寒い冬には、石油ファンヒーターをフル稼働されている家庭もありそうですよね。
部屋全体がポカポカ暖まるのに、電気代がかからないのが魅力的!
だけど、その石油ファンヒーターから煙が出てきたら、驚きませんか?
どうして?、もしかして、火事?
今回は、石油ファンヒーターの煙が臭い、煙はでるものなのか、煙が出て点火しない理由について紹介していきます。
石油ファンヒーターの煙が臭い…
いつものように、石油ファンヒーターの電源を入れたら、うっすらと白い煙が出てきたら驚きますよね?
そして、灯油臭いニオイがしてきたら、慌ててしまいます・・・。
一体、どうしちゃったんでしょう?
まさか、故障?
鼻につく強烈な臭いと一緒に、白い煙が出てきたら、まずはすぐに消火ボタンを押しましょう。
そして、部屋のドアや窓を開けて、換気してくださいね。
これは、気化した灯油が点火されなかった状態です。
灯油に異物が入っていたり、劣化したりしていると起こる現象です。
刺激性ガスが充満したため、目が痛い、喉が痛い、頭が痛いなどの症状が出る恐れがあります。
きついニオイが半日ぐらい続くことがあります。
昨年買った灯油は使わないようにしましょう。
但し、灯油は古くないのに、このような現象が起こった場合、機械トラブルの可能性があります。
消火して、再度、点火しても同じ現象が起こる場合はメーカーや販売店に相談してみてください。
修理となると、8,000円程度の費用が予想されます。
最近の石油ファンヒーターは1万円程度から販売されていますので、修理するより購入の方がお得かもしれないですね。
石油ファンヒーターの寿命は6~7年と言われています。
使用年数なども考慮して、買い替えも検討しましょう。
石油ファンヒーターって煙が出るものなの?
そもそも、石油ファンヒーターから煙が出ても、ニオイがしないなら、心配しなくても大丈夫?
石油ファンヒーターは正常時でも、点火する時と消火する時は少し、煙が出ることがあります。
これは、内部に溜まったホコリが燃焼したために煙が発生している状態です。
そのため、温風吹き出し口や空気取り入れ口を掃除すると、改善されます。
特に、ファンヒーターを分解して掃除しなくても、掃除機でほこりを吸い取ったり、濡れた雑巾で拭き取ったりするだけでも効果があります。
石油ファンヒーターが煙が出て点火しない理由は?
石油ファンヒーターの電源を入れると、しばらくして暖かくなるはずが、点火できなくて、白い煙が出てくることがあります。
シーズンオフでしまいっぱなしにしていた石油ファンヒーターの電源を、久しぶりにつけたときに起こりがちな現象です。
この場合の原因は、灯油が古いことやフィルターや内部にホコリが溜まっていること、灯油タンクの底が汚れていることが挙げられます。
まず、灯油は昨シーズンのものを使うのはやめましょう。
昨シーズンに使い切れなかった灯油は処分して、新しく買い直すのがおすすめです。
古い灯油は不完全燃焼を起こしやすく、石油ファンヒーターの寿命を縮める要因にもなってしまいます。
また、久しぶりに使う石油ファンヒーターは最初の点火だけでは、灯油が行き渡らないことがあります。
消火ボタンを押して、再度、点火し直すを繰り返すことで、徐々にファンヒーター全体に灯油が行き渡るようになります。
それから、フィルターのホコリは知らず知らずのうちに溜まってしまいます。
掃除機で吸い取ったり、拭き掃除したりして、きれいにしてからファンヒーターを使いましょう。
この掃除はシーズンの使いはじめだけでなく、冬の間も定期的に行うのがおすすめです。
日頃からしっかりとお手入れして、愛用の石油ファンヒーターを長く使いたいものですよね。
まとめ
石油ファンヒーターは点火時と消火時に少しの煙が出ることがあります。
これは、内部に溜まったほこりが燃焼したせいで、掃除をすれば、改善されます。
しかし、強烈なニオイも伴う時は、すぐに消火ボタンを押し、換気をしましょう。
古い灯油を使ったり、故障したりしていると、このような現象が起こります。
昨シーズンの古い灯油は使わないようにしましょう。
故障の場合、修理より買い替えの方がお得な場合もあります。