キッチンのシンクまわりのコーキングは、乾燥することが難しいせいかすぐに黒いカビが生えてきます。
中まで入ったカビの色素は、簡単には落ちませんし抜けません。
カビの黒ずみはなかったとしても、経年劣化で黄色く変色していくんですよね。
今回は、女性でもできるキッチンのコーキングの打ち直し方法、コーキングのカビの落とし方、コーキングのお掃除方法について綴って行きます。
キッチンのコーキングのやり方!
今回はカビの黒ずみが目立つので、打ってあるコーキングの上から打ち直しました。
本当は古いコーキングを撮取り除いてしまうのがベストなんですけど、キッチリ除去するのってかなり難しいんですよ。。。
ちょっとでも残ったままコーキングを打つと、乾燥して固まった後でもデコボコが浮き出て、仕上がりが悪くなります。
古いコーキングを挟むように、マスキングテープを貼って行きます。
まっすぐ、テープが剥がれないように気をつけて貼っていきましょう。
少しでも水気があると、マスキングテープはくっつかないですよ!!
濡れている場合は乾いたタオルでよく拭いて、テープを貼る箇所を乾かしてください。
僕は、古いコーキングから0,5ミリくらい離す感じでテープを貼ります。
真剣勝負ですね(笑)
きっちりマスキングテープを貼ったら、コーキングを打って行きます。
ダーっと。
コーキングを打った後、形を整えていきます。
ホームセンターに行くと、コーキング用のヘラとか売っているんですけど、扱いはかなり難しいです。
スプーンや肉を食べる時のナイフを使う人もいるんですけど、指が一番簡単です笑
指に、コーキングの油分が残っちゃいますけどね。
指を離さないように、なるべく一直線上に撫でていく感じで。
コーキングは厚いより、薄い感じの方が仕上がりがキレイになります。
厚いとテープをはがす時に、余分なコーキングが下に落ちたりしちゃうんですよね。
コーキングの形が整ったら、テープを剥がしていきます。
ハの字といいますか、上側のテープは上に広げていくような感じ左側に進んでください
。
左上にテープをめくるって感じですかね。
下側のテープは、下に広げながら左側に向かってはがしていってください。
左下にテープを動かすって感じでしょうか。
テープを取ったら、乾燥するまで触らないようにしてくださいね。
これで終わりです。
キッチンのコーキングのカビって落とせる?
シンクのまわりのコーキング部分って、カビが生えやすいですよね。
黒ずんできたかと思えば段々広がって、真っ黒になって行きます。
コーキングの表面にできたカビは落とせるでしょう。
ただし、コーキング内部に入り込んでしまった黒い色素は、取るのは簡単ではないです。
たとえ新しいコーキングでもね。
放置していた時間の分だけ、黒い色を抜くのは大変ですよ。。。
カビの黒い色素を抜く方法としては、塩素系漂白剤を塗って置いておくのが手っ取り早いです。
ずっと塩素が触れたままの状態にするためには、ティッシュペーパーを「こより状」にして、それを塩素系漂白剤に浸したものをコーキングの上に置いておくのが効果的です。
注意点としては、ステンレス部分に塩素系漂白剤をつけないことです!
手についたらベトベトぬるぬるしますが、あれは塩素系漂白剤によって人間の皮膚が溶けてしまったからなんです。。。
塩素系漂白剤には、理科の実験で金属を溶かすのに使った「水酸化ナトリウム」が入っていますし、かなり強いモノですね。。
ステンレスに塩素が付いてそのままにしておくと、焼いたように七色に変色したり、サビを呼ぶ原因となります。
ステンレスに触れないように、付いた場合はすぐに何度も水拭きするようにしてください。
塩素は酸性の洗剤、クエン酸、塩酸、お酢なんかに触れると塩素ガスを発生します。
絶対に混ざらないように気をつけてくださいね!!
キッチンのコーキングのお掃除方法とは?
普段は、綿棒などを使ってお掃除するといいと思います。
歯ブラシなどでこする場合は、力を入れすぎるとコーキングが取れてしまう場合も。
油汚れなどが目立つようになってきたら、メラミンスポンジに食器用の中性洗剤を含ませて、優しく拭き取るような感じで使うといいですよ!
まとめ
キッチンの流しまわりのコーキングのカビは、黒ずんだまま放置していると、色が取れなくなります。
塩素系漂白剤を使っても、落ちないことも多いです。
カビ自体を退治するには消毒用エタノールが効果的ですが、エタノールでは黒い着色は取れません。
カビが生えたら、すぐに消毒用アルコールや消毒用エタノールで除菌するするのがポイントです。
黒いカビの色素が取れなくなったコーキングは、打ち換えるしかキレイには見せれません。
早め早めのお掃除が、カビを防ぐコツですよ!