お正月の料理といえば、おせち料理ですよね。
既製品もいいけれど、自宅で手作りすれば家族みんなが食べれるものを入れられますね。
でも、おせちっていつ詰めたらいいのでしょうか?
今回は、おせち料理をいつ詰めたらいいのか、いつから作ればいいのか、いつまで食べるものなのかということをご紹介します。
おせちはいつ詰める?
おせち料理は一部地域を除いて元旦に食べることが多いです。
ですので、大晦日までに詰めておくと良いですね。
ただ、年末はどの家庭も慌ただしく過ぎていくので、遅くても元旦の午前中までには詰め終わっておくといいですね。
元旦の午前中までに詰め終わっていれば、昼に家族そろっておせち料理を食べることが出来ますよ。
必ずしも昼に食べないといけないわけでもないので、新年をめでたく迎えるという気持ちをもっていただくようにしましょう。
おせち料理は本来、お正月の三が日をゆっくり休めるように保存のきくものを重箱に詰めているんですよ。
そのため、比較的保存がきくものが多いですが、あまり早く詰めすぎても傷んでしまう可能性があります。
重箱におせちを詰めたら、冷蔵庫で保存しておきましょう。
重箱が重なった状態で入らなければ、一段ずつラップをして分けて入れればOKです。
家の中で涼しさを保てる場所があれば、常温保存でも構いません。
ただし、気温が10℃以下を保てるような場所であることが条件ですので、注意してくださいね。
暖房の効いた部屋におせち料理を置きっぱなしにするのは、せっかく作ったおせち料理が傷んでしまう原因になります。
日持ちする料理だからと言って油断しないようにしましょう。
食中毒の可能性もあるので、重箱に詰めたら冷蔵庫に入れるようにしてくださいね。
まぁ、今まで書いたことは常識的なことではあるのですが、忙しい人はなかなかそうはいきません。
ちなみに私が子供の頃のウチでは、30日の昼までにはおせちが出来上がっていました笑
大晦日にバタバタと慌ただしくなるからだと思うんですが。
クリスマスが終わった頃から、母は日持ちするものを重箱に詰めていたような記憶があります。
市販されていて賞味期限が長いかまぼこや昆布巻き、するめなんかは、初めの方に詰められていましたね。
せっかちなオヤジは、大みそかにはおせちを食べていましたよ。。。苦笑
おせちはいつ作る?
おせち料理を重箱に詰めるのが大晦日から元旦だとしても、当日にバタバタしないためにも前もって作っておくのがベストですよ。
慌てずに作ってお正月を迎え、ゆっくり過ごすためにも計画的におせち料理を作っておきましょう。
おせち料理を作る時は、日持ちするものから作ることと冷凍保存を利用することがポイントです。
ただし、冷凍保存は食材によって味や食感が変化してしまう可能性があるので、冷凍保存できるものだけにしましょう。
一般的には、こんにゃくやタケノコ、人参、かまぼこ、いくら、伊達巻、筑前煮などは冷凍保存には不向きです。
反対に栗きんとんや昆布巻き、黒豆、八幡巻き、味付け数の子などは冷凍保存向きですよ。
おせち料理を作り始めるのは12月29日からがオススメです。
ただし、29という数字には「二重に苦しむ」という意味があるので、29日は作るというよりも下準備程度に留めておくとよいですね。
お正月早々に二重に苦しむのは縁起が悪いですので、29日のおせち作りは避けたほうがいいと言われているんですよ。
29日に下準備をしたら、30日から順に日持ちするものを作っていくようにしましょう。
佃煮や酢の物・栗きんとんを作ったり、昆布を戻す、黒豆を煮る数の子を漬けることから始めて、31日には伊達巻や煮物・昆布巻きを作るのがオススメです。
元旦には焼き物を作るだけにしておくと、計画的に慌てずにおせち料理を作ることができますよ。
ちなみにウチの母は、お正月モノの値段が高くなる前に、材料を買っておくという荒業を毎年繰り返していましたね。
「紅白なます」などは保存がきくことから、かなり早い時期に作っていたような…
おせちはいつまで食べる?
おせち料理を元旦に食べきるという家庭もあるかもしれませんが、残ってしまう家庭も多いのではないでしょうか。
おせち料理は基本的に「お正月の三が日に食べきる」と言われています。
そもそも保存食なので、今でも1月3日まで日持ちするように作られていることが多いですよ。
また、良いことを流してしまう料理や皿洗いなどの水仕事を、松の内(神様を迎い入れている期間)にしないためにも、おせち料理が作られたと言われています。
ですので、一般的な松の内である1月7日までには食べきってしまうのがいいでしょう。
まとめ
おせち料理を重箱に詰めるのは、大晦日までに終えておくのがオススメです。
遅くても元旦の午前中までに終えておけば、元旦の昼に家族そろって食べることが出来ますよ。
重箱に詰めたら、冷蔵庫で保存するようにしましょう。
比較的保存のきく料理ですが、傷んで食中毒を引き起こす可能性があるので注意してくださいね。
おせち料理を作り始めるのは、12月29日頃からがオススメです。
ただし、29日は縁起が良くないので下準備程度にしておいて、本格的に作り始めるのは30日からにしましょう。
おせち料理は元旦に食べるというイメージが強い方も多いですが、遅くても一般的な松の内である1月7日までには食べきるようにしましょうね。
年末年始も主婦は何かと慌ただしく、ゆっくり座っていられないことが多いかもしれません。
料理だけでもおせち料理に頼ってラクして過ごしましょう。