
免許更新のお知らせが届くと、「コンタクトを付けたまま視力検査を受けても大丈夫?」「コンタクトをしていることはばれてしまうの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
また、「免許証に『眼鏡等』と書かれるのはどんな場合?」「裸眼で見えるようになったら条件は解除できる?」など、視力に関する疑問を持つ方も少なくありません。
結論からいうと、コンタクトレンズを付けたまま免許更新の視力検査を受けることに問題はありません。 多くの方が普段使用しているコンタクトや眼鏡で視力検査を受けています。
一方で、免許証に記載される「眼鏡等」の意味や、視力の基準、条件解除の方法などは意外と知られていないポイントです。
この記事では、
- 免許更新でコンタクトをしていることはばれるのか
- 視力検査の流れと必要な視力基準
- 「眼鏡等」の条件が付く理由
- 条件を解除する方法
- 視力検査で困らないための準備
などを、初めて免許更新をする方にも分かりやすく解説します。
この記事を読めば、免許更新当日に慌てることなく、安心して視力検査を受けられるようになります。
免許更新の視力検査でコンタクトなのがばれる?

免許更新で視力検査を受ける際、「コンタクトを付けていることはばれるの?」「申告しないといけないの?」と不安になる方もいるかもしれません。
結論からいうと、コンタクトレンズを付けたまま視力検査を受けること自体はまったく問題ありません。 実際に、多くの方が普段使っているコンタクトレンズや眼鏡で視力検査を受けています。
ここでは、コンタクトを付けていることが分かるケースや、更新当日に気を付けたいポイントについて見ていきましょう。
コンタクトを付けていることは視力検査で分かる?
コンタクトレンズは透明なため、視力検査だけで必ず分かるとは限りません。
しかし、検査員は毎日多くの人の視力検査を担当しているため、近くで目を見る場面ではコンタクトレンズに気付くことがあります。また、検査中のやり取りで「コンタクトを使用していますか?」と確認される場合もあります。
ただし、コンタクトを使用していることが分かったとしても、それ自体が問題になることはありません。
免許更新では、「基準となる視力を満たしているか」が大切であり、眼鏡やコンタクトで視力を矯正していることは珍しいことではないからです。
検査官から確認されるケースとは
視力検査の際には、検査官から次のような質問をされることがあります。
- 普段は眼鏡を使っていますか?
- コンタクトレンズを着けていますか?
- 裸眼ですか?
これは、免許証に記載される「眼鏡等」の条件を確認するためです。
また、現在の免許証に「眼鏡等」の条件が付いている場合は、その条件に合った状態で検査を受けているか確認されることもあります。
質問された場合は、普段の使用状況をそのまま伝えれば大丈夫です。無理に隠したり、違うことを伝えたりする必要はありません。
コンタクトを付けたまま受けても問題ない
コンタクトレンズを使用している方は、普段どおり装着した状態で視力検査を受けるのが基本です。
視力検査は、実際に運転するときの見え方を確認する目的があります。そのため、普段からコンタクトを使用して運転しているのであれば、その状態で検査を受けるのが自然です。
また、免許証には「コンタクト使用」とは記載されず、「眼鏡等」という条件が付く場合があります。
この「眼鏡等」には、眼鏡だけでなくコンタクトレンズも含まれているため、コンタクトで視力を矯正している方も対象になります。
裸眼で受けようとするリスク
「コンタクトを付けていることが分かるのは嫌だから」と考えて、裸眼で視力検査を受けようとするのはおすすめできません。
裸眼で必要な視力を満たしていない場合は、視力検査に合格できず、その場で眼鏡やコンタクトを装着して再検査になることがあります。
また、無理に裸眼で受けてもメリットはほとんどありません。
更新当日に慌てないためにも、普段運転するときと同じ状態で視力検査を受けることが大切です。
コンタクトや眼鏡を忘れてしまうと、再受検が必要になる場合もあるため、更新当日は忘れずに持参しましょう。
免許更新の視力検査はどのように行われる?
