まるまる1個の大きなかぼちゃ。
ゆっくりと少しずつ使いたいですよね。
かぼちゃの料理やお菓子、たくさん作れそうです。
ここでは、かぼちゃは半年保存できるのか、保存するなら冷蔵がいいのか冷凍がいいのかについて説明します。
かぼちゃの保存で半年持たせることはできる?
かぼちゃを生のまま半年持たせるのは厳しいでしょう。
かぼちゃを長く日持ちさせたい時、丸ごと保存するのがおすすめです。
カットしてしまうと、どうしても日持ちが短くなってしまいます。
丸ごと保存できても、半年は持たないでしょう。
せいぜい、保存の目安は1~2か月です。
かぼちゃを丸ごと新聞紙に包み、日が当たらない涼しい場所で保管しましょう。
直射日光が当たるところや風通しが悪い場所に置いておくと、カボチャは傷みやすいです。
常温で保管するときは気温10度ぐらいが適温です。
保存している間も甘みが増し、栄養価も高まります。
しかし、気温が高い夏場は丸ごとでも、冷蔵庫保管がおすすめです。
新聞紙に包んだり、ビニール袋に入れたりして、冷蔵庫の野菜室に入れましょう。
かぼちゃを何とかしてもっと長持ちさせたい人におすすめの方法は、みそ漬けです。
かぼちゃを2~3センチの厚さにスライスし、ラップをかけて2~3分レンジ加熱します。
かぼちゃが冷めたら、赤みそで1週間以上漬け込んだら完成です。
漬け置きの間は空気が入らないように、しっかりと密閉しましょう。
少しだけみそづけを作りたい時は密封できる袋に入れて漬け込みをします。
出来上がったみそ漬けは冷蔵庫で1年ほど保存できます。
かぼちゃの保存を冷蔵でするには?
夏場は冷蔵庫で保存するのがおすすめと言われても、そんな大きな丸ごと1個のカボチャは入らないこともあります。
そんなときは日持ちが短くなりますが、カボチャを半分や1/4にカットして冷蔵庫に入れましょう。
カボチャをカットしたら、必ず種とワタはきれいに取り除いておいてください。
この種とワタを取り残しておくと、ここから傷みやすいからです。
ワタには水分が多く含まれていて、カットしたカボチャを買ってきた時もすぐに取り除くのがおすすめです。
種とワタを取り除いたカボチャの水分をキッチンペーパーでふき取ったら、ワタが入っていた部分にキッチンペーパーを丸めて詰め込みます。
そして、隙間なくラップで包んでから、冷蔵庫に入れます。
すぐに料理に使いやすく、カボチャを角切りやくし切りにして冷蔵保存するのもおすすめです。
その場合はなるべく空気が入らないようにラップで包んで、さらに密封できる袋に入れてから冷蔵庫で保管します。
カボチャを鍋でゆでたり、レンジ加熱したりしてから、冷蔵保存するのも良いでしょう。
その場合は、必ずしっかり冷まし、粗熱を取ってから、ラップで包んで、さらに密封できる袋に入れましょう。
カットして冷蔵保存した場合の日持ちは4~5日、茹でてから冷蔵保存した場合の日持ちは2~3日が目安になります。
かぼちゃの保存を冷凍でするには?
カットするとどうしても、日持ちが悪くなってしまうカボチャ。
一層、冷凍保存したら長く持つのでしょうか?
かぼちゃは冷凍保存できる野菜です。
生のまま、料理に使いやすいサイズにカットして、密封できる袋に入れて冷凍庫に入れます。
加熱したものも、冷凍保存可能です。
できれば、小分けのカップに入れて冷凍しておくと、使いたい分だけ取り出しやすくなります。
茹でただけではなく、かぼちゃの煮物やカボチャのサラダを作った状態で冷凍保存しておけば、小分けのカップを冷凍のままお弁当に入れることもできます。
とても簡単で便利なアイデアです。
茹でてつぶしてマッシュ状態にしてから冷凍したカボチャも、時短料理に使えます。
電子レンジで解凍して、調味料などを加えれば、すぐにカボチャサラダやカボチャスープが作れます。
冷凍したカボチャは生でも、調理済みでも、日持ちの目安は1か月程度です。
まとめ
かぼちゃを長期保存させるなら、丸ごと1個のままがおすすめです。
常温で日の当たらない涼しい場所に保管しましょう。
気温が高くなる夏場は冷蔵庫保存がおすすめです。
冷蔵庫に入らない時は半分や1/4にカットして保存します。
しかし、カットしたカボチャの日持ちは短くなるので注意してください。
かぼちゃは冷凍保存すると1か月程度日持ちします。
調理してから冷凍保存しておくと、すぐに調理に使えてとても便利です。
作り置きのおかずとして重宝するでしょう。