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米にカビが生えたら洗えば食べられる?臭い場合は?予防方法を紹介

お米を炊こうと米びつを開けてみたら、お米が黒や黄色に変色してカビが生えてしまっていた...なんていう困った経験はありませんか?

お米には適した温度や湿度があり、保存環境が良くないとカビが生えてしまう事があります。

今回はカビが生えたお米は洗えば食べられるのか、臭いは消せるのか、お米にカビが生えないようにする方法や保存方法も紹介します。

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米にカビが生えたら洗えば食べられる?

ごはんを炊こうと思ったらお米がカビ臭く、「少し変色もしているけれど綺麗に洗えば食べられる!」と考えた事はありませんか?

実はこれ、とんでもない間違いなのです。

カビが生えたお米は、病気など体に悪影響を及ぼす事もありますし、カビの生えたお米をキレイに洗ってもカビ臭さは消えません。

お米の味も落ちてしまってパサパサとして、酸っぱい感じもするので美味しくありません。

(私、経験済みなのです・・・(;^ω^))

 

またカビの菌糸が米粒内にまで侵入している場合もあり、水洗いするだけでは完全に取り除けないので洗えば食べられるという訳ではありません。

そもそもカビは、お米が何らかの原因で水分と接触してしまうと発生します。

お米がカビてしまうと少し黒ずんでしまったり、灰色がかったお米の色になるのが特徴です。

 

カビが生えたお米に触れてみると、いつものようにサラサラとしたお米の手触りではなく、なんかジトジトとした嫌な手ざわり感がして、場合によってはお米同士がくっついてしまっている場合もあります。

そんなお米も一生懸命洗えば、周りのカビが取れて表面的には綺麗な白いお米にはなるかもしれません。

 

でもカビが一度生えてしまったお米を表面的に綺麗にしても、病気になる可能性なども否定出来ないので、やはり食べるべきではないです!!

カビが生えてしまったお米は黒や茶色だけではなく緑色などにも変色していきます。

お米が白から違う色に変色してしまっている場合は、カビによるものなので必ず処分して食べないようにしてください。

 

ですがカビがまだ生え始めたばかりだと、微量のカビしか生えていないので目視では難しい場合もあります。

確認しづらい場合は、お米を研いだ時に研ぎ汁をよく見てください。

研ぎ汁が黒っぽく変色しているとカビが生えている可能性があるので、お米を研いでいる時の研ぎ汁の色をしっかりと確認するようにすると生え始めのカビにも気付く事ができますよ。

 

カビの生えたお米を洗って食べるのは、体にも危険な影響を及ぼしてしまう恐れがあります。

臭いや色などいつもと違う炊き上がりであれば食べるのをやめた方が安全です。

米がカビ臭い場合はどうしたらいい?

お米を研ぐ前にいつも通りの白いお米に見えても、いざお米を研いでみるとお米の研ぎ汁が黒くなる時があります。

その場合はカビている可能性が高く、においもいつもと違いカビ臭いと思います。

お米がカビ臭い場合、残念ですが臭いを完全に消す方法はありません。

 

いくらていねいに何度も洗ってキレイにしても、表面的には白くてキレイなお米になりますが、お米を炊いてみるとやはり臭いは取れないんですよね。

カビ臭い味が染み付いていてとても美味しいお米とは言い難いですし好んで食べたいとも思わないですよね。

 

実際私もカビの事を知らない若い頃、「竹炭」を炊飯器に入れて炊いたり、お餅をいれてご飯を炊いてみたことがあります。

でもニオイを消すことはできませんでした。。

 

ただ「どうしても食べたい・・・」という場合は、、、試してみるといい方法があります。

お米を炊く時に「はちみつを一緒に入れて炊く」という炊き方です。

そもそもご飯の美味しさは、お米に含まれるデンプン質が熱などの作用で「デキストリン」という甘味成分に分解された量で変わってきます。

はちみつを入れてご飯を炊くと、はちみつに含まれる酵素の作用でデンプンを「デキストリン」に分解し美味いご飯になります。

 

ただやはりカビ臭くてカビが生えてしまっていると、そのカビの「アフラトキシン」という成分に強い発がん性物質が含まれてるんです。

肝臓障害を起こしたり、オクラトキシンという成分の作用で腎臓障害が出て腎臓ガンの発症率上がってしまうので・・・

食べない方が安全ですね。

 

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米にカビが生えるのを予防する方法とは?

お米にカビが生えてしまう原因は、湿度や温度が大きく関係しているのでしっかりと予防する事が大切です。

気温は20~25度で、湿度は80パーセントぐらいが一番カビの生えやすい環境です。

高温多湿は良くないので、お湯を沸かして湿気の出やすいコンロ周りやキッチン家電の近く風通しの悪いシンク下などはお米の保存場所としては不向きですね。

 

気温も湿度も低いのが、お米にとってはベストな保存状態といえます。

家の中でこうした条件にぴったりなのが「冷蔵庫の野菜室」です。

野菜室は温度が低くて、お米の酸化速度も抑えてくれるのでカビるのを予防し、さらに美味しさを損ないにくく適した環境になっています。

注意点は、野菜室の冷気吹き出し口付近にお米を置いてしまうと、結露で霜や氷が付着しやすくなってしまうことです。

カビの生えやすい環境になってしまうので、気をつけて下さいね。

 

お米を野菜室に保管する時に、もう一つプラスするだけでさらにカビが生えるのを予防する事ができます。

それは密閉容器を使用する事です。

お米を買ったままの袋に保存しておくと、通気孔から水や湿気が入り込んでしまいカビの原因を作ってしまいます。

密閉容器にお米を入れておく事でそれを防ぐ事が出来ます。

またお米は臭いを吸収しやすいので、お米に他の臭いが移ってしまうのも予防する事ができて一石二鳥ですよー(*^^)v

 

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まとめ

カビが生えてしまったお米は洗って綺麗にしても食べない方が安全ですね。

カビ臭いお米も美味しいものとはいえません。

お米にカビが生えてしまうのを防いで、毎日美味しいお米を味わって下さい。

 

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