「免許更新の視力検査って、どんなことをするの?」「難しい検査だったらどうしよう…」と不安に感じる方もいるかもしれません。
しかし、免許更新で行われる視力検査は、数分程度で終わるシンプルな内容です。
普段どおり眼鏡やコンタクトを使用していれば、特別な準備は必要ありません。
ここでは、視力検査の流れや検査内容について分かりやすくご紹介します。
ランドルト環(Cマーク)で視力を測定する
免許更新の視力検査では、多くの場合「ランドルト環」と呼ばれるCの形をしたマークを使って視力を測ります。
このマークには上下左右のいずれかに切れ目があり、検査員から「切れ目の向きを教えてください」と案内されます。
- 上
- 下
- 左
- 右
のように答えるだけなので、特別な知識は必要ありません。
検査は片目ずつ行った後、両目でも測定されるのが一般的です。
もし見えにくいマークがあっても、焦る必要はありません。分からない場合は正直に伝え、落ち着いて検査を受けましょう。
普通免許と大型免許では検査内容が違う
免許の種類によって、行われる視力検査の内容は少し異なります。
普通自動車免許や普通二輪免許であれば、基本的にはランドルト環による通常の視力検査だけで終了します。
一方で、
- 中型免許
- 大型免許
- けん引免許
- 第二種免許
などを更新する場合は、通常の視力検査に加えて、深視力検査を受ける必要があります。
これは、大きな車両や旅客を運ぶ車両を安全に運転するため、より高い視力や距離感が求められるためです。
普通免許しか持っていない方は、深視力検査を心配する必要はありません。
深視力検査が必要になる免許とは
深視力検査とは、物との距離や奥行きを正しく判断できるかを確認する検査です。
専用の機械をのぞき、動く3本の棒が横一列に並んだタイミングを見極めてボタンを押します。
普段あまり体験しない検査なので戸惑う方もいますが、何度か練習できる場合もあるため、落ち着いて受ければ心配しすぎる必要はありません。
なお、普通免許の更新ではこの検査はありません。
そのため、多くの方が受ける免許更新では、ランドルト環による視力検査だけで終了します。
視力検査をスムーズに受けるためのポイント
視力検査は短時間で終わりますが、少し準備をしておくだけで安心して受けられます。
例えば、次のような点を意識しておくとよいでしょう。
- 普段使っている眼鏡やコンタクトを忘れずに持参する
- コンタクトレンズが乾燥しやすい方は、事前に目薬を使って目の状態を整える
- 前日は十分な睡眠をとり、目の疲れをできるだけ残さない
- 更新前に眼科や眼鏡店で視力を確認しておく
視力は、疲れや睡眠不足、目の乾燥などによって一時的に見えにくくなることがあります。
「前は見えていたのに今日は見えにくい」ということもあるため、更新日には体調を整え、普段どおりの見え方で検査を受けることが大切です。
少し準備をしておくだけで、当日も落ち着いて免許更新を進められるでしょう。
免許更新ではどれくらいの視力が必要?

