
寒い季節になると食べたくなる、おでん。
大根やこんにゃく、卵、ちくわなど、いろいろな具材を一度に楽しめるので、夕食にたっぷり作ることもありますよね。
そんな翌日に、
「残ったおでんをお弁当に持って行けないかな?」
と思うこともあるでしょう。
ところが、おでんをお弁当にしようとすると気になるのが「汁」です。
普通のおかずとは違って、
「汁が漏れない?」
「普通のお弁当箱に入れて大丈夫?」
「大根は汁を切って入れるの?」
「汁まで食べたいときはどうする?」
など、いろいろな疑問が出てきます。
結論からいうと、おでんをお弁当にするときは、どのように食べたいかによって汁の扱い方を変えるのがポイントです。
普通のお弁当箱へ入れて「おかず」として食べるなら、汁をたっぷり入れるのではなく、具材を中心に詰める方法が扱いやすくなります。
一方、
「おでんはやっぱり汁と一緒に食べたい」
という場合は、汁物を入れることを想定した容器を使う方法があります。
つまり、
普通のお弁当箱なら具材中心。
汁まで楽しみたいなら、用途に合った容器を選ぶ。
と考えるとわかりやすいでしょう。
この記事では、おでんをお弁当にするときの汁の扱い方から、汁漏れ対策、弁当箱の選び方、具材の詰め方、スープジャーを使う場合の考え方まで、初心者の方にもわかりやすく紹介します。
前日の残りのおでんを活用したいときにも、ぜひ参考にしてください。
おでんはお弁当にできる?最初に知っておきたい基本
おでんをお弁当にしたいと思ったとき、
「そもそもおでんって、お弁当に向いているの?」
と疑問に感じるかもしれません。
おでんは汁のある料理なので、卵焼きや焼き魚などとまったく同じように詰めるのではなく、少し工夫して持って行くことがポイントです。
おでん弁当でまず考えたいのは「汁」
おでんをお弁当にするとき、一番悩みやすいのが汁です。
自宅で食べるなら、お皿や器へ汁ごと盛り付ければ問題ありません。
しかし、お弁当の場合は家から職場や学校などまで持ち運びます。
バッグの中で容器が動いたり傾いたりすることもあるため、普通の弁当箱へたっぷり汁を入れると扱いにくくなります。
そのため、まずは、
「汁も一緒に持って行きたいのか」
それとも、
「具材だけをおかずとして持って行きたいのか」
を決めると準備しやすくなります。
普通のおかずとは少し違うと考える
普段のお弁当なら、ご飯の横に卵焼きや炒め物などを詰めることが多いでしょう。
おでんの場合は、具材そのものに汁が含まれています。
特に大根や厚揚げなどは、鍋から取り出した直後には表面にも汁がたくさん付いています。
そのまま普通のお弁当箱へ移すと、容器の底に汁がたまってしまうことがあります。
だからこそ、
鍋から取り出す→汁気を調整する→弁当箱へ詰める
というひと手間を加えると扱いやすくなります。
汁ありと汁なしでは持って行き方が変わる
「おでんは汁があるからおいしい」と感じる方もいれば、「お弁当なら具だけでも十分」という方もいるでしょう。
どちらが正解というわけではありません。
大切なのは、食べ方に合わせて容器を変えることです。
具材中心なら普通のお弁当箱。
汁まで楽しみたいなら汁物に対応した容器。
このように考えるだけでも、おでん弁当の準備はぐっとわかりやすくなります。
ご飯をどうするかも考えておこう
おでんだけではなく、ご飯も持って行く場合は、
「同じ容器へ入れる?」
「別々にする?」
という点も考えておきましょう。
ご飯に少しおでんの汁が付くのが好きなら、一緒に詰める方法も考えられます。
反対に、
「ご飯が汁を吸うのは苦手」
「白いご飯のまま食べたい」
という場合は、別容器にしたほうが食べやすくなります。
自分が昼食のときにどんな状態で食べたいかを想像すると決めやすいでしょう。
おでん弁当の作り方がすぐわかる早見表
最初に、おでん弁当で迷いやすいポイントを簡単に整理しておきましょう。
| 気になること | 基本的な考え方 |
|---|---|
| 普通のお弁当箱で持って行きたい | 汁を控えて具材中心にする |
| 汁も一緒に楽しみたい | 汁物に対応した容器を使う |
| 汁漏れが心配 | フタ・パッキン・持ち運び方を確認 |
| ご飯も持って行きたい | 別容器にすると扱いやすい |
| 大きな具材が入らない | 容器に合わせて大きさを調整 |
| 前日の残りを使いたい | 朝に状態を確認して必要量を準備 |
| 職場などで温めたい | 容器の電子レンジ対応表示を確認 |
迷ったときは、まずこの表へ戻って考えてみてください。
おでん弁当は、
汁・容器・詰め方
の3つを決めれば、準備しやすくなります。
おでんを弁当にするなら汁あり・汁なしのどちらがいい?
