らっきょうのニオイって、独特で強烈ですよね。
梅干しを作ろうとガラスの瓶のフタを開けると、らっきょうのニオイが「ぷ~ん」。。。
洗っても洗っても、なかなか臭いがとれません。
今回は、らっきょうの瓶のニオイの取り方、らっきょうを作る瓶の消毒方法、瓶のフタが開かない時の対処法について綴って行きます。
らっきょうの瓶の臭いの取り方とは?…
普通のガラスの瓶ならば、スポンジに食器用洗剤をつけてよくこすり洗いをしたり、エタノールや塩素系漂白剤につけたりすると、ニオイは解消できることが多いんですけどね。
このらっきょうのニオイだけは・・・ムリなんですよね。
本当に強敵です(;^ω^)
でも、大丈夫!
「重曹」を使ってみてください!!!
重曹は「ふくらまし粉」や「ベーキングパウダー」としても使われている、自然界にある天然素材です。
口にするものを入れる瓶ですし、工業用の重曹ではなく、「食用」または「食品添加物」の重曹を使いましょう。
あれだけ強烈ならっきょうのニオイでも、落ちることが多いですよ~♪
使い方を書いていきますね。
ニオイのする小さな瓶は、水200ccに対し小さじ3杯以上の重曹を入れたボールなどに、フタと一緒に2時間くらい浸けこんでください。
水よりもぬるま湯を使った方が、重曹は溶けやすいですよ~♪
2時間くらいしてから取り出してみて、ニオイが残っているようでしたら、再度また浸けてください。
この繰り返しです(*'▽')
特にフタは、ニオイが取れにくい素材の場合が多いです。
パッキンやその周辺部分は重曹の水溶液に沈める前に、歯ブラシなどを使って細かい部分まで洗っておくのがポイントです。
大きな瓶が臭い場合は、瓶の内部並々まで重曹を溶かした水溶液を入れ、放置しておくのがいいでしょう。。
場合によっては、1晩まるまる浸けることもありますね。
らっきょうの瓶の消毒方法とは?
らっきょうを漬ける瓶の消毒は、まず瓶の内側を中性の食器用洗剤をスポンジにつけてこすり、よく水で流してください。
瓶の内部をよく乾燥させてから、アルコールを使って消毒をしてください。
ノウハウ本とかには「瓶を煮沸」と書かれている場合もありますが、瓶が耐熱容器でない場合も多いと思います。
冷たいガラスに熱湯をかけたり浸けたりするのは、割れたりヒビが入るリスクがありますし、止めておいたいいのではないでしょうか。
どうしても煮沸したい場合は、鍋に水と瓶をいれた状態で火にかけて、段々温度をあげて瓶を熱に慣らして煮沸消毒してください。
煮沸消毒したあとは、瓶に水をかけたりしないで、自然冷却させてくださいね。
急な冷却は、ガラスが割れる原因となります。
あと塩素系のハイターなどでの消毒は、殺菌効果は強力ですが、ニオイがキツくて残る可能性が考えられます。
長期保存をするらっきょう漬けだと、おススメできないですね。。。
らっきょうの瓶が開かない時はどうする?
これ、「あるある」なんですよね。
らっきょうの瓶が開かない。。。
素手よりはゴム手袋を着けてフタを回した方が、フタが開きやすいです。
あとは、40℃くらいのお湯を瓶とフタの周辺にかけて、温めてみてください、
ジャムとかの瓶でも使う方法なんですけど、フタを膨張させて瓶の口よりも大きくして開けやすくするんですよね。
他には木づちなどで、優しく割れないほどの強さで、10回ほどフタを叩いて衝撃をあたえると開くこともあります。
瓶のガラス部分が割れないように、本当に気をつけてやってくださいね。
何をやっても、どうしても蓋が開かない場合は、もう最終手段です。
フタの真ん中にキリなどを使って穴を開けてください。
釘やドライバーをフタに立てて、かなづちで叩いても穴を開けれると思います。
瓶の内部に空気が入ることで、フタは開くようになりますよ~!
まとめ
ビンについたらっきょうの臭いは、食用の「重曹」を溶かした水溶液の中に2時間ほど放置することで、緩和されます。
場合によっては、一晩かかるここともありますね。
食べ物を長く入れておく瓶ですし、塩素系の漂白剤を使うことは、あまりおすすめできません。
瓶を消毒する場合は、アルコールを使っての消毒がポイントになります。
陶器ではありませんし、ガラスの瓶は強度の熱に弱いものも存在します。
瓶の蓋が開かない場合は、フタのまわりを温めるなどして対処してくださいね。