美味しい干し柿をもらったけれど、食べてみたら硬いことがありますよね。
歯ごたえがあり過ぎる程度ならまだしも、歯が立たないほど硬くなってしまうと、がっかりしてしまうでしょう。
でも、硬い干し柿を美味しく食べられる方法があるのです!
電子レンジで柔らかくしたり、他にも美味しくアレンジしたりする方法があります。
今回は、干し柿が硬い場合はレンジで温めるといいのか、柔らかくする方法、硬くなる原因について紹介していきます。
干し柿が硬い場合はレンジ?
なんと!硬い干し柿は電子レンジで温めると、柔らかくなります。
大切なのは、干し柿を水に濡らしてから電子レンジで温めることです。
濡らさないまま温めても、干し柿は柔らかくなります。
しかし、水にくぐらせてから温めた干し柿はふわふわの状態になります。
500Wの電子レンジで、温める時間は20秒ぐらいが目安です。
暖め過ぎて、水分が飛んでしまうと、かえって干し柿が硬くなるので注意しましょう。
干し柿を柔らかくして、自然な甘みをたっぷりと味わいたいですね。
干し柿が硬いとき柔らかくする方法!
電子レンジを使わなくても、硬い干し柿を柔らかくする方法はまだまだあります。
一晩、水にしっかりと浸けておくだけでも、干し柿は柔らかくなります。
せっかくなら、砂糖水に浸けるのもおすすめです。
あんぽ柿のような、ふっくらとジューシーに仕上がります。
日本酒に浸ける方法もあります。
アルコールを使うことで、日持ちが長くなります。
干し柿をお菓子作りに使うのもおすすめです。
晩酌をする人は、干し柿をおつまみ代わりにするのも良いでしょう。
ヨーグルトに浸けるなら、一晩浸けなくても大丈夫です。
数時間浸けるだけで、干し柿が柔らかくなります。
細くスライスして、そのままヨーグルトのトッピングとして干し柿を入れて食べるのも美味しいです。
硬い干し柿は柔らかくしなくても、パンやお菓子づくりのドライフルーツとして使うのもおすすめです。
細くスライスして、生地に混ぜるだけでOKです。
特別、硬さは気にならず、甘みがお菓子のアクセントになるでしょう。
硬い干し柿をトースターやグリルで軽く炙ると、柔らかくなります。
ほんの少し焦げてくるぐらいがちょうどよく、甘みが増して美味しくなります。
その他にも、硬い干し柿を使ったアレンジレシピは天ぷらやジャムなど、たくさんあります。
干し柿とチーズの組み合わせは大人気で、お酒のおつまみにおすすめです。
干し柿のジャムはカレーやシチュー、煮込み料理の隠し味にもなります。
硬くなった干し柿、ほんの少し手を加えるだけで、まだまだ美味しく食べられます。
干し柿が硬い原因は?
干し柿が硬い原因はさまざまです。
いつもと同じように作ったのに、干し柿が硬いのはなぜだろう?と思いますよね。
保存状態がよくない?とか、干し方に問題があった?とか悩む人もいるでしょう。
干し柿を作る工程で、柿の外側が乾燥してきたら、やさしく揉む工程があります。
これで、柿の渋みが抜けて甘くなり、柔らかい干し柿ができるはずですが、硬い干し柿になってしまうこともあります。
1つは、もともとの柿自体の水分が少なめだったことが干し柿が硬い原因です。
本来、柿は夏の雨でしっかりと水分を蓄え、干し柿にしてもジューシーで柔らかくなるものです。
しかし、最近は異常気象で、夏でも雨が少なく、猛暑が続いてしまうことがあります。
そんな年の柿は水分量が少なく、筋っぽい柿になってしまい、干し柿も硬くなりがちです。
それから持つ1つ、干し柿が硬くなる原因は、やはり、保存方法にあります。
干し柿は乾燥したものだからと気軽に保存してしまいますが、特に冬場は乾燥が進んでしまい、干し柿が硬くなる原因になっています。
冷蔵庫に保存しても、乾燥が進んでしまうことがあります。
干し柿を保存するときは、ラップに包んで乾燥を防ぎましょう。
長期に保存する場合は冷凍保存もおすすめです。
食べる時は冷蔵庫で12時間ぐらい解凍しましょう。
まとめ
干し柿が硬いときは、水で濡らしてから電子レンジでほんの少し加熱すると、柔らかくなります。
水や砂糖水、日本酒などに1晩浸けても、柔らかくなります。
ヨーグルトに浸けるなら数時間で柔らかくなります。
干し柿を保存する時は乾燥を防ぐために、ラップで包むのがおすすめです。
硬い干し柿でも、ちょっと手を加えるだけで柔らかくなります。
あきらめずに、試してみてくださいね。