おでんを弁当にするとき、
「汁は全部捨てたほうがいい?」
「少しくらい入れてもいい?」
と迷いますよね。
これは、使う容器によって考え方を変えましょう。
普通のお弁当箱なら具材中心が扱いやすい
一般的なお弁当箱を使う場合は、おでんの汁をたっぷり入れるのではなく、具材を中心に詰めるほうが扱いやすくなります。
鍋から具材を取り出したら、すぐ弁当箱へ移すのではなく、余分な汁を軽く切ってから詰めます。
おでんの具そのものにも味は付いているので、必ずしも汁を大量に入れる必要はありません。
少量の汁を残したい場合は容器を確認する
「少し汁があったほうがおでんらしい」
と思うこともあるでしょう。
その場合でも、まず使用する弁当箱の仕様を確認してください。
弁当箱によって密閉性や用途が異なります。
見た目だけで、
「パッキンがあるから汁を入れても大丈夫そう」
と判断するのではなく、商品表示や取扱説明書を確認することが大切です。
汁ごと楽しみたいなら容器を変える
おでんの汁までしっかり楽しみたい場合は、普通のお弁当箱へ無理に入れるより、汁物に対応した容器を使うほうがわかりやすいでしょう。
スープジャーなどを使う方法もあります。
ただし、製品によって使用方法や容量、予熱方法などが異なるため、必ず使用している製品の説明に従ってください。
食べる場所から決めてもOK
どちらにするか迷ったら、昼食を食べる環境を考えてみましょう。
たとえば、
職場で机に座ってゆっくり食べる。
休憩室で電子レンジを使える。
外出先で短時間に食べる。
など、状況によって使いやすい方法は変わります。
「おでんだからこうしなければならない」と決めるのではなく、自分が食べやすい方法を選びましょう。
おでんを弁当に入れるときの汁はどうする?
ここからは、普通のお弁当箱へおでんを入れる場合を中心に、具体的な汁の扱い方を見ていきます。
鍋から直接汁ごと移さない
夕食のおでんを取り分ける感覚で、お玉を使って汁ごと弁当箱へ入れると、思った以上に汁が入ることがあります。
普通のお弁当箱へ詰めるなら、
- 具材を鍋から取り出す
- 余分な汁を落とす
- 弁当箱へ詰める
という流れにするとわかりやすいでしょう。
具材を一度別皿へ取り出す
汁の量を調整しにくい場合は、持って行く具材を一度お皿などへ取り出します。
そのまま少し置いておけば、表面に付いていた余分な汁が落ちます。
この方法なら、
「大根から汁がポタポタ落ちている」
「ちくわの中に汁がたまっている」
といった状態にも気付きやすくなります。
表面の汁を軽く落とす
具材を取り出したら、表面にたっぷり汁が付いていないか確認しましょう。
汁気が多ければ、軽く落としてから詰めます。
ただし、必要以上に強く押さえたり、絞ったりする必要はありません。
大根や厚揚げなどは崩れやすいため、やさしく扱いましょう。
汁を完全になくそうとしなくてもいい
「汁漏れが怖いから、完全に水分をなくさなきゃ」
と思うかもしれません。
しかし、おでんの具材そのものにも汁は含まれています。
完全に乾いた状態にするのではなく、容器の底へ大量の汁がたまらない程度に調整すると考えるとわかりやすいでしょう。
汁だけ別にする方法もある
「具材は普通のお弁当箱へ入れたいけれど、汁も少し欲しい」
という場合は、汁だけ別の対応容器にする方法も考えられます。
ただし、容器が増えると荷物も増えます。
昼休みに複数の容器を開ける必要もあるため、実際の食べやすさまで考えて決めましょう。
おでん弁当の汁漏れを防ぐために確認したいポイント
おでん弁当で特に避けたいのが、バッグの中で汁が漏れてしまうことです。
汁を減らすだけでなく、容器の使い方も確認しましょう。
汁物に対応している容器か確認する
お弁当箱にはさまざまな種類があります。
パッキンが付いていても、必ずしも汁物を入れることを想定しているとは限りません。
