熱中症対策に、もはやエアコンは必需品。
異常気象の日本列島で生き抜くにはこれしかない!
小まめにエアコンを止めるとかえって電気代がかかることより、最近では少しの外出時ならつけっぱなしすることも、常識になってきました。
ここでは、エアコンのつけっぱなしにするとエアコン内部や部屋の中でカビがはえるのか、弊害は出るのかなど、メリット・デメリットについて説明します。
エアコンをつけっぱなしにすることで、エアコン内部のカビは防げる?
久しぶりにエアコンを付けると、プーンとかび臭いことありますよね。
エアコンをつけっぱなしだったら、カビは生えないのかしら?
そんなことありません!
冷房運転中はずっとエアコン内部に結露が発生した状態になっていて、室内の埃などが吸着してしまうと、カビになってしまうのです。
ですので、エアコンのつけっぱなしでカビを予防するなら、まめに掃除機をかけ、埃をとることです。
それから、エアコンのフィルターを週に1回を目安に掃除しましょう。
さらに、エアコンのある部屋ではなるべく料理することは避け、料理する場合はできれば換気扇をしっかり回しましょう。
そうすることで、少しはカビの発生を抑えられます。
また、一番大事なのはエアコンを止めた時は必ず内部クリーン運転や送風運転を実行しましょう。
もしどうしてもカビのニオイや汚れが気になるようでしたら、おそうじ本舗など保険対応が可能な信頼のある業者に、徹底的なクリーニングを実施してもらうのがおすすめです。
エアコンのフィルタ―の掃除方法はこちらが参考になるかもです
⇒エアコンのフィルタを掃除機なしでキレイにする。水洗い?洗剤は?
あとエアコンのカビを防ぐ方法として「送風」機能が役立ちますね
⇒エアコンを切る前に送風にすると良い?カビ防止?本当の意味は?
エアコンをつけっぱなしにすることで、お部屋のカビを防止することはできる?
エアコンを付けると室内の空気は乾燥しますから、部屋の隅などに出来やすい黒いブツブツのカビを防止することが出来ます。
しかし、さらに効率よく室内のカビを防止するなら、エアコンのドライ運転がおすすめです。
冷房運転では空気を冷やすことで、空気に含まれる水分を逃がしていきますが、あくまでも温度を下げることが優先されてしまいます。
けれども、ドライ運転では湿度を下げることが優先されますから、水分が確実に除去されていきます。
ただし、梅雨時など室温があまり高くない時にドライ運転にすると、結構寒いと感じることがありますから、不在の時にドライ運転にした方がいいかもしれません。
また、湿気は部屋の低いところに溜まりやすいので、扇風機やサーキュレーターなどで空気を循環させると、隅々の湿気まで取り除かれていきます。
「ドライ」運転の使い方に関しましてはこちらをどうぞ
⇒エアコンのドライって効果ある?乾燥する?おすすめの使い方は?
あと「ドライ」運転にすると寒いと感じる場合はこちらが参考になるかもです
エアコンをつけっぱなしにしていることで起きる弊害とは?
エアコンのつけっぱなしで常に快適な室温にしておくと、一体どんな弊害があるでしょうか?
一番に思い付くのは電気代の上昇。
これはもう背に腹は代えられないと考える人も多いのではないでしょうか。
でも、エアコンのオンオフを頻繁にするより、つけっぱなしの方が電気を消費しないとも言われています。
真夏の1~2時間程度の外出なら、エアコンをつけっぱなしの方が省エネになるなんて、ちょっと不思議ですよね。
それから、外気温との差に慣れないため、体温調節機能が衰え、外出時の体調不良が懸念されます。
特に最近の若者は生まれた時からエアコンがあり、エアコンが無かった時代に育った人たちに比べ、熱中症になりやすい傾向があるようです
冷房病(クーラー病)と呼ばれる体調不良もあります。
これはエアコンのつけっぱなしで身体が冷え過ぎてしまい、自律神経が乱れてしまうことが原因です。
真夏の熱帯夜にエアコンのつけっぱなしをすることがありますが、身体が冷え過ぎないようにするには、扇風機やサーキュレーターで空気を循環させ、直接冷気が身体に当たらないようにしましょう。
そして、そもそも、エアコンを付けることで、室外機が動き、外気温を上昇させています。
これが地球温暖化の原因であり、熱中症をもたらしているのです。
この悪循環を考えると、なるべくエアコンを使わないことが地球にも、身体にも、財布にも優しいということになります。
けれども、エアコンを我慢するあまり熱中症になってしまっては、元も子もないですから、上手にお使いくださいね。
もしずっとエアコンをつけっぱなしにすることで、故障が心配な方はこちらをどうぞ
⇒エアコンをつけっぱなしにしていると火事になる?大丈夫?電気代は?
まとめ
エアコンのつけっぱなしは場合によっては省エネにもなり、お部屋のカビ予防になります。
しかし、効率よく部屋の湿気を除去するなら、冷房よりドライ運転がおすすめです。
また、エアコンのつけっぱなしでエアコン内部はかなりカビが発生しやすくなっています。
使用後はしっかりと送風モードで内部を乾燥させましょう。
エアコンのつけっぱなしで体調不良、そして地球温暖化への影響もあり得ます。
エアコンのフィルタ―の掃除方法はこちらが参考になるかもです
⇒エアコンのフィルタを掃除機なしでキレイにする。水洗い?洗剤は?