナーを入れたらおでんが脂っぽくなったときの対処法
「ウインナーを入れたら汁に脂がたくさん浮いてきた」
ということもあります。
追加する予定のウインナーを一度止める
まず、それ以上ウインナーを増やさず、現在の状態を確認します。
表面の脂を少し取り除く
表面に脂が多く浮いている場合は、お玉などを使って気になる分を取り除きます。
汁まで大量に捨てないよう、少しずつ行いましょう。
十分温まったウインナーを取り出す
ウインナーがすでに十分温まっているなら、一度取り出しておく方法もあります。
次回は後入れにする
毎回脂っぽくなってしまうなら、次回はさらに遅いタイミングで加えてみましょう。
また、本数を減らす方法もあります。
完成したおでんにウインナーを後から入れても大丈夫?
結論として、後から追加できます。
ウインナーは、この使い方がしやすい具材です。
おでんが完成していても追加できる
大根も卵も完成している状態から、ウインナーだけ追加できます。
おでんの汁を温め、ウインナーを入れて十分に加熱します。
冷たいウインナーを入れたら鍋の温度低下に注意
冷蔵庫から出したウインナーを何本も入れると、汁の温度が一時的に下がります。
入れた直後に火を止めるのではなく、十分に温まったことを確認します。
家族によって具材を分けたいときにも便利
家族の中で、
「ウインナーを入れたい」
「私は普通のおでんがいい」
と好みが分かれることもありますよね。
そんな場合は、ベースのおでんを作り、必要な分だけ後からウインナーを加える方法が便利です。
ウインナー入りおでんを温め直すときの注意点
おでんは一度作ってから温め直すことも多い料理です。
ウインナーが入っている場合も、煮込みすぎに注意しましょう。
ウインナーを入れたまま温め直してもいい
入れたまま温め直すことはできます。
ただし、すでに十分加熱しているウインナーを何度も長時間煮ると、食感が変わることがあります。
ウインナーだけ先に温まったら取り出してもいい
大根などをもっと温めたいのに、ウインナーは十分熱くなっていることがあります。
その場合は、ウインナーだけ先に取り出し、食べる直前に戻す方法があります。
強火で一気に温めない
冷えたおでんを急いで温めようとして、最初から強火にするのは避けたいところです。
鍋の底や具材の状態を確認しながら温めます。
おでんのウインナーを串に刺してもいい?
ウインナーを串に刺して、おでんらしく仕上げることもできます。
串に刺すと取り出しやすい
鍋の中から取り出しやすくなり、食卓でも食べやすくなります。
ほかの具材と一緒に刺す場合は加熱時間に注意
ウインナーと大根などを同じ串に刺すと見た目は楽しいですが、必要な煮込み時間が違います。
大根が仕上がるまでウインナーも一緒に煮ることにならないよう注意しましょう。
先にそれぞれ調理し、最後に串へまとめる方法もあります。
初心者向け|ウインナー入りおでんの作り方を順番に確認
ここまでたくさん説明してきましたが、
「結局、どんな順番で作ればいい?」
という方のために、基本的な流れをまとめます。
STEP1.大根など時間のかかる具材を準備する
まず、大根やこんにゃく、卵などの準備をします。
大根は食べやすい大きさに切り、使用するレシピに合わせて下ごしらえします。
STEP2.時間のかかる具材から煮始める
大根などを先におでんの汁で煮ます。
この時点では、ウインナーを入れなくても大丈夫です。
STEP3.卵やこんにゃくなどを加える
具材の状態に合わせて、順番に加えていきます。
STEP4.練り物を加える
ちくわやさつま揚げなどを加えます。
練り物も長時間煮込みすぎないようにしましょう。
STEP5.ウインナーを準備する
ウインナーは、
丸ごと
浅く切れ目を入れる
半分に切る
など、好みに合わせて準備します。
迷ったら丸ごとで構いません。
STEP6.おでん作りの後半にウインナーを加える
大根などがある程度仕上がったら、ウインナーを加えます。
汁の中へ入れて、やさしく温めましょう。
STEP7.火加減を確認する
ウインナーを入れた後は、激しく沸騰していないか確認します。
強すぎる場合は火を弱めます。
STEP8.ウインナーの状態を確認する
十分に温まっているか、皮が大きく割れていないか確認します。
STEP9.必要なら火を止めて置く
すぐ食べない場合は、火を止めて味をなじませます。