「密閉できそうだから大丈夫」と自己判断せず、商品の表示や取扱説明書を確認してください。
容器いっぱいまで詰めない
具材をできるだけたくさん持って行こうとして、弁当箱いっぱいまで詰めるとフタが閉まりにくくなることがあります。
特に大根や卵など高さのある具材を重ねると、フタを押し上げてしまう場合があります。
少し余裕を残して詰めると扱いやすくなります。
パッキンに具材を挟まない
フタを閉める前には、パッキン部分を確認しましょう。
小さな食材や調味料などが挟まっていると、きれいに閉まらない場合があります。
おでんの具を詰め終わったら、容器の縁をぐるっと確認する習慣をつけると安心です。
容器の縁についた汁を拭く
具材を詰めている途中で、容器の縁に汁が付くことがあります。
そのままフタを閉めるのではなく、一度きれいにしてから閉めましょう。
フタやパッキンの状態も確認しやすくなります。
バッグの中では立てて入れる
どれだけ丁寧に詰めても、バッグの中で弁当箱が横向きになれば汁が移動します。
できるだけ水平な状態を保てる場所へ入れましょう。
袋を補助的に使う
汁漏れがどうしても心配なら、弁当箱を袋へ入れてからバッグに収納する方法もあります。
ただし、袋へ入れたからといって汁漏れそのものを防げるわけではありません。
基本は、
汁の量を調整する
+
適切な容器を使う
+
フタを正しく閉める
+
傾けない
という組み合わせです。
おでんを入れる弁当箱はどんなものが使いやすい?
おでん弁当では、容器選びも重要です。
「どの商品が一番いい」というより、どのように食べたいかから考えてみましょう。
普通のお弁当箱
汁を少なくして具材中心にするなら、普段使っているお弁当箱を使える場合があります。
ただし、深さがあまりない容器では、大根や卵などがフタへ当たりやすくなります。
詰める前に高さを確認しましょう。
深さのある容器
おでんは具材が大きいため、浅い弁当箱より少し深さのある容器のほうが詰めやすいことがあります。
特に大根、卵、厚揚げなどを入れたい場合は、底面積だけでなく高さも確認してみてください。
密閉しやすい保存容器
保存容器を弁当箱として使いたい場合も、まず商品の用途を確認します。
「保存できる容器」と「汁を入れて持ち運べる容器」は必ずしも同じではありません。
持ち運びに使用できるか、電子レンジで使う場合は対応しているかなど、表示を確認しましょう。
スープジャー
汁ごとおでんを楽しみたい場合は、スープジャーという選択肢があります。
普通の弁当箱とは使い方が異なるため、容量や入れ方、予熱方法などは製品の取扱説明書に従いましょう。
ご飯とおでんを別容器にする
迷ったときに使いやすいのが、
ご飯用の容器+おでん用の容器
という組み合わせです。
ご飯へ汁が移るのを避けやすく、それぞれの量も調整しやすくなります。
普通の弁当箱におでんを詰める基本手順
ここでは、初めておでん弁当を作る方でもわかりやすいように、順番に紹介します。
STEP1.持って行く具材を選ぶ
まず、鍋の中から弁当に入れたい具材を選びます。
全部の種類を入れる必要はありません。
弁当箱の大きさを考えながら、
大根1個
卵1個
こんにゃく1個
ちくわ1本
など、無理なく収まる量を選びます。
STEP2.具材と汁を分ける
持って行く具材を鍋から取り出します。
普通のお弁当箱なら、お玉で汁ごとすくうより、具材だけを取り出すほうが汁の量を調整しやすくなります。
STEP3.大きすぎる具材を確認する
弁当箱へ入れる前に、大根やこんにゃくなどの大きさを確認します。
無理に押し込まなければ入らない場合は、食べやすさも考えながら大きさを調整します。
STEP4.汁気を調整する
具材を取り出してすぐ詰めるのではなく、余分な汁を軽く落とします。
特にちくわなど穴のある具材は、中に汁が残っていることがあります。
