「海のミルク」と呼ばれるほど栄養が豊富な牡蠣。
殻付きの牡蠣を電子レンジで加熱したことがある人は多いのではないでしょうか。
でも電子レンジで加熱しても牡蠣が開かないことは多いですよね。
今回は、殻付きの牡蠣を電子レンジで加熱しても開かない理由や加熱時間、電子レンジで加熱したら爆発するのか、あたる可能性はあるのかということについてご紹介します。
牡蠣が電子レンジで加熱しても開かない
殻付きの牡蠣を電子レンジで加熱しても、殻が開かないということは多いです。
加熱時間を延ばしても全く開かなかったという経験がある人が多いんですよ。
殻が開かないと牡蠣が死んでいると思って、食べるのを躊躇してしまいますよね。
ですが、電子レンジで加熱した殻付きの牡蠣が開かなくても、食べることは出来るんです!
殻付き牡蠣を電子レンジで加熱した時に開かないのは、牡蠣が死んでいるのではないんですよ。
加熱して貝柱が縮んでしまい、くっついたために殻が開かなくなってしまったということが多いんです。
殻が開かないだけで電子レンジの加熱時間を延ばしたとしても、その後も開かない可能性が高いですよ。
殻が開かない時、牡蠣の殻の間に少しでも開いている部分があればバターナイフなどで開けてみてください。
牡蠣が賞味期限前で万が一死んでいたとしても、十分に加熱すれば細菌は死滅するので食べても大丈夫です!
ただし、牡蠣の賞味期限が切れていたり電子レンジで温めて臭いが強かったりする、汁が異様に多い場合には、牡蠣が死んで傷んでいる可能性があるので食べるのは控えておきましょう。
牡蠣を加熱して食べる時に食中毒にならないためには、牡蠣の中心部を85~90℃で1分間加熱することが必要です。
電子レンジで加熱する時には、牡蠣の殻の丸みがある方を下にして重ならないように耐熱皿に並べましょう。
そして、ふんわりとラップをかけたら牡蠣1個につき500Wで3分を目安に加熱するのがオススメです。
小さい牡蠣であれば、少し短めにしてもいいですよ。
加熱ムラを防ぐためにも、牡蠣の大きさを揃えてから加熱するのをおすすめします。
殻を開ける時には非常に熱くなっていて火傷する危険性があるので、軍手や手袋などを使用するようにしましょうね。
牡蠣は電子レンジで爆発する?
牡蠣を殻ごと電子レンジで加熱すると爆発する可能性があるので注意しなくてはいけません。
牡蠣を殻ごと加熱すると、身や殻の中の水分が蒸発します。
殻が開けばそこから蒸気が逃げていくのですが、殻が開かないと内部の圧力が高くなり過ぎるために爆発するんですね。
牡蠣の身の白くてプルンとした部分も、中の水分が沸騰することで破裂してしまうこともあります。
ラップをして加熱すれば、爆発しても電子レンジ内の被害を最小限に抑えることが出来ますよ。
牡蠣は電子レンジで加熱してもあたる?
牡蠣を加熱するものが電子レンジであっても、牡蠣の中まで十分に加熱されていれば食中毒になる可能性は低くなります。
ただし、電子レンジでの加熱が不十分で中まで加熱できていなかったり、冷蔵庫に入れずに1日以上経過しているようなことがあれば、電子レンジで加熱しても食中毒になる可能性がありますよ。
牡蠣を加熱する時には、賞味期限や加熱時間に注意してくださいね。
まとめ
電子レンジで加熱した殻付きの牡蠣が開かなくても、食べることは出来ます。
ただし、賞味期限が切れていたり加熱後に臭いが強い場合や汁が異様に多い場合は、牡蠣が死んで傷んでいる可能性があるので、食べるのは控えましょう。
牡蠣を電子レンジで加熱する時は、殻の丸みがある方を下にして重ならないように耐熱皿に並べたらふんわりとラップをして1個につき500Wで3分を目安に加熱しましょう。
ただし、牡蠣を電子レンジで加熱すると爆発する可能性があるので注意してくださいね。
電子レンジで加熱しても、牡蠣の中までしっかりと火が通っていれば食中毒になる可能性は低いです。
加熱が不十分で合ったり1日以上冷蔵庫に入っていないような場合は、加熱しても食中毒になる可能性があるので、賞味期限や加熱時間には注意してくださいね。
冬が旬の牡蠣は焼くだけでなく鍋などの調理方法がありますし、栄養豊富なので積極的に食べたいですよね。
電子レンジであれば簡単に加熱できるので、今までよりも手軽に楽しむことが出来そうですね。
今年の冬は電子レンジで加熱した牡蠣を満喫しましょう。