寒い時期にかかせないのがエアコンの暖房です。
暖房をつけているのになかなか暖まらないと、「壊れてるんじゃないか?」とか「暖かくなる方法ってないのかな?」思うことがことってありますよね?
今回はエアコンの暖房が効かなくて寒い場合の原因、暖かくならない場合の対処についてご紹介していきます。
以外と知られていない内容ですし、必見です。
エアコンの暖房が効かなくて寒い
エアコンの暖房が効かない理由ですが、まず「エアコン」という機械は、とても寒い日はあまり暖房が効きません。
「は?」って話ですよね(;・∀・)
でもこれ、本当にエアコンの欠点でして、普通のエアコンだと野外の温度が5℃以下になると、室外機の熱交換部分(アルミフィンの部分)が凍ってしまって、暖房機能が落ちちゃうんです。。。
寒冷地仕様のエアコンだと、室外機にヒーターがついていて凍結しないので、野外がマイナス10℃になっても暖房は効いてくれます。。
ただ寒冷地仕様のエアコンは電気代が少しかかるようになる上に、機種自体も割高になるんです。
20万円とか見ておいた方がいいでしょうね。。。
ちなみにエアコンの機種って、部屋の大きさ(○○畳など)で選ぶことが多いですよね。
ただこれは機種選びの基準であって、本当にお部屋にあった能力のエアコンかどうかは、環境によって変わってきます。
たとえば部屋の日当たり、お部屋の断熱性や気密性で変わってきます。
北向きの部屋は、どうしても寒い傾向がありますね。
あと1階と2階では、2階の方が暖房は暖まりやすくて冷えにくいです。
基本エアコンの暖房は、冷房と比べてかなり大きい能力が必要となります。
なので、部屋の断熱効果や気密性など環境によっては、夏に冷房が効いていたのに、冬の暖房は効かなくて寒いってこともあるんですよね。
人間の体感を考えてみると、暖房は風量を弱くしていると、体感的に寒く感じてしまうことがあります。
電気代の事を考えてしまうと「弱風」を選びがちになるかもしれませんが、風量を強くすることが体感的には暖かく感じることができます。
そしてエアコンの室内機的には、フィルターの掃除をこまめにすることも重要ですね。
エアコンが効かないことで、「内部のガスが漏れているのでは?」と考える人もいるかもしれません。
エアコン内部のガスが抜けていたなら、夏の期間は冷房が効かない状態のハズです。
夏の時期にはガスがあったのに、冬期になるころにはゆっくり抜けてしまったという可能性は確かにありますけどね。
もし前年の冬にエアコンの暖房が効いていたということなら、ガス抜けの可能性が高くなります。
ちなみにアパートやマンションなど賃貸物件でのエアコンが暖かくならに場合は、エアコン自体の能力不足ということもあります。
お部屋の広さとエアコンの能力が合っていない場合があるんです。。。
エアコンは、能力が弱い方がエアコン本体の価格も安くなります。
建てる前の打ち合わせの段階で、建設会社の方から「10畳くらいの広さの部屋なら、6畳用のエアコンでもあまり変わりませんよ~」みたいな話があったりですね㊙
エアコンに貼られているラベルに書いてある「品番」をインターネットで検索することで、そのエアコンが何畳用なのか調べることができますよ!!
また10年以上エアコンを使っていると、どうしても機能が衰えてくることってありますよね。
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エアコンの暖房で暖かくならない理由とは?
