日本人と切っても切れないものの1つが「お米」です。
そんなお米ですが、有名ブランドから高級米、逆にすごくお得なお米まで種類が豊富です。
ただ興味本位で「安い米」を買ってしまっておいしくなかったり、古米をもらったけど「どうもいまいち…」なんてこと、ありますよね。
今回は、まずい米を美味しく炊く方法、米ぬか臭い場合の対処法、米の炊き方で水の注意点についてご紹介していきます。
まずい米を美味しく炊く方法!
手に入れたお米がまずかった!
そんなときに捨てるのももったいない、けどまずいのに食べるのも気が乗らないですよね。
せっかくおいしいおかずを作っても、主食のごはんがまずかったら残念…。
それなら一工夫して、美味しい…とは言わずとも「マシ」にしたい!
もしかしたら新米並みに変身するかも?
ポイントは炊くときのひと手間。
面倒!という程の事でもなく簡単に試すことできるのでオススメです。
【炊くときに入れるといいもの】
①料理酒
②サラダ油
③みりん
④はちみつ
⑤竹炭
どれも身近な調味料です。
⑤竹炭はちょっと常備しているものではないので、すぐに使うのは難しいと思うので気軽に試すなら①~④です。
①料理酒と②サラダ油はぱさつくお米をしっとりふっくらに仕上げてくれる調味料です。
米2合に対して大さじ1。
②のサラダ油は少しオイル感があるので、さらに調理するときに向いています。
チャーハンやオムライスなどそのまま白飯として食べるよりいいかなぁ~と思います。
③みりんと④はちみつはどちらも甘味があるのが特徴です。
これも同じくお米2号に対しておおさじ1。
美味しくないお米でなくても入れている方も多いです。
はちみつ味になる!なんてこともないので安心してくださいね。
どちらも新米のようにふっくら自然な甘味が引き出され、炊けたときのツヤがウリです。
まずい米にはとうてい見えないツヤ感が出て、味もですが見た目もバッチリですよ~(*'▽')
米ぬか臭い場合の対処法
お米がまずいと感じる原因に「匂い」もあります。
よくある「ぬか臭い」お米に関しては以下のような原因が考えられます。
・保管していた環境がよくない(古米)
・きちんと精米できていない
・洗米ができていない
・炊飯器の状態
お米って生のままだとそもそもあまり匂いってないですよね。
保管されていた環境が悪かったりすると、米に残ったぬかの匂いが充満してしまったりその場所の匂いがついてしまう可能性があります。
お米は匂いについて敏感なんです。
また、精米がきちんとできていない場合。
これはもうぬか臭いのは当たり前~という感じですね。
少しお米が黄ばんで見える状態はしっかり精米できてないのかなと思います。
購入したお米には少ないと思いますが、親戚やご近所から頂いたというような状態だと結構あります。
あとは自分でできる対策です。
「洗米」をしっかりしているか。
炊飯器が汚れていないか。
お米を研ぐ時ってなかなか濁りも取れず、終わり時がわからなかったりしますよね。
しかしこの「研ぐ」行為、ぬかを洗い流すための作業なので研ぎすぎも禁物です。
ある程度ぬかや小さな混入物などが流れればOK。
少し白く濁るくらいになれば終わっていいんです。
それ以降はでんぷんが溶け出してしまい、おいしさを損なうことになってしまうので気を付けてください。
米の炊き方で水の注意点は?
お米がまずいと感じる原因に「水分量」も考えられます。
炊きたてのふっくらしっとりもっちりごはんが理想ですが、炊き立てなのにパサパサ…なんてことがあったらもう美味しさ半減。
古米によくあるパターンです。
お米自体の水分量が少なくなっているとこうなってしまいます。
しかし炊くときに少しの工夫をすれば、これも解消!
ポイントは何と言っても「水」です。
①炊飯スイッチを押す前に30分~1時間寝かす
ますは、ご飯を炊く前にお米に水をたっぷり吸わせます。
低い温度のほうがより水分をより吸いやすいです。
冷蔵庫にいれておくとより効果的。
今すぐ食べたい!という状況でなければ、余裕をもって準備をするとパサパサを軽減できますね。
②炊けたら15分蒸らす
炊きたて~!ついつい蓋を開けてしまいそうですが、少し我慢しましょう。
約15分ほど蒸らしておくことでお米一粒一粒が水分をギュッと閉じ込めてくれます。
しかし、あまりにも蒸らしすぎると今度乾燥しだしてしまうため長時間放置しておかないようにしましょう。
ご飯を炊く前と炊けた後の時間の使い方で、お米の水分量が上がり美味しくなります。
時間に余裕をもって食事の準備が必要になりますね!
まとめ
ごはんが美味しくない!
その原因には匂いや水分量が関係していました。
基本的には新米より古米のほうがその傾向にあるように感じます。
「なんだかおいしくないな~」と感じたときにはご紹介した対策をぜひ試してみてください。
美味しくないお米を無理して食べるのはもうおしまい!
少しの簡単な工夫で、美味しいごはんに変身させてみんなで美味しい食事を楽しみましょう♪