STEP10.食べる前に温め直す
時間を置いた場合は、食べる前にもう一度温めます。
おでんのウインナーでよくある失敗と対処法
失敗1.皮が全部割れてしまった
考えられる原因
長時間煮込みすぎた、火が強すぎた、切れ目が深すぎたなどが考えられます。
次回の対策
後半に入れ、弱めの火加減で温めてみましょう。
失敗2.ウインナーがやわらかくなりすぎた
長時間加熱していた可能性があります。
次回はさらに遅いタイミングで入れます。
失敗3.ウインナーの味が薄く感じる
切った状態で長時間煮ていると、肉汁や風味が汁へ出やすくなります。
次回は丸ごと後入れしてみましょう。
失敗4.汁が脂っぽくなった
ウインナーの本数が多かったり、長く煮たりすると脂が出やすくなります。
本数や入れるタイミングを調整します。
失敗5.おでん全体がウインナー味になった
ウインナーをたくさん入れた場合に起こりやすくなります。
定番のおでんの味を残したいなら、最初は少量から試しましょう。
失敗6.大根は硬いのにウインナーだけ煮えすぎた
具材をすべて同時に入れたことが原因の一つとして考えられます。
次回は大根を先に煮て、ウインナーを後から入れましょう。
おでんにウインナーを入れるときに避けたいNG行動
NG1.すべての具材を最初から一緒に入れる

具材によって必要な加熱時間は違います。
ウインナーは後半に入れましょう。
NG2.味を染み込ませるため強火で煮る
火を強くすれば味が早く染みるわけではありません。
ウインナーを入れた後は穏やかに温めます。
NG3.切れ目を深く入れすぎる
深い切れ目は、皮が大きく開く原因になります。
NG4.ウインナーを細かく切りすぎる
鍋の中で扱いにくくなり、肉汁も出やすくなります。
NG5.何度も鍋をかき混ぜる
ウインナーだけでなく、ほかの具材も崩れやすくなります。
NG6.脂っぽいのにさらにウインナーを追加する
一度汁の状態を確認してから追加しましょう。
NG7.割れているのにさらに長時間煮る
十分温まっているなら、先に取り出す方法もあります。
おでんのウインナーで迷ったときの早見表
| 疑問 | 基本的な考え方 |
|---|---|
| ウインナーはいつ入れる? | 基本はおでん作りの後半 |
| 大根とどちらが先? | 大根が先 |
| こんにゃくとどちらが先? | こんにゃくを先にしてOK |
| 練り物とどちらが先? | 近いタイミングでもOK |
| はんぺんとどちらが先? | ウインナーを先にしやすい |
| 下ゆでは必要? | 必須ではない |
| 焼いてから入れる? | 好みでOK |
| 切る? | 丸ごとでもOK |
| 切れ目は必要? | 必須ではない |
| 何分煮る? | 商品・大きさ・鍋の状態で調整 |
| 火加減は? | 激しく沸騰させない |
| 割れないコツは? | 後入れ・穏やかな加熱 |
| 味をなじませるには? | 火を止めて置く方法もある |
| 後から追加できる? | できる |
| 串に刺していい? | OK |
| 温め直せる? | 煮込みすぎに注意して温める |
おでんのウインナーについてよくある質問
Q1.ウインナーは最初から入れてもいい?
入れることはできますが、大根などと同じ時間ずっと煮込む必要はありません。
食感や形を残したい場合は、後半に入れる方法が使いやすいでしょう。
Q2.おでんのウインナーは何分煮る?
商品や太さ、鍋の温度によって異なります。
一律に時間を決めるのではなく、商品表示を確認して十分に温めます。
Q3.ウインナーは下ゆでしてから入れる?
必須ではありません。
脂を少し落としたい場合に下ゆでする方法はありますが、そのままおでんで温める方法もあります。
Q4.切れ目を入れたほうが味が染みる?
浅い切れ目を入れると、汁とはなじみやすくなります。
ただし、深く入れると肉汁が出たり大きく開いたりすることがあります。
Q5.切れ目なしでも大丈夫?
大丈夫です。
丸ごと入れると、ウインナーらしい食感を残しやすくなります。
Q6.半分に切ってもいい?
切っても構いません。
ただし、断面から脂や肉汁が出やすくなることは覚えておきましょう。
Q7.ウインナーが割れるのは煮すぎ?
煮すぎは原因の一つです。
ほかにも強い沸騰、深い切れ目、鍋の中での衝撃などが関係する場合があります。
Q8.ウインナーが割れてもそのままでいい?