STEP5.大きな具材から詰める
最初に大根や卵など場所を取る具材の位置を決めます。
大きな具材を最後に入れようとすると、入る場所がなくなり、ほかの具を押し込むことになりがちです。
STEP6.小さな具材で隙間を調整する
大きな具材を入れたら、ちくわやこんにゃくなどで空いている部分を調整します。
ただし、隙間を完全になくそうとしてぎゅうぎゅうにする必要はありません。
STEP7.高さを確認する
具材を詰め終えたら、フタに当たらないか確認します。
「閉まるから大丈夫」ではなく、無理なく閉じられる状態が理想です。
STEP8.フタとパッキンを確認する
最後に容器の縁やパッキンを確認します。
汁や具材が付いていればきれいにしてからフタを閉めましょう。
おでん弁当をきれいで食べやすく詰めるコツ
せっかくお弁当にするなら、開けたときに食べやすく見えるとうれしいですよね。
ただし、おでんの場合は見た目だけでなく、取り出しやすさも大切です。
大きな具材の場所を先に決める
お弁当箱をパズルのように考えてみましょう。
最初に大根や卵などの大きな具材を置きます。
そのあとで小さな具材を配置すると、全体がまとまりやすくなります。
大根や卵を何段にも重ねない
大根の上に卵、その上にちくわ……というように重ねすぎると、フタへ当たりやすくなります。
また、食べるときに下の具材を取り出しにくくなります。
できるだけ一つ一つの具材が見えるように詰めると食べやすいでしょう。
茶色ばかりでも気にしすぎない
おでんは大根、こんにゃく、練り物など、落ち着いた色合いの具材が多い料理です。
「お弁当だからカラフルにしなきゃ」
と無理に考える必要はありません。
ほかのおかずを加える場合に彩りを考える程度でも十分です。
見た目より食べやすさを優先する
写真映えする詰め方と、実際に昼休みに食べやすい詰め方は必ずしも同じではありません。
おでん弁当の場合は、
箸で取りやすい
汁がこぼれにくい
フタがきちんと閉まる
という実用性を優先しましょう。
おでん弁当に入れやすい具材と詰め方
おでんにはたくさんの具材があります。
ここでは、代表的な具材を弁当にするときのポイントを見ていきましょう。
大根
おでんの定番といえば大根ですよね。
ただし、大根はサイズが大きく、汁も含んでいます。
鍋から取り出したら余分な汁を落とし、弁当箱の高さに収まるか確認しましょう。
無理に押し込むと崩れることがあります。
こんにゃく
こんにゃくは比較的形が崩れにくく、お弁当にも詰めやすい具材です。
ただし、大きな三角形に切っている場合は弁当箱の中で場所を取ります。
必要なら食べやすい大きさを考えましょう。
卵
卵は形が決まっているので配置を考えやすい具材です。
一方、丸いままだと意外と高さがあります。
フタに当たりそうな場合は、容器の深さを確認してください。
ちくわ
ちくわは細長いため、弁当箱の隙間を調整するときにも使いやすい具材です。
ただし、穴の中に汁が残っていることがあります。
取り出したときに確認しましょう。
さつま揚げなどの練り物
練り物もおでん弁当に入れやすい具材です。
大きなものは、そのまま入れると場所を取る場合があります。
弁当箱の大きさに合わせて考えましょう。
厚揚げ
厚揚げは汁を含んでいることがあり、強く扱うと崩れる場合もあります。
鍋から取り出すときも、詰めるときもやさしく扱います。
結びしらたき
結びしらたきはまとまりがあるので取り分けやすい具材です。
ただし、汁をまといやすいため、鍋から取り出した直後は余分な汁を落としてから詰めましょう。
ウインナー
ウインナー入りのおでんを作っている場合は、お弁当に入れることもできます。
ほかの大きな具材の隙間へ配置しやすいでしょう。
ただし、無理に隙間へ押し込まないようにしてください。
大きなおでんの具が弁当箱に入らないときは?

