蜘蛛は、害虫を食べてくれますし、益虫とされています。
でも見た目的にも「ちょっと・・・」と苦手な人や怖いという人もいますよね。。
今回は、洗剤で蜘蛛を退治できるという話は本当なのか、室内でなるべく殺虫剤を使わずに蜘蛛を退治する方法、クルマの中でクモを退治する方法について綴って行きます。
蜘蛛の退治には洗剤が効く?
クモって見た目もなんか怖いし、見かけると退治しないといけないのかなぁと思いますね・・・
さわりたくなんてないですしね(;^ω^)
でっかい蜘蛛だと、タランチュラをイメージしてしまうのは、僕だけでしょうか。。。
あまり良いイメージのないクモですが、家の中にある家庭用の合成洗剤などを蜘蛛の体にかけると、死んでしまいます。
昆虫も含めて虫は、体に「気孔」と呼ばれる呼吸器官があります。
洗剤に含まれている「界面活性剤」が、虫の気孔をふさいでしまうんですね。
なので窒息して、死んでしまうんです。
「界面活性剤」といっても、いろんな種類があります。
気孔をふさいでしまうだけなので、洗剤の種類や界面活性剤の種類は関係ないですよ~。
ただし、洗剤を吹き付けた場所に影響が出てくる場合がありますよね(;^ω^)
「ハイター」や「カビキラー」など塩素系の場合は、噴射したりついた所が変色してしまうことが多いです。
白い壁紙でも、あとあと緑になったり黄色に変色します。
トイレなどで使う酸性洗剤は、シンクなど金属につくと、サビを誘発してしまいます。
住宅用の中性洗剤を使うのが、一番いいかなぁと思いますね。
蜘蛛の退治を室内でするには?
「アシダカグモ」や「ハエトリグモ」は、家の中にいるゴキブリなど害虫を食べてくれます。
でも見た目が苦手な人にとっては・・・駆除も仕方ないのかもしれません。
手っ取り早いのは、殺虫剤やバルサンを使うことでしょう。
でも人間へ与える「害」というか、副作用がイヤだという人もいると思います。
そういう場合は、冷気を出すスプレーなんかが効果的ですよ!!
例えば、打ち身やねんざの時に瞬間冷却をしてくれる「コールドスプレー」なんかは効果が期待できます♪
あと市販されているモノの中には、「殺虫成分」が入っていない冷却タイプの殺虫剤もあります。
クモが室内に居れなくするには、エサとなるゴキブリなどの害虫を減らしてしまうのもいいですね。
そして蜘蛛を寄せ付けなくするといえは、ヨモギ酢、竹酢液、木酢液などに効果があります。
クローブ、ハッカ、シダーウッドなどエッセンシャルオイルにも、蜘蛛には忌避効果があるようですよ。
蜘蛛を見つけて、どうしても緊急の対策が必要な場合は・・・掃除機で吸い取って、中に閉じ込めてしまうことでしょうか。。
注意事項として掃除機のノズルの先端から、掃除機内に殺虫剤を噴射するのはやめましょう!
水分が作用して、後々掃除機からの排気がカビ臭くなることがありますよ。。。
車内で蜘蛛を退治するにはどうしたらいい?
クルマの中で蜘蛛を見つけると、自分の逃げ場もないし焦りますよね(;´・ω・)
密閉空間ということで、「バルサン」を考える人もいるかもしれませんが、機器を傷めてしまうのでやめたほうがいいです。
もし暑い真夏の時期なら、炎天下に車を置いておくと、車内が高温になるので虫は死んでしまいます。
それほど暑くない時期や「今すぐ対処したい・・・」という場合は、扉を閉め切った状態で、設定温度を最高値にして暖房を入れたままクルマを放置してみてください。
もし夕方や暗くなってからの場合は、クモの夜行性の習性を利用するといいです。
それほど明るくないライトなどを使い、ドアまでおびき寄せ、ドアを空けて外に締め出してください。
もし車内にできた蜘蛛の巣の真ん中にいる状態なら、割りばしなど棒を使い、巣ごとクルクルと巻き付け、野外に出してしまってください。
窓を閉めてしまえば、もう大丈夫ですよ~。
まとめ
洗剤でクモを退治することはできます。
洗剤で気孔をふさいで窒息させる効果があるのですが、使う洗剤には注意が必要です。
なるべく殺虫剤を使わずに室内で退治するには、瞬間冷却タイプのコールドスプレーが効果的です。
あと、蜘蛛が部屋に居つかないようにするために、害虫がいない=お部屋をキレイにすることを心がけましょう。
そして家の中に蜘蛛が入ってこないようにするには、しっかりと網戸で防ぐことも重要です。
窓の右側と左側、どっちに網戸をセットするのかで、害虫が室内に入ってくるリスクも変わってきます。
こちらも参考にしてみてくださいね!
網戸に穴が開いている場合は、自分で張り替えてみることをおすすめします
⇒網戸を張り替えるコツとは?自分でやってみるにはどうしたらいい?