酸っぱいけれど小さくて食べやすいサイズの金柑。
食べ始めると止まらなくなる人は多いのではないでしょうか。
小さい金柑ですが、1日にいくつくらい食べても大丈夫なのでしょうか?
今回は、1日に食べてもよい金柑の目安の量や金柑は皮ごと食べるのか、甘くする方法についてご紹介します。
金柑は一日何個食べてもいい?
キンカンを1日に食べる目安としては、生ならば5個、甘露煮などの調理されたものなら2個までにしておきましょう。
苦味や酸味が特徴の金柑は、小さくて見た目が可愛いですよね。
健康にも美容にも良い金柑は、女性にはとても嬉しい果物の一つです。
柑橘類の中で最も小さい部類で、みかんやオレンジと比べると実はあまり消費量が多くないんです。
でも「食べ始めると止まらない!どんどん食べてしまう!」という方は多いんですよ。
そんな時「食べ過ぎると身体に良くないのでは?」と気になることはありませんか?
金柑は食べ過ぎると舌や唇がしびれるなどの症状が出ることがあるため、1日に食べる量の目安を知っておくことが大切です。
1日に食べる目安の量は生であれば5個、甘露煮などの調理されたものであれば2個までにしておきましょう。
甘露煮などは金柑の量だけでなく、砂糖などで味付けされているので糖分を摂りすぎることにもなってしまうので注意してくださいね。
もちろん、個人差があるので5個以上食べても大丈夫な場合や、5個に満たなくても身体に異変を感じる場合もあります。
5個を目安として、食べている途中で身体に異変があれば食べるのをやめるようにしましょう。
ちなみに、金柑に含まれる栄養素は水溶性のものが多く、一度に大量に摂取しても身体に留めておくことが出来ません。
残念ながら、一度にたくさん食べても無駄になってしまうということなんです。
1日に何個も食べるよりは、毎日少しずつ食べるほうが健康に効果的ですよ。
金柑の栄養素は、ビタミンCやE、ヘスペリジン、食物繊維が多く含まれています。
これらの栄養素によって、風邪の予防と回復・アンチエイジング・生活習慣病の予防やダイエット補助効果が期待できるんです。
1月中旬から3月中旬までが旬の果物であるため、風邪を引きやすい時期と重なりますね。
風邪の予防や回復に効果が期待できるので、金柑を活用して体調管理に努めてみてくださいね。
金柑って皮ごと食べる?
金柑の特徴の一つに「皮ごと食べられる」ということがあります。
金柑の果肉はとても少なく、皮とわたを取り除くと食べられる部分がほとんどなくなってしまいます。
「皮ごと食べられる」というよりは、「皮ごと食べるしかない」と言えるんです。
皮ごと食べるからこそ、皮やわたに含まれる栄養成分を摂取できるというメリットがあるんですよ。
栄養を逃さず摂れるので、身体に良い食べ物なんですね。
金柑を甘くするには?
金柑のもう一つの特徴として「生で食べると苦味と酸味が強い」というのがあります。
最近では品種改良された甘い金柑もありますが、酸っぱいものもあるため食べやすくするには甘露煮などにするのがオススメですよ。
簡単に金柑を甘露煮にする方法をご紹介します。
材料
・金柑:10個程度
・金柑を茹でるための水:500ml
・はちみつ:100g
・水:300ml
作り方
1.金柑を水洗いする
2.金柑のヘタを取り、縦に4か所切り込みを入れる
3.鍋に金柑を茹でる用の水500mlを入れて、中火~強火で3分程度煮る
4.茹でた金柑を水洗いし、竹串で種を取り出す
5.鍋に金柑と水300ml、はちみつを入れて弱火で20分程度煮る
6.煮汁がトロッとしてきたら完成
そのまま食べても美味しいですし、お湯を注げば簡単にホットドリンクになりますよ。
清潔な瓶に入れて1か月保存可能なので、ぜひ作ってみてくださいね。
ただし、はちみつを使っているので1歳未満の子供は食べないように注意しましょう。
まとめ
金柑は栄養素が高く健康にも美容にもよい果物です。
食べ過ぎると舌や唇がしびれることがあるので、1日に食べる量は生のままなら5個、甘露煮などの場合は2個までを目安にしましょう。
小さくて食べやすい金柑ですが、皮ごと食べることが出来ます。
果肉がとても少ないので、皮ごと食べる方法が一番適しているんですよ。
金柑の苦味や酸味が強くて食べられない時には、甘露煮などにして食べるのがオススメです。
そのまま食べることも出来ますし、お湯を注げばホットドリンクにして楽しむことも出来ます。
寒くて風邪などの体調変化を起こしやすい季節には、ぜひ金柑を食べて身体を守ってあげましょう。
金柑で風邪知らずの健康な冬を過ごすことができますよ。