家庭で食べるおでんは、大きめの具材を楽しめるのも魅力です。
しかし、そのサイズがお弁当では困ることがあります。
大根は容器とのバランスを見る
厚く切った大根は、お弁当箱の高さによってはそのまま入らないことがあります。
無理にフタを押し付けるのではなく、弁当箱に収まる大きさを考えましょう。
こんにゃくは食べやすさも考える
大きなこんにゃくは、昼休みに箸で食べるときにも少し扱いにくい場合があります。
弁当にする場合は、容器だけでなく食べるときのサイズも意識すると便利です。
ちくわは長さを調整しやすい
長いちくわなら、弁当箱の幅に合わせて切ることができます。
細長いまま無理に曲げて入れるより、食べやすさも考えて調整しましょう。
厚揚げは無理に押し込まない
厚揚げは強く押すと形が崩れることがあります。
入る場所がない場合は、ほかの具材を減らすことも考えましょう。
全種類を入れなくても大丈夫
鍋の中に、
大根
こんにゃく
卵
厚揚げ
ちくわ
練り物
しらたき
などが入っていると、
「全部少しずつ持って行きたい」
と思うかもしれません。
しかし、弁当箱には限りがあります。
好きな具を3〜4種類選ぶだけでも、十分おでん弁当になります。
前日の残りのおでんを弁当にするときの準備
夕食で余ったおでんを翌日のお弁当に活用できれば、朝の準備も少し楽になります。
ただし、鍋からそのまま詰めるのではなく、朝に必要な分を準備しましょう。
朝に必要な分を取り分ける
最初に、
「今日は大根と卵とこんにゃく」
など、持って行く具材を決めます。
弁当箱を横に置いて考えると量をイメージしやすくなります。
具材の状態を見る
取り分けるときには、具材が崩れていないかなども確認します。
大根がかなりやわらかくなっている場合は、詰めるときに特にやさしく扱いましょう。
汁の量を調整する
普通のお弁当箱なら、取り出した具材の余分な汁を落としてから詰めます。
「昨日の鍋に入っていた状態」をそのまま再現する必要はありません。
お弁当に合わせて汁の量を変えましょう。
前夜に弁当箱を決めておく
朝の時間を短くしたいなら、
「明日はこの容器へおでんを入れる」
と前夜に決めておくと便利です。
朝になってから、
「大根が入らない」
「フタが閉まらない」
と慌てにくくなります。
忙しい朝におでん弁当をスムーズに準備するコツ
お弁当作りは時間との勝負になることもあります。
特に朝は、身支度や朝食の準備なども重なりますよね。
最初に容器を出しておく
弁当箱、ご飯の容器、必要ならスープジャーなどを先に用意します。
入れ物が決まっているだけでも作業が進めやすくなります。
持って行く具材を先に決める
鍋を見ながら一つずつ悩むより、
「大根、卵、こんにゃく、ちくわ」
など、最初に決めてしまうとスムーズです。
汁気を調整している間に別の準備をする
取り出した具材の汁を落としている間に、ご飯などを準備すれば時間を使いやすくなります。
最後に必ずフタを確認する
忙しいと忘れやすいのが最後の確認です。
弁当箱をバッグへ入れる前に、
フタ
パッキン
容器の縁
バッグの中での向き
を確認しましょう。
スープジャーでおでんを持って行く場合は?
「せっかくなら、おでんの汁も一緒に食べたい」
という方には、スープジャーを使う方法があります。
汁ごと楽しみたい場合に使いやすい
普通のお弁当箱では汁の量を控える必要がありますが、汁物を入れることを想定したスープジャーなら、おでんの汁も一緒に持って行きやすくなります。
大根やこんにゃくなどを汁と一緒に食べたい方には便利な選択肢です。
最初に取扱説明書を確認する
スープジャーは製品によって、
容量
予熱方法
入れられる量
使用上の注意
などが異なります。
自己流ではなく、使用している製品の説明に従いましょう。
具材の大きさを確認する
スープジャーは入口が弁当箱より狭い場合があります。
大きな大根や厚揚げを入れると、
「入ったけれど取り出しにくい」
ということもあります。
入れるときだけでなく、食べるときのことも考えてサイズを決めましょう。
フタとパッキンを確認する
汁を入れる場合は、フタやパッキンの状態確認が特に大切です。
正しく取り付けられているか確認してから持ち運びます。
普通の弁当箱とスープジャーはどう使い分ける?
