しまいっぱなしのクローゼットの服。
気がつくとカビが付いていたなんて経験、ありませんか?
それから、よく見ると、クローゼットの隅に黒い点々が・・・。
大事にしてきた服が台無しになってしまい、本当にショックですよね。
この原因、もしかしたら、加湿器のせいかもしれません。
エアコンを使う時期は加湿器も併用するのも、今やスタンダード。
でも、この加湿器の影響でクローゼットにカビが出来てしまう場合があります。
ここでは、加湿器を使っているとクローゼット内部にをカビがはえた、加湿器を使うとカビがはえやすくなるのはなぜなのか、カビができにくくなる加湿器の使い方を説明します。
加湿器を使うことでクローゼットにカビがはえた
エアコンを使うと、空気が乾燥しますし、風邪予防のためにも、加湿器の使用は欠かせません。
加湿器のおかげで快適な湿度が保たれますが、空気が動かない滞っている場所だとか、湿気が溜まりやすい場所は、どうしてもカビが発生しやすくなってしまいます。。。
洋服などが詰め込まれていたり、着ていた服をすぐにしまったりしているクローゼットは、どうしてもカビが発生する条件がそろってしまっているのです(;^ω^)
クローゼットを開けて、あのカビ独特のニオイがしたら・・・
カビが生えていないか、あちこちチェックすることをおすすめします。
加湿器を使うとカビが生えやすいのはなぜ?
そもそも、大変小さなカビの胞子は空気中に浮遊しており、湿度や温度などの条件がそろうと出芽し、菌糸が伸びて集合体になり、目視できる大きさになります。
カビは湿度80%以上になると発生しやすいと言われています。
湿度計は80%になっていなくても、クローゼット内は密閉され、空気が滞まり、湿気が大変こもりやすくなっています。
それから、気温も20~30℃が最もカビが繁殖しやすくなり、エアコンで快適温度にしている部屋はちょうどいい温度になってしまっています。
また、カビが繁殖にするには栄養源が必要ですが、主なものはチリ、埃などです。
部屋の隅で掃除しにいクローゼットの奥などは、その条件にも当てはまってしまっています。
さらも。服に付着した汗や皮脂なども栄養素になり得るので、着たままの服をクローゼットに入れてしまうのは本当に良くないことなのです。
思いがけないほど、カビ発生の条件がそろってしまっているクローゼット。
では、カビを発生させないためには具体的にどんな対策があるでしょうか。
加湿器を使ってもカビが生えるのを防止するには?
まず、クローゼットがある部屋で加湿器を使う時は、なるべくクローゼットから離れた場所に設置しましょう。
窓がある部屋の時も、加湿器を窓から離した方が結露しにくくなります。
それから、加湿器をやたらめっぽう使うのではなく、湿度計を見ながら、必要に応じて使いましょう。
快適な湿度は40~60%と言われています。
冬場でも、雨の日などは加湿器を使わなくても十分な場合もあります。
また、クローゼット内に除湿剤を置いたり、小まめに換気したりするようにしましょう。
除湿剤を置いておくだけで、空気中の湿気を吸収してくれます。
換気は扇風機で風を送らなくても、天気が良い日にクローゼットや部屋の扉を開けておくだけでも十分です。
私はよく外出する前に扉を開けておくようにしています。
そうすれば、外出中に換気されますし、家にいる間は扉を閉めておきたいので。
扉が開いていると、中身が見えて落ち着かないですし、扉自体が邪魔ですからね。
短時間で換気するなら、窓と扉の2か所を開けると空気の通りがスムーズになります。
さらに、クローゼットの下にスノコを敷くのも、おすすめです。
スノコによって空間が出来るので、換気されやすくなります。
最後に、クローゼット内も掃除しましょう。
物が多いと掃除しにくいクローゼットですが、カビ発生を防ぐには大切なことです。
埃などを雑巾で拭いたり、掃除機で吸い取ったりした後に、消毒用エタノールを使うと効果的です。
エタノールは、無水エタノールではなくて、除菌効果が期待できる消毒用エタノールを使ってくださいね!!
残念ながら、無水エタノールでは除菌効果が無いんですよ~。。。
また、物を詰め込み過ぎるのも湿気がこもりやすくなるので、この機会にクローゼットにしまう物を整理するのも良いかもしれませんね。
まとめ
加湿器は大変便利なものですが、クローゼットのある部屋で使う時には設置場所に気を付けましょう。
また、日頃からもクローゼット内を換気したり、しまう物は埃を払ったりなど、注意して使わないとカビが発生してしまう恐れがあります。
すっきり物をしまえるクローゼット、コツをつかんで、大切なものをしまっていきたいですね。