色鮮やかな緑色で夏に美味しい野菜の一つであるオクラ。
ネバネバが健康に良いので好きな人は多いと思います。
オクラを電子レンジで加熱すると火花が出たり爆発するという噂を聞いたことありますか?
今回は、オクラを電子レンジで加熱した時に火花が出たり爆発するのかについてご紹介します。
オクラは電子レンジで火花が出る?
オクラは、電子レンジで加熱すると火花が出ます。。。
料理を作る上で欠かせない電子レンジですが、一般的に電子レンジの使用で注意しなくてはいけない食材に卵、栗、殻付きのぎんなん、ウインナー、いか、丸魚、茄子などがあります。
卵に関してはゆでたまごや目玉焼き、うずらの卵の爆発などの事例を聞いたことがある人は多いと思います。
実はオクラも注意が必要な食材の一つです。
オクラに限らず、電子レンジで加熱する時に加熱する食材の量が少ないと火花が出る可能性があります。
なぜかというと、食材の水分が少なすぎるために、電子レンジのマイクロ波を食材が吸収しきれなくなってしまうからなんです。
オクラを電子レンジで加熱する時は、そんなに多くの量を加熱することはないですよね?
オクラの量が少ないと、電子レンジで加熱した時に火花が出てしまうんです。
そもそも電子レンジで食材を加熱する仕組みは、電子レンジのマイクロ波を利用しているんです。
電子レンジのマイクロ波により食材に電気が発生するので、食材が温まるという仕組みになっているんです。
食材同士の接触部分が少なかったり接触の圧力が弱かったりすると、電気がスムーズに食材に伝わらなくなってしまいます。
そうすると、限局的に電気が高まってしまうので、火花が出てしまうんですよ。
食材を加熱する時だけではなく、電子レンジ内に食品のカス等汚れがある場合も同じように発火現象が起きる可能性があるので要注意です!
ただ食材を温めようと思って使っただけなのに、火花が出てしまったらびっくりするし、どうしていいか分からなくなってしまいますね。
このような発火現象を防ぐためには、食材を加熱する時に食材に水分をふりかけたり、食材の量が少ない状態で加熱しないようにしてください。
加熱する時は、食材の重さが100g以上にするといいですよ。
もちろん、電子レンジの庫内は清潔に保つように気を付けてくださいね。
オクラは電子レンジで爆発する?
ウインナーやいか、丸魚、なすなどの皮や膜がある食材は、電子レンジで加熱することによって爆発する可能性があります。
オクラも同じで、オクラが皮がありますし中が空洞になっているので、注意しないと爆発させてしまうことがあります。
電子レンジで食材が加熱される時はオーブンの加熱とは違うんです。
電子レンジは、食材の水分の振動によって食材に電気が生まれて温度が高まる仕組みになっています。
つまり、食材の内部から加熱されているということです。
食材の水分は100℃になると水蒸気に変わるのですが、多くの食材は食材に含まれる水分が水蒸気になっても、隙間から抜け出すことが出来ます。
しかし、オクラのような皮や膜がある食材は、食材の中に水蒸気が充満する状態となってしまいます。
水蒸気が食材の中に充満することで、食材の内部で圧力が高まってしまうので爆発してしまうということになります。
爆発しないようにするためには、水蒸気が食材の中に充満しないようにすればいいんですよ。
オクラに切れ目を入れたり、爪楊枝などで少し穴を開けたりしてから加熱するのがオススメです。
これは、オクラに限らず皮や膜がある食材を温める時には活用できるので、試してみてくださいね。
まとめ
オクラを電子レンジで加熱する時は、オクラの量が少ないと火花が出る可能性があります。
火花が出ないようにオクラを加熱するためには、加熱するオクラの量が100gを超えるようにする必要があります。
電子レンジでオクラを茹でようとすると、オクラの中で加熱された水分が水蒸気となって充満してしまうので爆発する可能性があります。
加熱する前に必ずオクラの皮に切れ目をいれたり穴を開けるなどすれば、爆発を防ぐことが出来ますよ。
オクラの下処理を電子レンジで行えば、1品簡単に作れる料理もあるので試してみてくださいね。
ネバネバやシャキシャキ感が美味しいオクラ。健康に良いだけでなく美容にも嬉しい栄養素がいっぱいです。
電子レンジを使って上手くオクラを加熱して、今年の夏はオクラをたくさん食べてみるのはいかがですか?