どちらを使えばいいのか迷ったら、「どんなおでん弁当にしたいか」で考えてみましょう。
| 比較ポイント | 普通の弁当箱 | スープジャー |
|---|---|---|
| 基本スタイル | 具材中心 | 汁+具材 |
| 汁の量 | 控えめにしやすい | 汁ごと楽しみやすい |
| ご飯 | 一緒に詰めることもできる | 別容器にしやすい |
| 詰めやすさ | 大きな具材を並べやすい | 入口の大きさを確認 |
| 確認したいこと | 汁への対応・フタ | 製品ごとの使用方法 |
おかずとして食べるなら普通のお弁当箱
「ご飯のおかずとして大根や卵を食べたい」
という場合は、普通のお弁当箱へ具材中心に詰める方法がシンプルです。
汁も楽しみたいならスープジャー
「おでんは汁まで飲みたい」
という場合は、スープジャーなど汁物向けの容器を検討します。
荷物の量も考えよう
スープジャーに加えてご飯用容器も持つと、荷物が増えます。
通勤バッグの大きさや移動方法なども考えて選びましょう。
おでんとご飯を一緒に持って行く方法
おでんだけでなく、ご飯も食べたい方は多いでしょう。
ご飯へ汁を染み込ませたくないなら別容器
最もわかりやすいのは、ご飯とおでんを別々にする方法です。
おでんの汁がご飯へ移りにくく、それぞれ食べやすくなります。
仕切りを利用する
同じ弁当箱に入れる場合は、仕切りを使う方法があります。
ただし、仕切りがあるからといって汁をたっぷり入れてよいわけではありません。
おでんの汁気自体を調整したうえで使いましょう。
二段式の弁当箱を使う
上段がおでん、下段がご飯など、二段に分ける方法もあります。
ただし、容器の用途や汁への対応については商品表示を確認してください。
ご飯の上へ直接置く場合
ご飯の上におでんをのせたい場合は、具材の汁気を十分確認しましょう。
大根などから汁が出ると、ご飯が想像以上に汁を吸う場合があります。
おでん弁当にもう一品加えるなら?
おでんだけでも具材が多ければ十分なことがあります。
それでも、
「少し違う味のおかずも欲しい」
という場合は、汁気の少ないものを合わせると詰めやすくなります。
卵焼き
おでんに卵を入れない場合なら、卵焼きを添える方法があります。
焼き物
焼いた肉や魚など、汁が出にくいおかずなら、おでんとは違った味を楽しめます。
炒め物
少量の炒め物を添える方法もあります。
ただし、水分が多くならないようにすると詰めやすいでしょう。
野菜のおかず
色合いが気になる場合は、野菜のおかずを少量添えると見た目にも変化が出ます。
とはいえ、「お弁当だから何品も入れなければ」と無理をする必要はありません。
おでんの具が十分あるなら、それをメインのおかずとして考えてもよいでしょう。
おでん弁当を持ち運ぶときのポイント
きれいに詰められても、持ち運んでいる途中で弁当箱が大きく傾けば、汁漏れにつながる可能性があります。
できるだけ水平にする
バッグの底など、安定する場所へ入れます。
縦長のバッグに無理やり入れて弁当箱が斜めにならないようにしましょう。
バッグの中で動かないようにする
バッグに余裕がありすぎると、歩くたびに弁当箱が動くことがあります。
ほかの荷物との位置関係を調整し、できるだけ安定させます。
重い荷物を上に置かない
弁当箱の上へ重いものを置くと、フタへ力がかかることがあります。
バッグへ入れる順番にも注意しましょう。
自転車では特に傾きに注意する
自転車のかごやバッグに入れる場合は、移動中に大きく揺れることがあります。
「家で逆さにしても漏れなかったから大丈夫」と考えるのではなく、できるだけ立てた状態を維持しましょう。
おでん弁当を温め直すときに確認したいこと
寒い日は、お昼に温かいおでんを食べたくなりますよね。
職場などで電子レンジを使える場合は、容器と温め方を確認しましょう。
電子レンジ対応の容器か確認する
最初に見るのは容器の表示です。
見た目だけで電子レンジ対応かどうかを判断しないでください。
フタをどうするか確認する
電子レンジ対応の容器でも、
フタを外す
少しずらす
フタも対応している
など、使用方法が異なることがあります。
商品の説明に従いましょう。
大きな具材は温まり方に差が出る
大根や卵など大きな具材と、小さな練り物では温まり方が違うことがあります。
「外側が熱いから全部温まった」と決めつけず、状態を確認します。
一度に長時間加熱しない
追加で温める場合は、短時間ずつ様子を見ると調整しやすくなります。
スープジャーを電子レンジへ入れない