もしエアコンから暖かい風が出ているのに、部屋が暖かくならないのなら、室内温度のムラが原因かもしれません。
部屋の広さなども関係してくるとは思いますが…。
基本的に冷たい空気は下に下がって暖かい空気は上に上がります。
これと同じで、暖房もつけると暖かい空気なので上にたまっていきます。
なので部屋がなかなか暖まらなくて、「暖房を付けているのに寒いな~と」感じてしまうんこともあるんです。
この場合は「サーキュレーター」や「扇風機」などを使って、部屋の空気を循環させれば暖かくなります。
室内の空気を循環させてみても暖かくならない場合は…
エアコンが汚れている可能性もあります。
フィルタ―裏の「アルミフィン」部分に、ホコリなどがたまっていないか、カビがいっぱい付着していないか確認してみてください。
エアコンつけているときに、下に黒い粉や塊が落ちてくる場合はクリーニングが必要な時期に来ています。
お掃除するだけでも、エアコンの効きが変わってくることもありますよ~。
もしエアコンクリーニングを考えるのなら、何かあった時にキチンと保険対応してくれる、おそうじ本舗のような名前の通った業者に依頼することをおススメします。
「エアコンは汚れてもないし、なんの問題もないけど…」と思うあなた!
その場合は、野外に設置してある室外機に不具合が生じている可能性も…。
室内にあるエアコンばかりに気がとられがちだけど室外機も同じように見てください。
ずっと外にさらされているから結構汚れてます。
室外機の汚れで、暖かさが変わることも考えられます。。
まぁファンがついてるので難しいとこであるんですけど…。
室外機の掃除は自分で流行らす、プロに頼んだ方がいいですよー。
外にさらされていますが室外機もエアコンと同じように目を配り大事にしてくださいね。
エアコンの暖房を効くようにするには?
暖房を効くようにするには、まずお部屋にスキマがないか確認してください。
新築で家を建てたとしても、その後「1年点検」など建具の調整をしてくれる工務店や住宅会社もあります。
これって、道路が近いと建物が振動したり、使われている木材が乾燥して少しズレが起こったことが原因で、壁の四隅に少しスキマが開いたり、扉の位置が微妙にズレたりということが起きるんです。
部屋の入口の扉を閉めてみて、風を感じる場合は少しスキマができていますよ!
スキマテープなどで、スキマが無いように部屋の気密性をあげてください。
それからカーテンを見直してみるのもいいかもしれません。
カーテンが薄いとそれだけで外気が侵入しやすくなり、外気をくい止めることもできず、部屋の空気を冷やしてしまいます。
カーテンを薄いものから厚いものへ交換しただけでも、暖房の体感はだいぶ違ってきますよ!
ただ「カーテンは気に入ってるし変えるのはイヤだなぁ~」と思う方もいると思います。
その場合は断熱シートがおススメです!
断熱シートをガラス面に貼るだけで、外気の侵入を防いでくれます。
今や100均などにも売っているので安く手に入ります。
私も冬場は断熱シートを必ず貼っています。
カーテンを変えたりもしましたが、隙間風?がどこからかはいってきちゃうんですよね。
暖かくすごしたいから断熱シートは必須です!
あとはやっぱりこまめにエアコンに取り付けている「フィルタ―」のお掃除が重要です!!
フィルターは2週間に1度掃除することをオススメします。
掃除機を使わなくてもキレイになることもありますし、ホコリがたまるとよけいな電力を使いますからね。
これでも「やっぱり足元とか寒いな~」と感じたなら、もしかするとエアコン吹き出し口の「ルーバー」も関係してくるかもしれません。
ルーバーが小さいと、風がなかなか足元まで届かなかったりするんです。
その場合はどんな布でもいいてすが(ランチョンマットぐらいかな?)布に両面テープをくっつけルーバーにぺったと貼り付けてください。
このときのルーバーは下向きで。
エアコンの風が、足元に流れていきますよ~。
まとめ
野外の気温が5℃以下になると、室外機が凍ってエアコンの暖房が効きめが落ちる場合が多いです。
あと部屋の気密性や環境、エアコン自体の能力によっても、暖かさは変わってきます。
少しでも暖かくしようと考えるのなら、部屋から暖気が逃げるのを防いでみましょう!
工夫次第ではすごく暖かくなるので、試してみる価値はありますよ!
今年の冬も暖かく過ごせるといいですね。
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