エアコンの暖房がくさい。30度で乾燥するといい?クリーニングは?

エアコンの暖房を使うと、風がくさい場合ってありますよね。

生活臭がニオイの原因の場合もありますが、大部分はカビだったりします。

今回は元掃除屋の筆者が、エアコンが臭い場合の原因や対応、エアコンクリーニングについて紹介していきます。

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エアコンの暖房がくさい

エアコンから出るニオイは、大きく分けると4つありますね。

・カビの臭い

・調理や食べ物のにおい

・人間やペットなどの生活臭

・タバコやお香のにおい

です。

 

寒い時期に暖房をつけて臭いが気になる場合は、暑い時期に冷房や除湿・ドライ運転をし、内部にカビが繁殖してしまっていることが多いです。

冬の時期に、室内機の運転を止めて室外機の霜を溶かす「霜取り運転」でも、カビの繁殖原因である水分が結露でできるんですけどね。

 

カビのニオイを消すには「ファブリーズ」や「リセッシュ」を思い浮かべる人も多いかもしれません。

でもファブリーズもリセッシュも布用の消臭剤なので、エアコンのアルミフィン部分い吹き付けても効果はありません。

電装部分に間違ってかかってしまったら、ショートして壊れますよ。。。

 

エアコンの暖房がホコリ臭い?

エアコンの暖房をつけてホコリのニオイがする場合は、フィルタ―にホコリが乗っている場合が多いですよ。

エアコンは、アルミフィン(熱交換器)の部分から空気を吸って、吹き出し口から吐き出します。

アルミフィンの部分にホコリが吸い込まないようにしているのがフィルタ―です。

意外と空気中にはホコリが舞っているので、目に見えなくてもフィルタ―にホコリが溜まりやすいです。

できれば2週間に一度の割合で、フィルターをお掃除しておきたいですね。

 

エアコンの臭いの原因は?

エアコンはアルミフィンの部分から空気を吸って、吹き出し口から吐き出します。

この過程で、お香やたばこ、調理中の油などを吸い込むと、エアコン内部に付着することがあります。

付着した成分は、ニオイの原因となることもありますね。

 

また梅雨や夏の時期に除湿や冷房を使うことで、アルミフィン(熱交換器)に結露から水分が発生します。

この水分が原因で、エアコン内部でカビの増殖を助長してしまうんです。

涼しくなって冷房を使わなくなったとき、吹き出し口のルーバーってとじたままの状態が続いていますよね。

あの吹き出し口をふさいだままの状態も、カビの増殖に一役買っています。

エアコンの構造上ニオイの原因となるモノを除去しないと、ニオイの問題はずっと付きまといますね。

 

エアコン内部は汚れている!?

エアコンはその構造上、どうしても空気を吸い込むので、内部にニオイの原因となる物質(お香、ヤニ、油など)を吸い込みます。

あと除湿や冷房を1シーズン使うだけで、エアコン内部にはカビが生えます。

上にも書きましたが、除湿・ドライや冷房運転はアルミフィンの部分に水を発生させます。

 

また空気を吸い込む時に、食事を作る時の油煙や漂っているカビの胞子も吸い込み、カビが繁殖しやすい環境になってしまうんです。

カビの発生環境は

・水(湿気)

・栄養

・温度

・酸素

です。

調理の時に舞った油煙やヤニの脂分は、吸い込んだエアコン内部ではカビの栄養分になります。

除湿や冷房を全く使わない家庭なら、エアコンからカビのニオイはしにくいですよ。

 

エアコンの室外機が汚れている!?

エアコンのニオイは、室内機がニオイの原因の場合がほとんどです。

ただ、「室外機の場合もゼロではないよ」ってことです。

室外機にも室内機同様、アルミフィンの熱交換部分があります。

アルミフィンのスキマに泥や枯れ葉のかけらなど入ると、あまりよろしくないですね。

ただしホースで水をかけたりなどは、電装部分に水が入ったりすると故障の原因になるので、やめておきましょう。

ホウキやブラシなどで、汚れをかき出すくらいしかできません。

 

室外機のクリーニングですが、エアコンクリーニング業者の中でもやらないという所が多いです。

室外機のクリーニングができるのか、一軒一軒調べてみる必要がありますね。

 

ドレンパンやドレンホースが汚れている

エアコンの除湿・ドライや冷房は、アルミフィンの部分(熱交換器)の部分に結露で水を発生させます。

アルミフィンには「親水加工」といって、水分がすぐ下に落ちる加工がされています。

アルミフィンの下には「ドレンパン」があり、ここに落ちた結露でできた水は「ドレンホース」を伝って野外に排出されます。

夏に室外機の近くのホースから、チョロチョロ水が出ているあれですよ。

 