一般的なスープジャー本体をそのまま電子レンジへ入れることは避け、必ず製品の取扱説明書に従ってください。
おでん弁当を食べやすくするひと工夫
作るときは「きれいに入った!」と思っても、昼休みに食べてみると取りにくいことがあります。
詰めるときには、食べる場面まで想像してみましょう。
一口で食べにくい具材は大きさを考える
自宅なら大きな大根を箸で少しずつ食べられますが、お弁当では食べにくいこともあります。
必要に応じて食べやすいサイズを考えましょう。
箸で取りやすい向きにする
ちくわやこんにゃくなどを隙間へ押し込むと、箸で取り出しにくくなります。
少し余裕を残すことも大切です。
からしなどは別にする
からしなどを使いたい場合は、最初からおでん全体へ付けるより、食べるときに使えるようにしておくと好みに合わせやすくなります。
容器を増やしすぎない
汁、ご飯、おでん、副菜……とすべて別々にすると、昼食時に容器だらけになることもあります。
「食べやすいか」「片付けやすいか」まで考えて、無理のない組み合わせにしましょう。
おでん弁当でやりがちなNG行動
最後に、おでんを弁当にするときに避けたい行動をまとめます。
NG1.鍋から汁ごとそのまま移す
普通のお弁当箱へ、お玉で汁ごとどんどん入れると、底に大量の汁がたまりやすくなります。
具材と汁を分けて考えましょう。
NG2.容器いっぱいまで汁を入れる
フタの近くまで汁を入れると、持ち運ぶ際に扱いにくくなります。
汁物を持って行く場合でも、使用する容器の規定に従ってください。
NG3.具材をぎゅうぎゅうに押し込む
大根や厚揚げなどを無理に押し込むと、具材が崩れたりフタが閉まりにくくなったりします。
入りきらない場合は量を減らしましょう。
NG4.パッキンを確認しない
パッキンがずれていたり、食材が挟まっていたりすると、フタが正しく閉まらない場合があります。
毎回確認しましょう。
NG5.フタが浮いているのに無理に閉める
「あと少し押せば閉まる」
という状態なら、具材を減らしたほうが安心です。
フタに力をかけ続ける詰め方は避けましょう。
NG6.汁気の多い具材をご飯の上へそのまま置く
大根などから出た汁をご飯が吸ってしまうことがあります。
それが好みでない場合は、汁気を調整するか容器を分けましょう。
NG7.バッグへ横向きに入れる
弁当箱を横向きにすると、中の汁がフタ側へ移動します。
できるだけ水平に持ち運びましょう。
NG8.電子レンジ対応か確認しない
容器によって電子レンジでの使い方は異なります。
必ず表示を確認してください。
NG9.スープジャーを普通の弁当箱と同じ感覚で使う
スープジャーには製品ごとの使用方法があります。
入れ方や予熱なども含め、取扱説明書を確認しましょう。
おでん弁当を持って行く前のチェックリスト
朝は忙しいため、一つ一つ考えるよりチェックリストにすると便利です。
詰める前
□ 持って行く具材を決めた
□ 弁当箱の大きさを確認した
□ 汁をどのくらい入れるか決めた
□ ご飯と分けるか決めた
□ 使用する容器の用途を確認した
フタを閉める前
□ 汁を入れすぎていない
□ 具材を詰め込みすぎていない
□ フタに具材が当たっていない
□ パッキンに食材が挟まっていない
□ 容器の縁に汁が付いていない
□ フタが無理なく閉まる
バッグへ入れる前
□ フタがきちんと閉まっている
□ 弁当箱を水平に置ける
□ バッグの中で大きく動かない
□ 重いものが上に乗っていない
□ 必要なら補助的な袋へ入れた
毎回すべてを難しく考える必要はありません。
何度か作って慣れてくれば、自分に合った詰め方もわかってくるでしょう。
おでん弁当についてよくある質問
最後に、おでんをお弁当にするときに気になりやすい疑問をQ&A形式でまとめます。
Q1.おでんの汁は弁当箱に入れないほうがいい?
普通のお弁当箱なら、汁をたっぷり入れるより、具材の余分な汁を切って詰めるほうが扱いやすくなります。
汁を入れたい場合は、その容器が汁物の持ち運びに対応しているか確認しましょう。
Q2.普通のお弁当箱でもおでんを持って行ける?
具材中心にすれば、普通のお弁当箱へ詰める方法があります。
ただし、容器によって仕様が違うため、汁への対応や電子レンジの使用可否などは確認してください。
Q3.保存容器をお弁当箱代わりにしてもいい?
保存容器によって用途が異なります。
食品を保存できるからといって、汁を入れて持ち運ぶ用途にも向いているとは限りません。
商品の表示を確認しましょう。
Q4.大根はお弁当に入れられる?
