ジメジメとした梅雨時はあっちもこっちも除湿剤が必要になります。
クローゼットに、押し入れやタンス、下駄箱に靴箱など。
それから、洗濯物の室内干しが増えるから、除湿器もあったら便利ですよね。
でも、除湿剤も除湿器も意外と費用がかかるので、お手軽に使えるものとしては新聞紙で除湿するのがおすすめです。
ここでは、新聞紙の除湿や消臭効果、新聞紙を使ったクローゼットや下駄箱での除湿方法について説明します。
新聞紙には除湿効果がある?
新聞紙の紙としての材質は、あまり上等なものではありません。
しかし、このザラザラとした表面が通常の紙よりも水分を吸収しやすく、日常生活の除湿に役立てることができます。
例えば、室内干しした洗濯物の下に、一度、クシャクシャにした新聞紙を広げて敷きます。
そうすると、洗濯物の湿気を新聞紙が吸収し、洗濯物の乾きも早まりますし、部屋に湿気もこもりにくくなります。
同様に、自動車の中の湿気や臭いが気になる時も、新聞紙を広げておくと改善されます。
車内でフライドポテトなど油っこいものを食べると、意外と臭いが残ってしまいますから、一晩、新聞紙を広げておくと、かなりの効果がありますよ(*'▽')
あと布団の湿気取りにも新聞紙が有効です。
布団の間に1日分の新聞紙を挟んでおくと、湿気を吸収してくれます。
押し入れに布団をしまう場合は特に、湿気対策が重要になってきます。
押し入れの隙間に、丸めた新聞紙を置くだけでも湿気対策になるんですよ~。
それから、脱衣所にあるバスマットのカビ予防にも新聞紙が便利です。
バスマットの下に新聞紙を5枚ほど敷いておくと、しっかり湿気を取ってくれます。
ただし、3日ほどで新しい新聞紙と取り換えましょう。
また、除湿に使った新聞紙をきちんと乾かせば再利用可能です。
クローゼットの除湿は新聞紙でできる?
湿気がこもりやすいクローゼットの下に新聞紙を広げて敷くと、湿気をしっかり吸収してくれます。
一度、クシャクシャにした新聞紙を広げて敷くと、さらに効果アップ!
すでにカビ対策でスノコなどを敷いている場合も、その下に新聞紙を敷いたり、スノコの間に新聞紙を丸めて詰めたりするのもおすすめです♪
あまり新聞紙を詰め込み過ぎると風の通りが悪くなるので、ほどほどに。
また、新聞紙を敷けなくても、隅に丸めて置いておくだけでもOK!
衣類のカビ対策にばっちりです。
衣類はタンスに収納している場合も、新聞紙でカビ対策しましょう。
引き出しに新聞紙を敷いておくだけで、除湿剤代わりになります。
シーズンオフのしばらく使わない衣類の場合は新聞紙の間に衣類を挟むのも効果的です。
下駄箱の除湿には新聞紙??
クローゼットと同様に下駄箱も湿気がこもりやすく、除湿には新聞紙が使えます。
下駄箱の棚板の大きさに合わせて新聞紙を折って敷いておくと、靴の汚れが下駄箱に付かないのですごく便利!
新聞紙が汚れても手軽に取り替えられますから、すごくおすすめです。
また、雨や雪などで濡れてしまった靴を乾かすのにも新聞紙が重宝します。
寝る前に靴の中に新聞紙を詰めておくと、大まかな湿気を吸収してくれます。
翌朝、新聞紙を取り出して、干したり、ドライヤーで乾かしたりする時間が短縮されます。
一日中履いた靴の中に新聞紙を詰めておくと、効果的!
蒸れたニオイをきちんと吸収してくれて、次に履く時も快適です。
ブーツなら型崩れ予防にもなり、湿気も吸収してくれて一石二鳥!
ただし、新聞紙の入れっぱなしは禁物です。
湿気を吸収した新聞紙はすぐに取り出さないと、逆に周囲の物を湿らせてしまいます。
シーズンオフの靴などは靴箱にしまうこともありますよね。
その時には靴の汚れを落としてから、新聞紙でくるみましょう。
収納中のカビ予防になります。
同様に、大切なバッグも箱にしまって収納する時も新聞紙でくるんで下さい。
この場合、新聞紙をクシャクシャにして丸めたものをバッグの中にも入れましょう。
こうすることで、バッグの型崩れ防止にも役立ちます。
まとめ
新聞を読んだら捨てるだけではもったいない。
生活の湿気取りに大いに利用しましょう。
室内干しした洗濯物の下に敷いたり、クローゼットや下駄箱などに敷いたりして、湿気をたっぷり吸収してくれます。
汚れたら捨てられて便利だし、乾かせば再利用可能ですから節約にもなりますね。