免許更新の視力検査では、「どれくらい見えていれば合格できるの?」と気になる方も多いでしょう。
視力の基準は、免許の種類によって異なります。
普通免許であれば、それほど厳しい基準ではありませんが、大型免許や第二種免許になると、より高い視力が求められます。
ここでは、それぞれの視力基準を分かりやすくご紹介します。
普通免許の視力基準
普通自動車免許の更新では、次の視力基準を満たす必要があります。
| 項目 | 基準 |
|---|---|
| 両眼の視力 | 0.7以上 |
| 片眼の視力 | それぞれ0.3以上 |
例えば、右目が0.4、左目が0.5で、両目で0.7以上見えていれば基準を満たします。
一方で、どちらか片方の視力が0.3未満の場合は、もう片方の目の視力が0.7以上あり、さらに左右の視野がおおむね150度以上あることなど、一定の条件を満たす必要があります。
普段から眼鏡やコンタクトを使っている方は、矯正した状態で基準を満たしていれば問題ありません。
中型・大型・二種免許の視力基準
中型免許や大型免許、第二種免許では、普通免許よりも厳しい基準が設けられています。
一般的には、
- 両眼で0.8以上
- 片眼でそれぞれ0.5以上
の視力が必要です。
さらに、これらの免許では深視力検査にも合格しなければなりません。
大型トラックやバス、タクシーなどは車体が大きく、多くの人の安全にも関わるため、より正確な視力や距離感が求められます。
もし視力に不安がある場合は、更新前に眼科や眼鏡店で視力を確認し、必要に応じて眼鏡やコンタクトの度数を調整しておくと安心です。
片目が見えにくい場合の基準
「片目の視力があまり良くないけれど、免許更新はできるの?」と心配する方もいるかもしれません。
普通免許では、片目の視力が0.3未満であっても、もう片方の目で0.7以上の視力があり、左右の視野がおおむね150度以上ある場合は、更新できる可能性があります。
ただし、視力の状態によって判断が異なるため、詳しくは免許センターや警察署で確認することをおすすめします。
無理に自己判断せず、事前に相談しておくと安心です。
視力基準を一覧表で比較
免許の種類によって必要な視力をまとめると、次のようになります。
| 免許の種類 | 両眼の視力 | 片眼の視力 | 深視力検査 |
|---|---|---|---|
| 普通免許 | 0.7以上 | 各0.3以上 | 不要 |
| 準中型・中型・大型免許 | 0.8以上 | 各0.5以上 | 必要 |
| 第二種免許 | 0.8以上 | 各0.5以上 | 必要 |
※視力基準や適性検査の内容は、免許の種類や個人の状況によって異なる場合があります。
視力が基準に届かない場合はどうなる?
更新日に視力が基準に届かなかったからといって、すぐに免許が失効するわけではありません。
例えば、眼鏡やコンタクトを忘れていた場合は、その場で装着して再検査を受けられることがあります。
また、眼鏡やコンタクトの度数が合わずに見えにくくなっている場合は、新しく作り直した後に再度検査を受けるケースもあります。
大切なのは、更新期限内に必要な視力を満たして手続きを完了することです。
「最近少し見えにくいかも」と感じている方は、更新直前ではなく、余裕をもって眼科や眼鏡店で視力を確認しておくと安心して当日を迎えられます。
免許証に「眼鏡等」と書かれる条件とは?

免許証を見て、「眼鏡等」と書かれているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
「眼鏡しか使えないという意味なの?」「コンタクトでもいいの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
結論からいうと、免許証の「眼鏡等」は、眼鏡だけではなくコンタクトレンズなどの視力矯正器具も含まれます。
ここでは、「眼鏡等」の意味や条件が付く理由について、分かりやすく解説します。
「眼鏡等」はコンタクトレンズも含まれる
免許証に記載される「眼鏡等」とは、視力を矯正するための器具を使用して運転してくださいという条件です。
「眼鏡」と書かれていますが、実際には次のようなものが対象になります。
- 眼鏡
- コンタクトレンズ
- その他、視力を補正する器具
そのため、普段コンタクトレンズを使用して運転している方も、「眼鏡等」の条件を満たしていることになります。
「コンタクトなのに免許証には眼鏡等と書かれているのはおかしいのでは?」と思う方もいますが、これは一般的な表記なので心配する必要はありません。
視力矯正が必要な人に条件が付く理由
「眼鏡等」の条件が付くのは、裸眼では運転に必要な視力基準を満たしていないものの、眼鏡やコンタクトを使えば基準を満たせる場合です。
例えば、
- 裸眼では視力が0.7未満
- コンタクトを装着すると基準をクリアする
という場合は、免許証に「眼鏡等」の条件が記載されます。
この条件は、安全に運転するために設けられているものです。
もし「眼鏡等」の条件が付いているにもかかわらず、眼鏡やコンタクトを使用せずに運転すると、道路交通法違反となる可能性があります。
「少し見えるから大丈夫」と自己判断せず、運転するときは必ず視力を矯正した状態にしましょう。
コンタクトなのに「眼鏡等」と書かれる理由
「コンタクトを使っているのだから、『コンタクト使用』と書かれるのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、現在の免許証では、眼鏡とコンタクトを区別して記載することはありません。
視力を矯正して運転する必要がある方には、まとめて「眼鏡等」と表示されます。
これは全国共通の表記であり、コンタクト利用者だけが特別な扱いになるわけではありません。
そのため、コンタクトを使用している方の免許証にも「眼鏡等」と記載されるのが一般的です。
裸眼視力が回復すると条件は変わる?