十分温まっている場合は、先に取り出しておく方法があります。
さらに長時間強火で煮るのは避けましょう。
Q9.完成後に追加してもいい?
追加できます。
ウインナーを加えた後、十分に温めてください。
Q10.練り物と同じタイミングで入れていい?
近いタイミングで加えることができます。
どちらも必要以上に長く煮込みすぎないようにしましょう。
Q11.ウインナーは何本くらい入れる?
鍋の大きさや人数、ほかの具材とのバランスによります。
初めての場合は控えめにして、足りなければ後から追加する方法が調整しやすいでしょう。
Q12.ウインナーを入れるとおでんが脂っぽくなる?
本数や種類、煮込み時間によっては脂が汁へ出ることがあります。
気になる場合は後入れにしたり、本数を減らしたりして調整します。
Q13.ウインナーは串に刺したほうがいい?
串は必須ではありません。
取り出しやすくしたい場合や見た目を楽しみたい場合に使えます。
Q14.翌日に温め直してもいい?
温め直すことはできます。
ただし、ウインナーを何度も長時間煮込み続けないようにしましょう。
Q15.ウインナーだけ後から別に入れてもいい?
問題ありません。
家族の好みが分かれる場合にも使いやすい方法です。
おでんにウインナーを入れる前のチェックリスト
作り始める前に、簡単に確認してみましょう。
□ 大根など時間のかかる具材から先に煮る
□ ウインナーは後半に入れる
□ 商品表示の加熱方法を確認する
□ 下ゆでは必須ではない
□ 切れ目も必須ではない
□ 切れ目を入れるなら深くしすぎない
□ 丸ごと入れてもOK
□ 強火でグツグツ煮続けない
□ 十分温まったら必要以上に煮込まない
□ ウインナーを一度に入れすぎない
□ 鍋へ具材を詰め込みすぎない
□ 何度もかき混ぜない
□ 後から追加できることを覚えておく
□ 温め直す場合は煮込みすぎに注意する
これだけでも、ウインナー入りおでんで起こりやすい失敗をかなり避けやすくなります。
まとめ|おでんのウインナーは後半に入れてやさしく温めよう
おでんにウインナーを入れようとすると、
「いつ入れる?」
「何分煮る?」
「下処理は必要?」
「切れ目を入れる?」
「どうして割れるの?」
など、いろいろな疑問が出てきます。
ですが、一番大切なポイントはとてもシンプルです。
ウインナーは、大根などと一緒に最初から長時間煮込まず、おでん作りの後半に入れる。
まずはこれを覚えておきましょう。
おでんは、すべての具材を同じ時間煮込む料理ではありません。
大根など時間のかかる具材を先に調理し、その後、
卵やこんにゃく
↓
練り物
↓
ウインナー
↓
はんぺんなど仕上げに加えたい具材
というように、具材に合わせて入れるタイミングを変えると作りやすくなります。
ウインナーを入れる前の下ゆでは必須ではありません。
切れ目も必ず入れる必要はありません。
初めて作るなら、
丸ごとのウインナーを後半に加える
というシンプルな方法から試してみてください。
ウインナーを入れた後は、
強火でグツグツ煮続けない
必要以上に長時間煮込まない
何度も鍋をかき混ぜない
深い切れ目を入れすぎない
こともポイントです。
もしウインナーが割れてしまう場合は、
入れるタイミングが早すぎなかったか
煮込み時間が長すぎなかったか
火が強すぎなかったか
切れ目が深すぎなかったか
を確認してみましょう。
また、
「味をしっかり染み込ませたいから、最初から長く煮なければ」
と考える必要もありません。
後半にウインナーを加えて十分に温めた後、火を止めて少し置く方法もあります。
食べる前にもう一度温めれば、おでんの汁ともなじみやすくなります。
さらに、ウインナーは後から追加することもできます。
「入れ忘れた」
「子どもの分だけ入れたい」
「普通のおでんとウインナー入りを分けたい」
という場合にも対応しやすい具材です。
迷ったときは、
大根などを先に煮る
↓
おでんをある程度仕上げる
↓
ウインナーを後から入れる
↓
やさしく十分に温める
↓
煮込みすぎず仕上げる
という流れを思い出してみてください。
この基本を押さえておけば、初めてでもウインナー入りおでんを作りやすくなります。
いつもの大根や卵、こんにゃく、練り物にウインナーを加えて、食感の違いも楽しみながら、お好みのおでんに仕上げてみてくださいね。