朝食の定番である目玉焼き。
料理のトッピングにも、目玉焼きは大活躍です。
色どりにもなりますし、見た目も豪華になりますよね。
そんな目玉焼きですが、焼き加減にかなりこだわりを持っている人が多いでしょう。
白身はカリカリに焼いた方が好き、黄身は半熟ぐらいが好きなど、好みがありますよね。
今回はは、目玉焼きの黄身を固くしたり固めに焼く方法、黄身を真ん中にする方法を紹介していきます。
目玉焼きの黄身を固くする方法!
しっかりと火が通った固めの目玉焼きを作りたい時は、時間をかけて、じっくりと焼いていきましょう。
まず、卵を室温に戻して、ボウルに卵をそっと割ります。
卵を室温に戻すのは、冷蔵庫から出して、すぐに卵を調理すると、焼きムラができてしまうからです。
それから、フライパンに直接、卵を割り入れるのは便利ですが、黄身が割れたり、卵の殻が混ざったりする恐れがあるので、ボウルに割っておくのがおすすめです。
また、よりきれいな目玉焼きに仕上げたい時は、卵白の水っぽい部分を取り除くと、焦げにくくなります。
すくい網というおたまを使って、割った卵をすくうと、簡単に水っぽい白身を分離させられます。
薄く油をひいて、フライパンをよく熱します。
コクと風味のあるバターを溶かして焼くのも美味しいですが、バターはとても焦げやすいので、弱火であたためて、徐々に溶かしていきましょう。
ヘルシーに目玉焼きを作るなら、クッキングシートを敷いて焼くのがおすすめです。
油やバターを使わなくても、クッキングシートを敷けば、フライパンにくっつくことなく、目玉焼きを焼けます。
フライパンに手をかざして、熱を感じるぐらいまで熱します。
そうしないと、卵を入れた時にフライパンにこびりついてしまうことがあります。
フライパンにボウルに割り入れた卵を移していきます。
低い位置からそっと流しいれると、黄身が割れません。
それから、濡れた布巾の上にフライパンをのせ、温度を一度下げます。
そして、弱火で12分焼いていきます。
急いでいる人は、フライパンにふたをして焼くのがおすすめです。
中火で3分、さらに弱火で3分焼くと、しっかり黄身まで固くなります。
但し、ふたをすると黄身に白い膜が張ってしまいます。
水を入れて、ふたをする蒸し焼き方法もありますが、目玉焼きを黄身は半熟、白身はカリカリによく焼いた仕上がりにしたい場合です。
ハムエッグやベーコンエッグによく使われる焼き方です。
普通のよく焼いた目玉焼きの場合は、水を使うと、卵が水っぽくなりやすいので、使わない方が良いでしょう。
焼きあがった目玉焼きは、フライ返しでそっと取り出し、お皿に盛ります。
黄身が半熟のうちに、フライ返しで目玉焼きを裏返して、両面焼いた目玉焼きはターンオーバーと言います。
ハンバーガーやサンドイッチに挟む目玉焼きは、この焼き方がよく使われます。
目玉焼きを裏返した時に黄身が崩れてもOKです。
早くしっかり焼きたい時にも、おすすめです。
目玉焼きの黄身を少し固めに焼くコツは?
黄身に完全に火が通らない、少し固めぐらい好みの場合は、弱火で12分のところを短時間にします。
8分ぐらいでも、8割程度、黄身に火が通っています。
完全に半熟にしたい時は、黄身の様子を見て、周りが固まってきたら、火を止めましょう。
目玉焼きの黄身を真ん中にするには?
せっかく目玉焼きを作るなら、おしゃれに黄身が真ん中になるように焼きたいものですね。
しかし、それには少し手順が変わります。
卵を室温に戻したら、白身と黄身に分けて、それぞれボウルに入れます。
フライパンに薄く油をしいたら、まず、白身だけを入れます。
塗れ布巾の上にフライパンをのせて、温度を下げます。
それから、弱火にかけて、白身の真ん中に黄身を落とし入れます。
この時、なるべく、低い位置から黄身をそっと落としてくださいね。
高い位置から勢いよく落とすと、黄身が割れてしまうことがあります。
そして、弱火でじっくりと好みの固さになるまで焼きます。
まとめ
目玉焼きの黄身まで固くしたい時は、弱火でじっくり12分焼きましょう。
少し固くしたい時は、焼きながら黄身の様子を確認し、周りが固くなってきたら、火を止めます。
目玉焼きの黄身を真ん中にしたい時は、白身と黄身を分けて、フライパンに白身を広げてから、真ん中に黄身を落として焼いていきます。
目玉焼きをお好みに仕上がる方法に挑戦してみてくださいね。