肉の特売でまとめ買いしたひき肉を冷凍保存しておくことは、よくあります。
使う時は解凍して、ハンバーグの形に整えて焼いたり、炒め物に混ぜたりしますよね。
しかし、今、冷凍ひき肉を解凍しないで焼いたら、美味しいハンバーグができると口コミで話題になっています。
えっ?! どういうこと?
ここでは、冷凍のままのひき肉でハンバーグを作っても大丈夫なのか、冷凍のままひき肉を焼いたり炒めたりするのはアリなのかについて説明します。
冷凍ひき肉をそのままハンバーグに使っても大丈夫?
今までもひき肉を冷凍するなら、ハンバーグの下ごしらえをしてから保存するというテクニックはありました。
でも、その下ごしらえも面倒なんですよね。
玉ねぎのみじん切りが必要だし、こねると手が汚れるし。
美味しいハンバーグにこだわりがある人は、面倒でもこの作業は重要です。
しかし、ハンバーグにこだわりがない人におすすめのテクニックが、今、話題です!
それが、ひき肉を薄く伸ばして冷凍しておき、そのまま焼くアイデアです。
冷凍前に、菜箸などで、軽く切れ目を作っておき、使いたい分だけパキパキ人数分を折りましょう。
形は四角ですが、簡単にハンバーグが作れます。
味にこだわりたい人は醤油や味噌などで和風の味付けをひき肉にするのがおすすめです。
小さくサイコロ状に切れば、サイコロステーキ風にもなります。
薄く伸ばしてあるひき肉は、すぐに中まで火が通ります。
生焼けすることなく、美味しく焼けると評判の作り方です。
外食がなかなかできなくて、おうち料理に手詰まり感がある人は試してみてください。
手間をかけなくても、美味しいひき肉料理が食べられます。
冷凍ひき肉をそのまま焼くとどうなる?
冷凍ひき肉をそのまま焼いたら、固まりで焼き上がってしまう心配がありますよね。
ひき肉はパラパラになってくれないと困ります。
だけど、成形をした状態で冷凍保存して、解凍しないまま焼く方が実は美味しいのです。
解凍してしまうと、どうしてもドリップが生じ、この水分と一緒に旨味が流出してしまいます。
だから、解凍しない方が美味しいひき肉料理になるのです。
でも、冷凍したまま焼いた時にもう1つ心配なのが生焼けです。
周りばかり焦げてしまい、中まで火が通らないのはダメですよね。
そのため、ひき肉を冷凍のまま焼く時は薄く伸ばした状態がおすすめなのです。
冷凍ひき肉をそのまま炒めるのはアリ?
冷凍ひき肉をそのまま焼いた時、パラパラにならないと思いますよね。
ハンバーグやサイコロステーキができるのは分かるけど、炒め物に使うひき肉が固まりのままでは困ります。
しかし、炒め物に使うひき肉も冷凍のままで大丈夫です。
薄く伸ばした状態のひき肉はフライパンで炒め始めると、すぐに火が通ります。
フライパンの上でひき肉が溶けてきたタイミングを見計らって、菜箸でひき肉をほぐせば、パラパラになります。
ひき肉から程よい油が出てくるので、フライパンにひき肉が引っ付いてしまうこともありません。
パラパラになったひき肉は麻婆豆腐やミートソースなど、いろいろな料理にアレンジできます。
コロッケの具やチャーハンなどにも使えるでしょう。
甘辛のそぼろを作れば、ご飯や麺類のトッピングにもなります。
冷凍庫でしまい込んでいたひき肉をちょっとプラスするだけで、あり合わせ料理もぐっと美味しくなります。
ひき肉に下味をつけてから冷凍保存するのも、おすすめです。
いつもの野菜炒めにプラスするだけで、食べ応えのある美味しい野菜炒めになるでしょう。
下味は焼き肉のタレでOKです。
焼肉のタレは焼き肉の時だけでなく、普段の料理にも使えます。
美味しさ間違いなしの、スタミナ野菜炒めが完成します。
手を抜いた時短調理なのに美味しさがアップするなんて、画期的なレシピですね。
まとめ
ひき肉を冷凍する時は薄く伸ばした状態がおすすめです。
急速冷凍されたひき肉は味が落ちずに保存できます。
そして、使う時も解凍しないままで使えます。
味付けしてから冷凍したひき肉は、なんちゃってハンバーグやステーキに早変わりするでしょう。
解凍しないままフライパンで炒め始めても、ほぐせば、ちゃんとパラパラのひき肉なります。
ひき肉を時短調理できるテクニックを覚えて、おうちごはんを楽しみましょう。