大根もおでん弁当に使えます。
ただし、汁を含みやすくサイズも大きいため、余分な汁を落とし、容器に収まるか確認してから詰めると扱いやすくなります。
Q5.こんにゃくはそのまま入れていい?
弁当箱に無理なく入るサイズなら、そのまま使う方法があります。
大きすぎる場合は、食べやすさも考えてサイズを調整しましょう。
Q6.おでんの卵はどう詰める?
卵は丸くて高さがあるため、フタへ当たらない位置へ入れます。
最初に卵の位置を決め、その周囲へ小さな具材を配置すると詰めやすくなります。
Q7.ちくわや練り物は汁を切ったほうがいい?
普通のお弁当箱なら、表面についている余分な汁を落としてから詰めると扱いやすくなります。
ちくわは穴の中にも汁が残っていないか確認しましょう。
Q8.ご飯とおでんを同じ容器に入れてもいい?
同じ容器へ入れる方法もあります。
ただし、おでんの汁がご飯へ移ることがあります。
それが気になる場合は仕切るか、別容器にしましょう。
Q9.おでんの汁だけ別容器にしてもいい?
汁物を持ち運べる容器を使うのであれば、具材と汁を分ける方法も考えられます。
ただし、容器が増えるため、荷物や食べやすさも考えて決めましょう。
Q10.スープジャーなら汁ごと入れられる?
汁物に対応したスープジャーなら、おでんを汁と一緒に持って行く方法があります。
ただし、容量や使用方法などは製品ごとに異なるため、取扱説明書を確認してください。
Q11.大きな具材が弁当箱に入らない場合は?
無理に押し込まず、容器に合わせてサイズを調整するか、別の具材を選びましょう。
すべてのおでん種を一度に入れる必要はありません。
Q12.汁漏れがどうしても心配な場合は?
普通のお弁当箱なら、まず汁の量を減らします。
そのうえでフタやパッキンを確認し、バッグの中でできるだけ傾けないようにしましょう。
汁まで持って行きたい場合は、用途に合った容器を検討します。
Q13.前日の残りのおでんを弁当にするときは?
朝に必要な分を取り分け、具材の状態や汁の量を確認してから弁当箱へ詰めます。
前夜の鍋からそのまま弁当箱へ移すのではなく、弁当に合わせて具材と汁を調整すると詰めやすくなります。
Q14.職場で温め直してもいい?
電子レンジを使う場合は、まず容器が電子レンジに対応しているか確認してください。
フタの扱いについても商品によって異なります。
使用する容器の表示に従い、必要に応じて短時間ずつ様子を見ながら温めましょう。
まとめ|おでん弁当は汁・容器・詰め方を工夫すると作りやすい
おでんをお弁当に持って行こうとすると、
「汁はどうすればいい?」
「漏れないかな?」
「普通のお弁当箱で大丈夫?」
と不安になりますよね。
ですが、一度にすべてを難しく考える必要はありません。
まずは、
普通のお弁当箱なら具材中心にする。
汁まで楽しみたいなら、それに適した容器を選ぶ。
という基本から考えてみましょう。
普通のお弁当箱へ入れる場合は、鍋から具材を取り出し、余分な汁を軽く落としてから詰めます。
大根や卵など大きな具材から位置を決め、その周囲へちくわやこんにゃくなどを配置すると詰めやすくなります。
また、汁漏れを防ぐためには汁の量だけでなく、
フタが正しく閉まっているか
パッキンに食材が挟まっていないか
容器の縁に汁が付いていないか
バッグの中で傾いていないか
といった点も確認しておきたいところです。
汁まで一緒に楽しみたい場合は、普通のお弁当箱へ無理に汁を入れるのではなく、スープジャーなど汁物に対応した容器を使う方法があります。
その場合は、製品ごとの取扱説明書に従って準備しましょう。
そして、おでん弁当だからといって鍋に入っている具材を全部持って行く必要もありません。
大根と卵とこんにゃく。
あるいは、ちくわと練り物を加える。
というように、自分の好きな具材と弁当箱の大きさに合わせて選べば大丈夫です。
前日の残りのおでんがあると、
「また夜に食べるしかないかな」
と思ってしまうこともありますが、お弁当として楽しむ方法もあります。
汁をどうするか。
どの容器にするか。
どの具材を入れるか。
どう詰めるか。
この4つを順番に決めれば、おでん弁当はそれほど難しくありません。
自分が昼食のときに食べやすい形を考えながら、無理のない方法でおでん弁当を楽しんでみてください。