部屋が暖まると、話題のセラミックヒーター。
気づくと、コンセントが異様に熱くなっていることがあります。
このままでは火事になりそうで心配です・・。
今回は、セラミックヒーターのコンセントが熱くなっても使っていて大丈夫なのか、延長コードにつないで使っていいのか、変な匂いがしても使い続けていいのかについて紹介していきます。
セラミックヒーターを使うとコンセントが熱い?
まず、セラミックヒーターのコンセントが多少、熱くなっても問題ありません!
セラミックヒーターは消費電力が大きく、運転中はコンセントや電源コードが熱くなるものです。
しかし、手で触れないほどの熱さになっている場合は電源プラグの差し込みが甘い、ゆるんでいる可能性があります。
電源プラグは、コンセントの根元までしっかりと差し込みましょう。
また、電源コードに重い物をのせたり、束ねたまま使用したりするのはやめましょう。
それでも、症状が改善されない場合は、メーカーに点検・修理を依頼するのがおすすめです。
コンセント自体の劣化で、消費電力の大きいセラミックヒーターを使うと熱くなってしまい場合もあります。
古いコンセントは中のバネの力が弱くなり、電源プラグとコンセントの接触面が少なくなります。
そこに電気が流れると、発熱してしまうのです。
他の電化製品をつないだ時でも、コンセントが熱くなる場合は、コンセントの劣化を疑ってみましょう。
それから、電源コードが断線しかけている時もコンセントが熱くなることがあります。
電源コードが完全に断線している時はセラミックヒーター自体が運転されないので、気づくでしょう。
しかし、断線しかけている場合はセラミックヒーターは運転するので、気づかないことがあります。
断線しかけている電源コードに電気を流すと、やはり電気の流れる部分が小さいので発熱します。
断線を防ぐためには、日頃から、電源コードを抜く時は必ずプラグを持って抜きましょう。
セラミックヒーターを延長コードにつないで使うのは?
すぐに暖かくなる便利なセラミックヒーターは、家のあちこちに置いて使いたいものです。
しかし、脱衣所など、コンセントが近くにない時があります。
延長コードでつないで使ってもいいのでしょうか?
消費電力が比較的大きい暖房器具なので、心配になりますよね。
セラミックヒーターの取り扱い説明書によると、延長コードの使用はNGとされています。
残念ながら、延長コードの使用はやはり危険のようです。
しかし、延長コードの点検を小まめにして、セラミックヒーターを利用している人もいるようです。
延長コードの定格容量を確認し、劣化していない購入5年以内の延長コードを使用するなど、細心の注意を払えば大丈夫な場合もあるようです。
しかし、万が一の場合は発火や感電の恐れがありますので、おすすめできません。
セラミックヒーターから変な匂いがしたら??
人気のセラミックヒーターですが、匂いに関する疑問を持っている人は多いです。
特に、新品は匂うことがあるようですが、使用しているうちに気にならなくなるようです。
また、暖房器具を使うとなると、部屋を閉め切って、効率よくするものです。
しかし、部屋自体の臭いが充満してしまうこともあります。
暖房器具を使う前に、部屋の換気をしておくのがおすすめです。
それから、よくあるのが、使用しているうちに、セラミックヒーターのフィルターにほこりやごみが溜まり、変な臭いがしてくることもあります。
フィルターは定期的に掃除しましょう。
特に、シーズンオフで長期にしまい込んでいたセラミックヒーターを使い出す時に変な匂いを感じることが多いようです。
製品によっては、フィルターだけを購入することもできるので、交換するのもおすすめです。
トイレなどで使用しているセラミックヒーターは、ヒーターそのものに臭いがこびりついてしまい、運転するたびに臭ってしまうこともあります。
消臭機能のあるセラミックヒーターもあるので、買い替えを検討しましょう。
まとめ
とても暖かいと評判のセラミックヒーターですが、消費電力が大きいのが難点です。
コンセントが熱いときは、プラグの差し込み方などをよく確認しましょう。
延長コードの使用は禁止されています。
臭いが気になる時は、フィルターの掃除をしてみましょう。
消臭機能付きのセラミックヒーターもおすすめです。