ご飯の水加減、簡単そうで、難しく、ちょっとしたことで、ご飯の炊き加減が変わるものです。
お米も毎回同じでも、古くなってきたら、同じ水加減では硬く炊き上がりますから、炊飯器で炊くにしても、水の量を調整する人も多いですよね。
でも、ほんの少し、水を多くしただけなのに、思った以上にご飯が柔らかくなってしまうこともあります。
そんな時、どうします?
フライパンで炒めて、水分を飛ばしたら、いい具合にチャーハンになりますでしょうか?
ここでは、柔らかいご飯になった場合のリメイク方法や修復方法について説明していきます。
柔らかいご飯でチャーハンを作るコツとは?
本来であれば、チャーハンを作る時は硬めのご飯の方がパラパラして、美味しく出来上がるのですが、柔らかいご飯でも大丈夫ですよ!
まずは、ご飯の固さに関わらず、ご飯を温めてから、チャーハン作りに使用します。
特に、柔らかいご飯を使う時は、ご飯をしっかりと温めて、水分を飛ばしていきましょう。
湯気が出なくなってきたら、フライパンに入れていきます。
フライパンには油を引いて、これもよく温めておきます。
柔らかいご飯を使う時は、いつもより多めの油を使うと、ご飯がパラパラになりやすいです。
フライパンからうっすらと煙が出るほど、温度が上がってきたら、ご飯を投入し、木べらでかき混ぜていきます。
中華の料理人のようにフライパンを振らなくても、OKです。
木べらでご飯を潰さないように、時間をかけて混ぜていきます。
一度にたくさんのご飯を入れると、かき混ぜにくく、パラパラになりにくいので、少ない量ずつに分けて、チャーハンを作った方が美味しく出来上がります。
ご飯がパラパラになってきてから、具材を投入しましょう。
コツを抑えれば、柔らかいご飯でも美味しいチャーハンが作れます。
諦めずに、チャレンジしてみてくださいね。
柔らかいご飯のリメイク方法を紹介!
ご飯を炊く時の水分量、炊飯器の線に合わせて入れたとしても、自分好みの硬さにならないこともありますから、微調整したくなりますよね。
それに、うっかり、2合の米だったのに、3合分の水を入れてしまうこともあります。
柔らかく炊き上がってしまったご飯だけど、美味しく食べられるリメイク方法はたくさんあります。
① リゾットやお粥、雑炊に変える!
もともと水分が多い料理ですから、リメイクしたとは気づかれません。
② 五平餅に変える!
柔らかいご飯を丸めて、平べったくし、両面に醤油を塗って、香ばしく焼いていきます。
ご飯だけでは柔らかすぎる時は、小麦粉や片栗粉を混ぜると硬さが出るし、モチモチとした食感が増して、さらに美味しくなります。
③ ゴマ団子に変える!
柔らかいご飯を丸めて、中にあんこを入れ、表面にはゴマをまぶし、油で揚げます。
やはり、ご飯だけでは柔らか過ぎる時は、小麦粉や片栗粉を混ぜ、硬さを出すと、丸めやすいです。
柔らかいご飯を固くする方法ってある?
柔らかいご飯をリメイクするレシピはたくさんありますけど、どうしても、白いご飯が必要なこともありますよね。
そんな時に試してみる方法は2つあります。
まず1つ目は、炊飯器に入れたまま、もう一度、炊飯ボタンを押してみることです。
再度、炊飯してみると、余分な水分が飛び、ご飯がほどよい固さになることがあります。
それから、もう1つの方法は、平たいお皿にご飯を盛り、ラップをかけないで、1分ぐらいレンジで温めて、水分を飛ばしていきます。
適当な固さになるまで、繰り返し、ご飯の様子を見ながら、温めてみてください。
まとめ
炊飯器を開けてみたら、ベチャベチャで柔らかいご飯でビックリ!
でも、あきらめないで、復活させる方法がいろいろあります。
チャーハンにする時は、多めの油に温度がきちんと上がってから調理を開始させるのがコツ!
ご飯を少量ずつ、根気よく炒めていくと、徐々にパラパラになっていきます。
他にも、柔らかいご飯に水分を足して、お粥や雑炊、リゾットなどにもリメイクできます。
どうしても白いご飯として食べたい時は、柔らかいご飯をもう一度炊飯器で炊いたり、レンジで加熱したりして、水分を飛ばすと、ちょうどよい固さになることもあります。
ぜひ、試してみてくださいね。