エアコンを動かしている時や、電源を入れた時、「パチっ」とブレーカーが落ちる時があります。
暑い時期にブレーカーが落ちることが続くと、イライラしたり、生活もままならなくなりますよね。
でも、原因を知っていると、対応もしやすくなります。
今回は、エアコンを使ってブレーカーが落ちる原因、エアコンの漏電や故障でブレーカーが落ちるということについて綴って行きます。
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エアコンを使ってブレーカーが落ちる原因は?
エアコンを使ってブレーカーが落ちる原因となるものは、、過負荷、エアコンの短絡(ショート)、エアコンの地絡(漏電)、エアコンの故障、ブレーカーの故障が考えられます。。
その中でも多いのが、過負荷と、地絡(漏電)です。
落ちるブレーカーは、大元の大きいメインとなっている主幹ブレーカーや漏電ブレーカーなのか、個別の小さいブレーカー(分岐回路の小さいブレーカー、配線用遮断器)なのかで、見方も変わります。。
もしも小さいブレーカーが落ちるのなら、エアコンの他に電子レンジやドライヤーなど電化製品を使っていないでしょうか?
ブレーカーには限界容量がありますので、その容量を超えてオーバーしてしまうと、落ちますよ~。
通常は20A、つまり100Vなら2キロワットまでです。
エアコンは始動時や自動運転の途中でも、瞬間的に消費電力が大きく変わるときがあります。
まれに室内機のフィルターが掃除されていなくて目づまりしている場合、性能低下からコンプレッサーがフルパワー運転をして、過負荷になりブレーカーが落ちることがありますよ。。。
また、個別の小さいブレーカーが落ちる原因として、短絡(ショート)が考えられます。
簡単な判別方法として、もしエアコンを動かしてブレーカーが落ちる場合は、、同じ部屋や周辺の部屋の電気製品をすべて止めてみるといいですよ!
この状態でもブレーカーが落ちるなら、エアコンの故障か不具合だと言えますね。。
落ちなければ・・・電気の使いすぎだと考えられます。
ブレーカーの契約容量は増やすこともできますし、アンペアが低くて消費電力の過負荷の場合は、考慮してみるのもいいかもしれません。
あともし、エアコンの電源を入れる前にブレーカーが落ちるのであれば、エアコンのコードを抜いてから、逆にドライヤーや電子レンジなど他の電気製品をコンセントに挿しこんでください!!
他の電化製品を動かしてブレーカーが落ちなければ、エアコンの故障が考えられます。
他の電化製品を動かしてブレーカーが落ちるのであるならば、お部屋の配線のどこかに異常がある可能性があります。。。
エアコンのブレーカーが落ちるのは漏電?
大元の大きいブレーカーや漏電ブレーカーではなく、小さいブレーカー(分岐回路の小さいブレーカー、配線用遮断器)が落ちたとしたら漏電(地洛)ではない可能性が大きいです。
漏電ブレーカーが落ちたのなら、漏電の可能性が高いです。
漏電かどうかを調べる方法としては、
1. ブレーカーを大小全部落とす。
2. 大元の大きい主幹ブレーカーと漏電ブレーカーを上げる。
3. エアコンが通じている小さいブレーカーだけを上げる。
この状態で漏電ブレーカーが落ちれば、エアコンの回路で漏電が起こっている可能性が高いと判断できます。
テスターがあれば検査できますが、漏電箇所は機械側と配線に考えられるので、電気屋さんに修理を依頼するのが確実ですよ!!
エアコンのブレーカーが落ちるのは故障?
購入して8年を越えた機種なら、エアコン自体の故障も考えられますね。
考えられる理由としては、エアコン室外機の基盤不良、虫や水の侵入による絶縁不良が考えられます。
あとは、エアコン室外機のコンプレッサーの寿命が考えられます。
エアコンの電源を入れると、室外機から「ポン」と音がしてブレイカーが落ちるようなら、コンプレッサーの寿命の可能性が高いです。。。
室外機のインバータ制御基盤などの障害も考えられますが、エアコン故障の場合は、室内機より室外機が原因の故障の場合が多いです。
コンプレッサーなど室外機が原因の場合は、高額修理となる場合が多いので、修理するより丸ごと買い替えの方がお得ですよ~!!
まとめ
エアコンを使ってブレーカーが落ちる原因となるものは、電気の使い過ぎ、エアコンのショート、エアコンの漏電、エアコンの故障、ブレーカーの故障や配線の異常が考えられます。。
その中でも多いのが、電気の使い過ぎと漏電です。
漏電の場合は、電気屋さんに依頼して見てもらうのが一番ですよ~。
あと室外機のコンプレッサーが原因の場合は、修理すると高額になるので買い替えをおすすめします!!
エアコンを買って8年が過ぎている場合、交換パーツの在庫が無い場合も多いです。
設置して5年以上過ぎているのなら、買い替えを検討してみる時期に来ているのかもしれませんよ~。
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