和食の定番、豆腐の味噌汁を上手に作れたらいいですよね。
でも、本当は豆腐を入れるべきタイミングが分からない・・・。
木綿豆腐と絹ごし豆腐、どっちを使うべき?
今回は、味噌汁に豆腐を入れるタイミング、木綿と絹ごしどっちがいいのか、一人分の豆腐の量について紹介していきます。
味噌汁に豆腐を入れるタイミングっていつ?
味噌汁を作る時、早くから豆腐を入れたら、形が崩れそうですし、かといって、遅くては豆腐が中心まで温まらない感じがするので、迷いますよね。
一般的には、豆腐を入れるタイミングは味噌を溶く前です!
他の具材に火が通った後に豆腐を入れ、沸騰する手前で火を止めます。
それから、味噌を溶かして、味噌汁の完成です。
これなら、豆腐の形が崩れることもないですし、ちゃんと豆腐の中心まで温まります。
気を付ける点は、沸騰直前で火を止めることです。
グツグツと煮込んでしまうと、豆腐は水分量が多いので、崩れてきてしまいます。
それから、豆腐を入れたら、やたらにかき混ぜないこと!
どうしても、豆腐の型崩れが気になる場合は、水切りをしてから味噌汁に入れると、型崩れしにくくなります。
水切りの方法はいろいろあり、簡単なのはキッチンペーパーで豆腐を包んで、10~30分ぐらい置いておくだけで、豆腐の水分が抜けていきます。
また、豆腐の上に重しを置く方法もありますけど、手間がかからないのは豆腐パックの端に切り込みを入れて、しばらく傾けておくだけでも水切りが出来てしまいます。
裏技としては、塩水に豆腐を1時間ぐらい浸しておくことで、浸透圧の影響で水分が抜ける方法もあります。
また、豆腐を入れるタイミングは味噌を溶いた後に豆腐を入れるべきという意見もあります。
豆腐は長く加熱していると固くなってきて、せっかくのプルプル感が失われてしまうので、味噌よりも後にした方がいいという考え方もあります。
味噌汁に入れる豆腐って木綿と絹のどっちがいい?
味噌汁はかなり家によって作り方が異なります。
味噌でも、赤みそ、白みそ、合わせみそといろいろありますし、出汁も昆布だし、鰹ダシとあり、煮干しで出汁をとる家もあります。
だから、豆腐も木綿でも絹ごしでも、どっちも正解です。
ご家庭の好みにあった豆腐を使ってください。
ただ、一般的には木綿豆腐は味が染み込みやすく、肉豆腐や豚汁などに使われていることが多いです。
木綿豆腐を味噌汁に使うなら、3センチ角ぐらいに手でちぎって、豆腐がゴロゴロ入っている味噌汁はいかがでしょうか?
ゴボウやダイコン、ニンジンなどの根菜類の具と一緒にしたら、食べ応えのある味噌汁になりそうです。
ちぎって入れることで、さらに豆腐に味が染み込みやすくなります。
逆に、絹ごし豆腐はなめらかな食感が特徴的で、お吸い物などに使われやすいです。
絹ごし豆腐を味噌汁に使うなら、1センチ角ぐらいのさいの目カットにすると、つるんとした食感が楽しめます。
わかめやなめこなど、同じようにつるんとした食感の具材を入れたら、相性バッチリですね。
味噌汁に入れる豆腐の一人分ってどれくらいの量?
これもかなり好みによって違いがありますけど、おおよそ、味噌汁一杯が150~200mlとすると、使う豆腐の量は30~80gぐらいです。
豆腐1丁が300~400gなので、一人分の味噌汁を作る時は豆腐1/4丁ぐらいがちょうどよさそうです。
でも、豆腐の残りが困ってしまいますよね。
豆腐はパックから出してしまうと、保存が難しいです。
そこで、おすすめなのは豆腐でも、小さいパックになっているタイプを使うと、大体、ちょうどいい量です。
小さいパックの豆腐は120~150gで、これが3個セットで販売されていることが多いです。
これでも、少し、豆腐が多めの味噌汁になってしまいますが、個包装になっていますから、使わなかったパックは賞味期限まで保存できます。
まとめ
味噌汁を作っていて、豆腐を入れるタイミングは他の具材に火が通って、味噌を入れる前。
豆腐が崩れそうで心配な時は、味噌を入れた後でOK。
どうしても、型崩れが気になる時は、電子レンジなどで水切りすると、崩れにくくなります。
使う豆腐は木綿でも絹でも、好みによります。
一人前の豆腐の量は100gぐらいなので、小さいパックのタイプがちょうどいいです。