ドレンパンとドレンホースの簡単な説明をさせてもらいましたが、この部分の掃除ってかなり難解です。

なぜかというと、外す時に破損するリスクがあるからです。

エアコンクリーニングを業者に依頼しても、あえてドレンパンを外してキレイにする業者は少ないです。

破損しても製造から8年以上経過していると、手に入らないパーツも多いですし。。

破損リスクを回避してドレンパンを外さないなら、ドレンパンに洗剤を入れ少し時間を置きよく水を流すくらいしか、ドレンパンをきれいにする方法はないです。

市販の洗浄スプレーの多くはアルミフィンの部分にスプレーを吹き付けますが、場合によってはドレンパンに落ちたスプレーの液体が、よけい汚れを付着させてしまう影響があるのではないかと私は思います。

 

フィルタ―が汚れている

エアコンはアルミフィンの部分から空気を吸い込みます。

この時アルミフィンにホコリを吸い込まないように、フィルタ―セットしています。

空気中ってホコリが舞っている状態なので、フィルタ―にはホコリが蓄積していくんですよね。

なのでフィルタ―は、こまめにお掃除が必要になってきます。

 

キッチンが近い場合やたばこを吸う家庭では、フィルターのホコリに油やヤニが付着します。

こまめにフィルタ―を掃除しないと、フィルタ―を通してエアコン内部にニオイの原因となる物質を吸い込みますよ。

 

エアコンから酸っぱい臭いが暖房をつけるとする!?

実際にエアコンクリーニングをしていた私ですが、この酸っぱいニオイは「カビ」や「雑菌」だと思っています。

まぁ成分を調べたわけじゃないんですけど。

エアコンクリーニングを実施する前に、ちゃんとエアコンが作動するか運転して調べるんですけど、甘いニオイがしたり酸っぱいニオイがする機種も中にはあります。

外見的にキレイに見えるエアコンの室内機でも、実際に洗剤を吹き付けて高圧洗浄機で洗ってみると、汚水が黒いなんてことも多々あります。

ちなみに某メーカーのエアコンは、新品でも酸っぱいニオイがするものがあるらしいですが㊙

 

冷房や除湿の後に送風運転するといい!?

エアコンの冷房や除湿・ドライをした後、「送風」運転をすると良いという話を聞きます。

これは送風にすることで、「アルミフィン」の部分やエアコン内部を乾燥させる目的からです。

カビは水や湿気が大好きなのですが、乾燥するとカビが繁殖しにくくなります。

エアコンからカビのニオイを防ぐ方法として、冷房や除湿をした後に送風運転をするのは有効ですよ!!

暑い時期にカビの繁殖を抑えておくと、暖房を使うシーズンに入っても、エアコンからカビ臭がしないですよ。

 

エアコンが臭い時は暖房を30度でつけて乾燥させる?

エアコンがクサい場合、窓を開けたまま、1時間ほど30度で暖房運転をすると臭いが消えるとされています。

この方法が有効なのは、内部にカビが生えてカビ臭い場合だけですね。

理論的には、高温にすることでカビの発生を防ぐor除菌するってことなんでしょう。

 

ただ、、、カビが死滅したとしても、カビの死骸はその残るわけですし、ニオイが完全になくなることはないですね。

カビは死んだとしても、ポロポロと自然にはがれ落ちるわけではありません。

そう考えると100%確実にキレイになることはありませんが、高圧洗浄機を使うエアコンクリーニングってある程度は有効です。

 

エアコンがクサい時は16℃で運転する!?

上で書いた「エアコンの設定温度30度で暖房運転」以外にも、エアコンを16度にして窓を開けて1時間ほど運転をするとエアコンのニオイが消えるという説もあります。

これは正確には「冷房運転」を1時間ってことだと思うんです。

 

冷房運転をすることで、アルフィンの部分(熱交換器)に結露で水ができます。

この水がカビを包むことによって、ニオイがマシになるってことだと思っています。

ただ・・・

カビのニオイはマシになるかもしれませんが、ニオイの原因が無くなったワケではありませんよね。

ただ設定温度を16℃にして冷房運転をし続けても、カビに水分を与えている状態が続きますし、カビの繁殖は止められませんね。。。

 

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エアコンがクサい時はエアコンクリーニングが一番!?

 

エアコンの送風口から出るニオイが気になる場合は、自分でお掃除したりするより、エアコンクリーニングを業者に依頼することをおすすめします。

金額的に言うと、家庭用エアコンなら\8,000円~\15,000円の間くらいにおさまります。

壁についている家庭用エアコンでも、サイズが大きい場合は業務用エアコン扱いになって、もう少し費用がかかる場合もありますが・・・

 

ただし・・・完璧に100%キレイにすることは無理ですよ。

もし本当にキレイにしたいのなら、壁から取り外して持ち帰り、分解して隅々までクリーニングしてくれる業者を探さないといけません。

そして値段もかなりかかります。

でも、どれだけキレイにしても冷房を1シーズン使っただけで、また内部にはカビが生えちゃうんですけどね(;^ω^)

 

元掃除屋の私ですが、エアコンはすぐに内部にカビが生えるのを知っていますし、自宅のエアコン頻繁には洗いません笑

黒い粉が飛んだりする時だけですかね。

 

そういえばお掃除機能がついたエアコンって最近多いですが、私が掃除屋をやっていた頃もお掃除機能付きのエアコンクリーニングの依頼も多かったですね。

私は断っていましたけど笑

壊れるリスクが高い上に、キレイになりにくいっていう・・・㊙

たまにエアコン洗浄が必要になる事を考えて、私は最低限の機能があってカバーが外しやすい安価なエアコンしか購入しないようにしています笑

 

エアコンクリーニングで内部はキレイになる!?

