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台風で二階が揺れる…強風で家がミシミシ…倒壊することはある?

 

台風が来て、強い風で家が揺れると不安な気持ちにさせられます。

 

建物に風を受けるたびに、あちこちから音がしようものなら、家が壊れるんじゃないかと恐怖以外の何物でもありませんよね。

 

今回は、台風で二階が揺れる…、強い風で家がミシミシ音がするけど大丈夫か? 強風で家が倒壊することはありえるのか?について綴って行きます。

 

 

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台風で二階が揺れる…

基本的に木造住宅は、木の「しなり」を活かして建物の倒壊を防ぐ構造です。

 

コンクリートのビルに関しては、木造とは少し違いますし、下記の記事も参考になるかもしれませんね。
⇒台風でビルが揺れることはある?倒壊することは?できる対策は?

 

建物は1階より2階、2階より3階と、階数が高い方が揺れやすいんですよね。

 

台風の強風のような強い力が家にかかると、しなって変形するわけで、揺れるのって普通なんですよ。

 

地震に強いとされる「免震構造」の家でも、強い風で揺れることって普通にあるんですよ~。

 

単に揺れるだけなら、心配はいりません('ω')

 

 

普通の木造の家だと、風速30mほどの強い風で、1/100程度の揺れを考えて設計されています。

 

簡単に考えると、3mの高さのところに2階の床がある家なら、3cmほどの揺れを考慮して作られているってことです。

 

もしこの既定の揺れより、もっと揺れるを感じるんだけど…という場合は、建物になんらかの原因を抱えているかもしれませんね。。。

 

 

不自然な揺れの原因を考えると・・・

 

・構造計算書が間違えられた

構造計算していれば、想定している揺れは超えることはないんです。

まぁあってはいけないことなんですけど、構造専門以外の人が構造計算ソフトを使ったり。。。

構造計算書や構造図が偽装された、確認申請書の図面と違う内容で施工されたってことも考えられますね。

 

 

・施工不良

いわゆる「手抜き」ってヤツです。

すじかいがあまり入っていない、柱と柱の金具が使用されていない、耐震金物で十分固定されていないなど、わかった上での悪質な施工不良って実際あります。

ひどい場合は、コンクリートの基礎の部分から手抜きされている場合もあります。

こういう場合は、柱、梁、耐力壁といった主要のものから、疑ってしまいますよね。。。

 

 

・地盤が変形した

構造計算計や施工がきちんとされていても、地震の影響などで地盤が変形してしまうと、建物自体が斜めになったりバランスが崩れる場合がありますね。

元々僕は、旧耐震基準の頃に建てられた家に長く住んでいたのですが、田んぼを埋め立てた土地で地盤を固めてもありませんで、台風の日には笑えるくらい家が揺れました(笑)

 

 

建てられてそんなに時間が経過していない家がすごく揺れるというのであるならば、確認申請書と構造計算書と検査済書を持って、構造計算事務所や欠陥住宅専門事務所に相談するのがいいでしょう。

 

家の揺れを抑える対策としては強度を確保することが必要になるので、、柱と梁の継ぎ目に補強金物を入れるたり、すじかいを増やすなどリフォームが必要になりますね。

 

 

強風で家がミシミシ…

建物は、強い風を壁面で受けます。

 

もっと言えば、木造住宅は、柱と間柱で風の力を受けていると言えます。

 

間柱って意外とと厚みが薄くて、強い風を受けるとたわむんですよね。

 

このたわんだ時に、壁から「ミシミシ」ときしむ音が聞こえるわけです(;´・ω・)

 

さらに壁面で受けた風の力は、2階の床面と天井面で、すじかいに伝わらないように抵抗します。

 

床面と天井面が風の力に抵抗し、わずかに変形する時にきしむ音がしますね(;'∀')

 

強い風の力を受けると、建物は同じ抵抗の仕方をします。

 

鉄筋のマンションでさえも揺れるんですよ。。。

 

木造の家が、強い風でミシミシきしむのは普通ですよ~。

 

 

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強風で家が倒壊することはあるのか?

 

強風で家が倒れるということは、風速40m/sくらいからありえるとされています。

 

時速でいうと140mくらい、走行中のトラックが横転するくらいの風の強さだそうです。

 

とはいうものの、台風の強風で家が倒壊したなんてほとんど聞きません。

瓦が飛んで行ったとか、飛んできた看板や瓦で壁が壊れたり窓が割れたとかそれくらいだと思います。

 

強風とは言っても、大きな竜巻でも発生しないと、家が倒壊することはないのではないでしょうか。

 

とはいうものの、強風でによって1階で揺れを大きく感じるのならば、建物自体危険です。。。

 

早めに専門家に強度を確かめてもらうことを、おすすめしますね。

 

 

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まとめ

木造住宅は、木の「しなり」を活かした作りがなされ、階数が高い方が揺れを感じやすいです。

 

台風のような強風が家を吹き付けると、しなることによって家が揺れます。

 

強風で間柱がたわんだ時や、床面や天井面が変形する時に「ミシミシ」ときしむ音が聞こえる場合があります。

 

台風で家が倒壊したとはあまり聞きはしませんが、強風によって1階でさえ大きく揺れているのを感じる状態なら、危険な状態です。

 

早急に専門家に診断してもらうようにしてくださいね!!

 

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