レーシック手術を受けたり、視力が改善したりして、裸眼で免許の視力基準を満たせるようになった場合は、「眼鏡等」の条件を解除できる可能性があります。
ただし、自動的に条件が消えるわけではありません。
条件を解除するには、運転免許センターや一部の警察署で適性検査を受け、裸眼で視力基準を満たしていることを確認してもらう必要があります。
条件解除が認められれば、新しい免許証では「眼鏡等」の記載がなくなります。
「もう眼鏡やコンタクトがなくても十分見える」という方は、一度条件解除の手続きを検討してみるとよいでしょう。
「眼鏡等」の条件が付いていても慌てる必要はない
免許証に「眼鏡等」と記載されていると、「視力が悪いと思われそう」「運転に支障があるのでは?」と気にする方もいます。
しかし、この条件は決して珍しいものではありません。
現在では、眼鏡やコンタクトを使用して運転している方は非常に多く、安全に運転できる視力が確保されていれば問題なく免許を取得・更新できます。
大切なのは、「眼鏡等」という記載があることではなく、運転するときに必要な視力をしっかり確保することです。
普段から自分に合った眼鏡やコンタクトを使用し、安全運転を心がけましょう。
コンタクトと眼鏡はどちらで免許更新を受けるのがおすすめ?

「免許更新はコンタクトと眼鏡、どちらで受けたほうがいいの?」と迷う方もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、普段運転するときに使っている方で視力検査を受けるのがおすすめです。
免許更新の視力検査は、その日の視力だけでなく、安全に運転できる状態かどうかを確認するために行われます。
ここでは、コンタクトと眼鏡の選び方や、更新当日に気を付けたいポイントをご紹介します。
普段使っている矯正方法で受けるのが基本
普段からコンタクトレンズで運転している方は、コンタクトを装着したまま視力検査を受ければ問題ありません。
一方、普段は眼鏡で運転している方は、眼鏡をかけた状態で受けるのが基本です。
無理に普段とは違う方法で受ける必要はありません。
例えば、
- 普段はコンタクトなのに裸眼で受ける
- 普段は眼鏡なのに裸眼で挑戦する
といったことをすると、視力基準を満たせず再検査になる可能性があります。
更新当日は、いつも安全に運転できる状態で視力検査を受けましょう。
コンタクト派でも眼鏡を持参すると安心
普段はコンタクトを使っている方でも、予備の眼鏡を持参しておくと安心です。
例えば、
- コンタクトが破れてしまった
- レンズを落としてしまった
- 目が乾燥して装着できない
- ゴミが入って目が痛くなった
など、思わぬトラブルが起こることもあります。
そのような場合でも、眼鏡があれば視力検査を受けられる可能性があります。
特に、免許センターまで距離がある場合や、更新期限が迫っている場合は、念のため眼鏡を持って行くと安心です。
更新当日にコンタクトが使えない場合の対処法
更新当日にコンタクトが使えなくなってしまった場合は、まず落ち着いて対応しましょう。
眼鏡で必要な視力を満たしているのであれば、そのまま眼鏡で視力検査を受けられることがあります。
一方で、眼鏡も持っていない場合は、更新手続きがその日に完了できない可能性もあります。
更新期限まで余裕があれば、眼科や眼鏡店で視力を確認したり、新しいコンタクトや眼鏡を準備したりしてから再度手続きを行うこともできます。
慌てて裸眼で受けるよりも、しっかり見える状態で検査を受けることが大切です。
コンタクトと眼鏡、それぞれのメリット