一般にテレビのCMで流れている、透明のシートをかぶせて高圧洗浄機で洗うクリーニング方法は、エアコンの構造上たまたま洗えたにすぎません。

(私が初めて入った清掃会社で、そう教えられた笑)

ニオイが気になったり黒いホコリの塊が落ちてくる状態なら、このシートをかぶせて高圧洗浄機を使ったクリーニング方法である程度解消できますよ。

ただし100%完璧ではないですけどね。

 

エアコンクリーニング業者の選び方

エアコンクリーニング業者の選び方ですが、元掃除屋だった私としては、おそうじ本舗など名前の通った大手の業者に依頼するのをおすすめします。

 

エアコンクリーニングって、かけていけない部分に水がかかって壊してしまったり、壁や床に水が飛んだり、リスクと隣合わせです。

キチンと養生したつもりでも、やはり予想外のことが起きることもあります。

業者の中には、故障や事故を認めず責任をとってくれないような業者も存在するんです。。。

こういう業者に当たった場合、本当に最悪です。

名前の通った大手の業者って、責任と言う意味では、かなりしっかりしているんです。

最低でも損害保険に入っている業者でないと、クリーニングを依頼してはダメですよ。



自分でエアコンをキレイに掃除できる!?

エアコンのニオイを消すために自分でお掃除をするというのは、正直きびしいです。

アルミフィンの部分と、吹き出し口の奥のシロッコファンの部分をキレイにするのが難解ですよね。

 

ホームセンターやネット通販では、エアコン用の洗浄スプレーが売られています。

エアコン洗浄スプレーを使用する場合は、どの部分に使用していいのか、作業前に確認することが重要です。

吹き出し口奥のシロッコファンに使えない洗浄スプレーも多いですよ!!

 

数はすくないですが上の商品のように、シロッコファン用のスプレーも存在します。

かけてはいかない部分にスプレーしてしまうと、エアコン自体が動かなくなるリスクもありますので、取扱いには注意が必要です。

スプレーだとどうしても届かない部分もでてきますし、業者に依頼するのが一番手っ取り早いですよ。

 

あと「カビ」だからと言って、カビキラーなど塩素系漂白剤を使ったお掃除は厳禁です。

塩素系漂白剤は成分として水酸化ナトリウム(中学生の頃アルミを溶かす実験に使った)が使われている場合が多く、最悪ガス管が腐食して穴が開き、エアコンを買い替えるハメになることもあります。。。

 

シロッコファンに関しては、歯ブラシや綿棒では細かい部分までキレイにすることは不可能です。

大きなホコリの塊なんかは、取れるかもしれません。

私が駆け出しのころにいた清掃会社では、「シロッコファンをブラシでこすると、後からカラカラ音がするようになることがあるから、あまり触るな」って言われていました。

力の入れ具合によって、位置が微妙におかしくなるとかそういうことだったんだと思います。

金属の「バランサー」が付いている機種がありますが、バランサーの位置がズレても良くないでしょうね。

 

あともしシロッコファンの羽が一枚でも割れてしまうと、エアコンを作動させたときに室内機自体が「カタカタ」と振動するようになることもあります。

エアコンって、結構デリケートなんですよー。

 

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まとめ

エアコンの暖房をつけた時の主なニオイの原因としては、カビ、調理や食べ物のにおい、生活臭、タバコやお香や芳香剤のにおい等です。

中でもカビがニオイの原因の場合は多いです。

エアコンのニオイは、ニオイの原因となっているものを取り除かないと、解消することはできません。

一番手っ取り早い方法は、業者にエアコンクリーニングを依頼することです。

市販の洗浄スプレーでは、洗剤が届かない死角の部分も出てきます。

自分でお掃除を考えるにしても、消臭をするのは難しいのではないでしょうか。

 

ちなみに私が掃除屋をやっていた時に使っていた洗剤は「シルバーN」ですね。

汚水やアルミフィンをを中性に持っていくのに、もちろん「シルバーリンス」も使っていました。

「シルバーN」はかなり強い洗剤なので、たとえ「シルバーリンス」を使ったとしても、噴霧器とか弱い圧力では使わない方が良いと感じます。

高圧洗浄機必須かと。

エアコン自体にダメージを与えたくない場合は、中性の「シルバーPH7」を使っていましたよ。

 

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