暑い時期になると、寝苦しい夜の日もありますよね~。
エアコンを使って室内の温度を落とすのは簡単かもしれませんが、室内のエアコンが故障している場合や、エアコンの風が苦手という人もいると思うんです。
今回は、熱帯夜のエアコンが無い時の対処法、冷房が使えなくても眠るには?、エアコンなしで室内温度を落とす工夫について綴って行きます。
熱帯夜なのにエアコンなし…
近頃の暑さは、30年前に比べて、暑さの質自体が違うような気がします。
ヒートアイランド現象っていうのもあると思うのですが、建物自体の機密性が上がっているというのも大きのでしょう。
昔の家って、すき間風が入ってきたりして、冬は寒いかもしれないけど夏はまだ涼しくすごせるような造りでしたよね。
気密性が高い状態で、防犯上窓を開けれない夜は、特に熱中症に注意しないといけません。
窓を開けて扇風機をまわして寝ていても、場合によっては熱中症になることも考えられます。
少しでも室内の気温を下げるために窓を開ける場合は、対角線上の2ヵ所の窓を開けるようにするといいですよ~。
風の入口と出口を作るイメージと言えばいいでしょうか(*'▽')
そして涼しい風が入ってくる時は、風が入ってこない方の窓へ向けて扇風機をまわします。
これは、室内の暑い空気を、外に追い出してしまうためです。
涼しい風が入ってこないという場合は、少しでも風が入ってくる窓側に扇風機の背を向け、まわしてください。
少しは暑いのがマシになりますよ。
どうしても室温を下げたいという場合は、荒業になるんですけど、外の方が気温が低い場合に扇風機を家の外に出してまわし、外気を室内に入れてしまうのも手です。
昔話を言うと、大学時代の僕の友人は、エアコンが無いアパートに住んでいました。
よく水風呂につかったり、水シャワーを浴びていましたね。
熱帯夜で寝苦しい夜ほど、、水風呂が気持ちいいと言っていました(笑)
エアコン無しで寝るには?
おすすめは、保冷枕を使うことですね。
冷凍してから、タオルでくるんで頭に当てます。
首を冷やしたり、脇の下に挟むこともできますしね。
ホームセンターだけでなく、ドラッグストアでも売っているところがありますよ~。
保冷枕の代用として、昔ながらの水まくらに氷と水を入れ、抱いて寝るのも気持ちいいです(*'▽')
最近ケーキ屋さんでケーキを買うと、保冷剤をつけてくれますよね?
この保冷剤を冷凍庫で凍らせて、タオルで包んで首に巻くと暑さが軽減できます♪
おでこ用の冷却シートを貼ってみるのもいいですよ~。
あとは、お盆の上に濡れたタオルを置き、扇風機で風を当てて、涼しい風にする方法があります。
「冷風扇」と同じ原理なのですが、いわゆる打ち水と同じで、気化熱を利用して涼しくすることができます。
もっと簡単な方法はないかなぁ…という場合は、水を入れて凍らせたペットボトルを扇風機の背面側に置いてまわしてみてください
凍らせたペットボトルがあるなしで、扇風機からの風の冷たさが少し変わりますよ( ゚Д゚)
エアコンなしで部屋を涼しくできる?
昼間に窓の直射日光がキツくて室内が暑くなる場合は、「すだれ」を窓に下げたり「よしず」をベランダや掃き出し窓に立てかけることで、室内温度の上昇を抑えることができます。
昼間の室内温度って、夜の室内温度にも影響を与えますしね。
カーテンも入ってくる日光をカットできるんですけど、室内の温度は上がっちゃうんです。
さらに窓の外や玄関前などに打ち水をしておくと、すだれをかけた窓から入った風が部屋を通るとき気持ち良いですよ~。
すだれやよしずの応用として、西日があたる窓や壁面に、ゴーヤやヘチマ、朝顔などの「グリーンカーテン」を作るのもいいんじゃないかと思います。
見栄えもいいですしね♪
ツタが伸びて、葉が茂る植物がおすすめです。
ネットを張っておくとドンドン成長して、緑のカーテンを作ってくれて、日差しをさえぎるようになります。
直射日光が当たらなくなるだけでも過ごしやすくなりますが、朝や夕方に水をかけると「打ち水」効果で気温が下がったように感じます。
植物自体呼吸するので、温度を下げる効果もあるんですよね~。
ちなみに植物の呼吸を利用する原理で、植物を室内に置くと、気化熱で涼しくなります。
観葉植物や植木鉢を置くだけでも、同じ効果が期待できますよ~。
あと何気なく使っている室内の照明ですが、なるべく使わないようにしたほうが良いです。
蛍光灯などの照明って、意外と熱を発するんですよね。
少し値段は張りますが、LED電球に交換することで熱を抑えることができますよ。
ついでに言うと、テレビなど電化製品も熱を発します。
そして部屋の中には、熱を逃がしにくい黒や赤の色の物を置かない方がベストです。
白系や青系のカラーの方が、熱を逃がしやすいため、室温を落としやすくなりますよ~。
まとめ
エアコンを使わずに室内の温度を下げるには、対角線上の2ヵ所の窓を開けるようにしましょう。
風の入口と出口を作り、扇風機を使って風をうまく循環させることがポイントです。
保冷枕やケーキなどに付けてくれる保冷剤をうまく活用することで、寝苦しい夜でも睡眠の質を改善させることができますよー。
室内の温度を下げる一環として、西日があたる窓や壁面に、見映えの良い「グリーンカーテン」を作るのがおすすめです。
照明の電球をLEDに替えるだけでも、発熱量は変わりますよ!