悪天候が続くと、室内干しの洗濯物が溜まってしまいますよね。
もう干す場所が無~い!
お気に入りの服、早く乾いて~!
ここでは、洗濯物をスピーディーに乾かす方法として、ドライヤー、除湿機、扇風機について説明します。
洗濯物が乾かない時はドライヤーで乾く?
乾かない洗濯物を単品で乾かす場合は、ドライヤーが使えます。
学生の体育会系の部活などでは、今日の試合で来たユニフォームを明日の試合でも着るなんてこともあります。
まず、広げたバスタオルに洗濯物を挟み、しっかり上から押して水分を吸収させます。
それから、紙袋の中に洗濯物を入れて、ドライヤーで熱風を当てていきます。
全体に熱風が当たるように、時々、洗濯物をひっくり返してくださいね。
大体、1枚10分程度で乾きます。
しわになりやすい洗濯物の場合は、ハンガーにかけた状態でドライヤーの風を当てていきます。
この方法は少し時間がかかりますが、しわにならないで乾いていきます。
ホテルなどにもドライヤーはありますから、旅行先でも使える方法です。
さらに、生乾きの状態でアイロンをかけるのもシワがよく伸びて、キレイに仕上がりますよー。
それから、 洗濯物の素材にもよりますが、洗濯機で脱水の時間を長めにしたり、回数を増やしたりすると乾きやすくなります。
最近の高性能な洗濯機には部屋干しモードという機能が付いていることがあり、送風しながら脱水をしてくれて、かなり乾く時間を短縮してくれます。
洗濯物が乾かない時の除湿器の効果は?
では、室内干しした洗濯物を早く乾かす方法はないでしょうか?
そんな時は除湿器を使いましょう!
除湿器を使う場合は、できれば狭い部屋の方が早く除湿できます。
そして、部屋のドアは閉めることがポイントです。
バスルームなどに干した洗濯物の場合は、換気扇も止めましょう。
(次章で説明する扇風機使用の場合は、広い部屋でドアを開けて風通しをよくした方が早く乾くのでご注意下さい)
さらに、寒い季節の場合、暖房が使える部屋なら少し付けて部屋を暖めましょう。
目安としては室温が16℃以上。
窓からの冷気を遮断できるように、カーテンやブラインドを閉めるのもおすすめです。
それから、除湿器の風が洗濯物に当たるようにセッティングします。
しかし、あまり近づけ過ぎもよくなくて、40㎝程度は離してください。
干した洗濯物は下の方が乾きにくいので、除湿器の風が洗濯物の下から当てると早く乾きます。
また、洗濯物の干す間隔をなるべく広くすると、風が通るようになり、乾きやすくなります。
除湿器無しでは乾くまでに7時間以上かかっていた洗濯物が、除湿器を使うと2時間程度とぐんと乾くスピードが変わりますよ~(*'▽')
洗濯物が乾かない時は扇風機?
さらに効率よく室内干しの洗濯物を乾かすなら、扇風機がおすすめです。
除湿器と併用すると抜群に効果がありますが、扇風機だけでも効果があります。
また、除湿器や乾燥機のように電気代もそんなにかからないのが扇風機のメリットです。
まず、洗濯物全体に風が当たるように、首振りで扇風機を使用します。
風力は強い方が早く乾きますが、洗濯物同士がくっついてしまう場合は弱風でも大丈夫です。
理想的なのは、風の向きと洗濯物の向きが平行になるようにセッティングすること!
例えば、ハンガーにかけたシャツの正面から風を当てるのではなく、横から風を当てる感じです。
そうすることで、風が洗濯物の間を通り抜けやすくなり、乾きが早くなります。
それから、なるべく洗濯物同士の間隔を開けたり、厚みのあるハンガーと使ったりすると、洗濯物に隙間が出来て、乾きやすくなります。
さらに洗濯物の長さもあえて不ぞろいにして、長いもの、短いものと交互に干した方が、乾きが早くなりますよ~。
また、洗濯物を裏返して干すと、服の裏側にある縫い目が乾きやすくなり、逆さまにして干すと、袖やフードが乾きやすいです。
いろいろな、ちょっとした工夫をすることで、乾く時間が短縮できます。
特別急いでいなくても、乾く時間を短縮することで室内干しにありがちな異臭を防ぐことにもなりますね。
まとめ
洗濯物を急いで乾かしたい緊急事態にはドライヤーが有効です。
溜まってしまった室内干しの洗濯物には除湿器や扇風機が効果的ですが、それぞれ使い方にコツがあります。
干し方もできるだけ洗濯物同士を離したり、裏返したり、逆さまにしたりなど、手間をかけることで乾きが早くなります。
早く乾かすことで生乾きの嫌な臭いを防止することもできますから、、主婦なら知っておきたい知恵ですね。
▼参考記事▼
・洗濯物の脇が乾かない。部屋干しのコツは?生乾きの臭いを防ぐ方法