床にワックスを塗ったのならば、どうしても一緒についてくるのがワックスをはがす作業です。
床のワックスの表面にキズができていたり、ワックス自体が黒く変色してきたら…そろそろワックスをはがす=ワックス剥離を考える時期です。
今回は、掃除屋だった僕が、ワックス剥離についてよく聞かれる疑問について綴って行きます。
フローリングのワックス剥離は自分でできる?
自分でフローリングのワックスを剥離する…
不可能ではないですよ~♪
ただし、、、簡単な作業ではなく、かなりの重労働で、失敗のリスクもあることだと頭に置いておきましょう。。。
思っている以上にワックスははがれないものです…汗
そしてフローリングという床材は水分が苦手なものが多いのですが、ワックスをはがす作業は水分を普通に使うため、水分の処理との闘いだと思ってください。
キレイに仕上げるには、なるべく部屋の荷物をすべて移動させることから始まります。
大きなテレビ台など、どうしても移動させれない、または絶対に移動させることはない!というモノ以外は、なるべく移動させた方がベストです。
ぶっちゃけ、本業としている掃除屋さんでも失敗するときは・・・ありますね㊙
⇒ワックス剥離の失敗とは?おすすめの剥離剤と代用できるモノは?
フローリングのワックスを剥離する時に必要な道具とは?
まずワックスの皮膜を壊す剥離剤が必要です。
この剥離剤、フローリングなど木製床で使用できないものも存在しますので、購入の際には裏のラベルをよく見て、確認してくださいね!
フローリングで使える剥離剤を選んでくださいね!!
僕ら掃除屋はフローリングなどの木製床は、基本水分が浸透しづらいジェル状やゼリー状で、液性が中性を示す剥離剤を使っています。
あとは、粗削りしたり固形物の汚れを取るためのプラスチックスクレイパー。
こするための、研磨剤が入っていないスポンジ。
目地に入った汚れやワックスかすを取るためのブラシ。
回収や仕上げ拭きのためのタオルといったところですね。
フローリングのワックスを剥離する方法は?
1.できるならば巾木から上をマスカークロスで養生して、壁面を汚さないようにした方がいいです。
ピュッと飛ばしてしまった水滴が、後々変色してきて、汚れとして目立ってくる場合があります。
2.剥離剤のボトルの注意事項に書いてある広さに剥離剤を塗って、ワックスが反応するまで少し置きます。
3.スポンジでこすりながら、絞ったタオルで汚水を回収します。
ワックスが厚すぎる場合は、ここでプラスチックのスクレイパーを使って削るのも手です。
金属製のスクレイパーは、床面に傷をつけてしまう場合が多々ありますので、使わない方がいいですね。
スポンジも研磨剤が入っているものを使うと、キズの原因になります。
4.ワックスが残っていない状態になったら、仕上げに水拭きを数回しましょう。
もしワックスが残っている状態で上からワックスを塗布すると、ツヤのムラの原因になります。
気をつけてください!!
写真付きのワックスの剥離方法はこちら
⇒フローリングのワックス剥離を自分でやる方法!失敗した事例も紹介
まとめ
フローリングのワックスの剥離について書いてみました。
非常にリスクの高い作業なうえ重労働なので、自分で作業はできるけれど…業者に頼んだほうがいいでしょうね…
業者でも失敗することもありますし、きちんと損害保険に対応している業者にお願いすることをおすすめします。
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