冬は布団に入っても、寒くて寝つけないことがありますよね。
一度寝ても、寒くて起きてしまうこともあります。
ホットカーペットの上ではうとうとすぐに寝てしまうのに、不思議ですよね。
だったら、ホットカーペットの上で寝てもいいのでしょうか?
今回は、ホットカーペットの上に布団を敷くと火事になるか、上に物をおくのはどうなのか、ベットに敷いてもいいのかについて紹介していきます。
ホットカーペットに布団を敷くと火事になる?
ホットカーペットは火を使わない暖房器具として、特に子供や年配者がいる家庭で人気です。
暖房器具と言えば、やはり、火事が心配ですから、火を使わないホットカーペットは安心ですよね。
寒い冬は夜も暖房器具をつけたまま寝たいものですが、火事が心配です。
エアコンでは空気が乾燥して、喉を痛めてしまうのが気になります。
その点、ホットカーペットなら安心ですよね。
ホットカーペットの上に布団を敷いたら、ぬくぬくと、朝までぐっすり眠れそうです。
しかし、ホットカーペットの上に布団を敷くのは危険です。
ホットカーペットは電気で温められた熱線が張り巡らされているもので、布団の下に熱がこもり、高温になる危険があります。
火事になってしまう恐れもあります。
座布団程度の短時間の使用なら問題ないのですが、布団のように朝まで敷きっぱなしという使い方はNGです。
安全そうなホットカーペットですが、意外にも、裏面は40~60℃ぐらいまで高温になるそうです。
電気毛布と似たようなものにも思えますが、やはり、寝る時には使えないですね。
ちなみに、ホットカーペットの上で直接、寝てしまうのも危険です。
低温火傷の恐れもありますし、脱水症状になってしまうこともあります。
ホットカーペットで暖まっていて眠くなったら、潔く、布団に移りましょうね。
ホットカーペットに物を置くのはアリなの?
では、どんな物もホットカーペットの上に置いてはいけないのでしょうか?
ホットカーペットの上に置いてはいけない物としては、ピアノやタンス、ソファーなどの重い物が挙げられます。
また、布団もNGです。
座布団でも、同じ場所に置きっぱなしにはしないようにしましょう。
抱き枕や大きなぬいぐるみなども、気を付けてくださいね。
テーブルやこたつの脚はOKです。
但し、ホットカーペットのコントローラー部分に脚が当たらないようにしましょう。
故障の原因になります。
また、細い脚の場合は、当て板などを使うのがおすすめです。
あまり小さな面積に重さが集中すると、ホットカーペットに張り巡らされている熱線を破損してしまう恐れがあります。
荷重を分散させる当て板や脚ゴムは、100円ショップやホームセンターで購入できます。
便利なホットカーペットですが、使用する際は十分に注意しましょう。
ホットカーペットをベットに敷いていい?
寒い冬は家の中にいるペットも暖かくしてあげたいですね。
ホットカーペットは、イヌやネコも大好きです。
低温の設定にしておけば、火傷の心配もなく使ってもいいかしら?
これはホットカーペットに限らず、電化製品全般に言えることですが、ペットに電化製品を使う時は必ず見守るようにしましょう。
飼い主の留守中や就寝中は使用しないのがおすすめです。
なぜなら、ペットはホットカーペットに噛みついたり、電源コードをかじったりすることがあるからです。
コードや熱線が傷めば、たちまち火事が発生する危険があります。
たとえ、しつけがしっかりできているペットでも過信は禁物です。
対策としては、カーペットカバーを使うと、多少、安心です。
電源コードを保護するグッズも、ネットショップなどで販売されています。
気になる人は検索してみてくださいね。
まとめ
暖かいホットカーペットの上に布団を敷いて眠れたら、さぞかし気持ちよさそうですが、大変危険です。
ホットカーペットの上にはなるべく物を置かないようにしましょう。
テーブルの脚などを置く時は、当て板を使い、負荷を分散させるのがおすすめです。
ホットカーペットは安全な暖房器具ですが、ペットに使用する際は必ず見守りましょう。
しつけの良いペットでもホットカーペットをかじったり、電源コードに噛みついたりすると、火災発生の恐れがあります。
電気代が比較的安く、とても暖かいホットカーペットは、安全に使いましょう。