家で料理をする時、冷蔵庫にあるもので作れるチャーハンが多くなりますよね。
ご飯にいろいろな具を混ぜて、炒めるだけ!
簡単に作れる炒飯は、一人でご飯を食べるときにとても便利なメニューです。
ところで、自分の炒飯の出来栄えに満足していますか?
中華鍋もないし、家のコンロでは火力も弱いし、こんなものかなと妥協しがちですよね。
ここでは、炒飯に使う油は何がいいのか、油は大量に使うのがいいのか、油なしでもチャーハンは作れるのかについて紹介していきます。
炒飯に使う油の種類は何がおすすめ?
炒飯の仕上がりをもっと違いが出るのが、ご飯がパラパラかどうかですよね。
ご飯の一粒一粒に油をまとわせることで、パラパラになります。
また、炒飯づくりに欠かせない卵もパラパラとさせる重要な役割を担っており、ごはんの水分と油を乳化させ、ふんわりパラパラの食感を仕上げています。
せっかく炒飯を作るなら、使う油はこだわるのがおすすめです。
一般的に料理に使う油は、サラダ油やキャノーラ油ですが、実は大手食品メーカーである味の素から「香り立つパラっと炒飯油」という商品が発売されています。
この商品には、焼き豚や焦がし醤油、焦がしにんにく、ネギといった4種類の香味油が使われています。
炒飯の仕上げに使い、たっぷりと風味をプラスしてくれるアイテムです。
「香り立つパラっと炒飯油」を使うと、水と油を乳化をサポートし、見事にパラっとした美味しい炒飯ができ上がります。
また、最近、栄養価が高く、コクのある味わいで人気の「こめ油」も炒飯作りに最適です。
炒飯にこめ油を使う時は、いくつか注意点があります。
まず、温かいご飯を用意します。
冷えたご飯はレンジ加熱します。
いきなり炒めないで、ご飯にこめ油と水を小さじ1ずつ混ぜます。
卵にも小さじ1を混ぜます。
卵を炒めたら、油と混ざるのを待ちます。
それから、ご飯や具材を入れ、最後に塩コショウ、醤油で味付けします。
炒飯のレシピでは、醤油は鍋肌に回し入れて…と書かれていますが、フライパンで作る時は全体になじむように入れてくださいね。
醤油が焦げ付き、苦くなってしまうことがあります。
こめ油で作った炒飯は、中華料理屋さんのようにパラパラに仕上がります!
そして、噛めば噛むほど、こめ油の甘さとコクが口の中に広がります。
変なくどさのない、やさしい味わいで、とても美味しいですよ。
それから、健康志向の人たちの間で話題になっている「アマニ油」で炒飯を作っても、美味しくできます。
味の素から発売されているアマニブレンド油は、コーン油も使われているため、香ばしさや風味もあります。
仕上げに、花椒油や香辣油を使うとほんのりと辛味も加わり、大人の炒飯になるでしょう。
チャーハンは油を大量に使うといい?
チャーハンをパラパラにするには、多めの油が正解とよく言われますが、大量に使えば間違いないのでしょうか?
油をケチらないで思い切って多めで大丈夫とよく聞きますが、やはり大量の油を使えば、チャーハンがベタベタになってしまいます。
多めといっても、適量を知りましょう。
目安としては、ご飯150~170gに対し、油の量は大さじ2(30ml)です。
これでも、他の料理に比べると、多めの油です。
油をたくさん使うと、高カロリーになるので、油の量は控えたくなりますが、それではチャーハンがうまくパラパラになりません。
カロリーを少なくしたときは、仕上がった炒飯を食べる量で調節しましょう。
せっかくですから、美味しく作ってくださいね。
チャーハンは油なしでも作れる?
チャーハンを作るなら、油を多く使うのは、もはや当たり前になっています。
しかし、一方で、油なしで作るチャーハンも話題になっています。
知っていましたか?
テフロン加工のフライパンを使えば、油なしでもチャーハンが作れるのです。
先に、フライパンに具材を乗せて、軽く焼いていきます。
焼いた具材を取り出して、今度は、溶き卵とご飯を焼いていきます。
へらで卵とご飯を切るのように混ぜながら、焼きます。
へらで押して、焼き目を付けるのも、美味しくなります。
最後に、調味料や具材を混ぜて、でき上がりです。
具材にキノコなどの低カロリーのものを使い、ちぎったレタスで包みながら食べれば、ダイエットにぴったりのメニューになります。
まとめ
いつもの炒飯をさらに美味しくするには、使う油を見直してみましょう。
こめ油やチャーハン専用の油を使うと、いつも以上の美味しさに仕上がります。
使う油の量は多めと言われていますが、限度を知りましょう。
大量の油で作ると、チャーハンがベタベタになってしまいます。
テフロン加工のフライパンを使えば、油なしでチャーハンが作れます。