どちらで免許更新を受けるか迷ったときは、それぞれの特徴を知っておくと選びやすくなります。
| コンタクト | 眼鏡 |
|---|---|
| 視界が広く見えやすい | 着脱が簡単 |
| 普段どおりの見え方で受けられる | 目が乾燥していても使いやすい |
| フレームが気にならない | レンズ交換が不要で扱いやすい |
どちらが良いかは人それぞれですが、最も大切なのは、視力基準を満たし、安全に運転できることです。
更新前に視力を確認しておくと安心
「最近、標識が少し見えにくい気がする」「コンタクトの度数を変えてから時間が経っている」という方は、更新前に視力を確認しておくことをおすすめします。
眼科や眼鏡店で視力を測ってもらえば、現在の眼鏡やコンタクトが自分の目に合っているかを確認できます。
もし度数が合っていなければ、更新前に調整しておくことで、当日の視力検査も安心して受けられるでしょう。
免許更新は数年に一度の大切な手続きです。
少し早めに準備をしておくことで、当日も慌てずスムーズに手続きを進められます。
免許証の「眼鏡等」は後から解除できる?

免許証に「眼鏡等」と記載されている方の中には、「視力が良くなったらこの条件は消せるの?」「次の更新まで待たないといけないの?」と気になる方もいるでしょう。
結論からいうと、裸眼で免許の視力基準を満たしていれば、「眼鏡等」の条件は解除できます。
ただし、自動的に解除されるわけではなく、所定の手続きが必要です。
ここでは、条件解除の方法や必要な持ち物について分かりやすくご紹介します。
条件解除の手続き方法
「眼鏡等」の条件を解除するには、運転免許センターや条件解除の手続きに対応している警察署で適性検査(視力検査)を受けます。
検査では、裸眼で免許に必要な視力基準を満たしているか確認されます。
基準を満たしていると認められれば、「眼鏡等」の条件を解除する手続きへ進みます。
視力検査の内容は、免許更新時と同じようなランドルト環(Cマーク)を使った検査が一般的です。
特別に難しい検査ではないので、必要以上に心配する必要はありません。
更新時以外でも解除申請はできる
「条件解除は次の免許更新まで待たなければいけない」と思われがちですが、その必要はありません。
免許の有効期限内であれば、更新時以外でも条件解除の申請ができます。
例えば、
- レーシック手術を受けて裸眼視力が回復した
- 視力トレーニングや治療で基準を満たすようになった
- 以前より裸眼でよく見えるようになった
といった場合は、更新時期を待たずに手続きを行うことが可能です。
「眼鏡やコンタクトなしでも十分見える」という方は、一度手続きを検討してみるとよいでしょう。
条件解除に必要な持ち物
条件解除の手続きでは、一般的に次のようなものが必要です。
- 現在の運転免許証
- 手数料(必要な場合)
- その他、本人確認書類など(手続き先によって異なる場合があります)
必要なものは地域によって異なることがあるため、事前に運転免許センターや警察署の案内を確認しておくと安心です。
また、レーシック手術後などの場合は、医師の診断書などを求められるケースもあります。
事前に確認しておけば、手続きをスムーズに進められるでしょう。
条件解除できるのは裸眼で基準を満たした場合だけ
「以前より見えるようになったから大丈夫」と思っていても、裸眼で定められた視力基準を満たしていなければ条件は解除できません。
そのため、「たぶん見えるはず」と自己判断するのではなく、眼科や眼鏡店で視力を測定してから手続きに行くと安心です。
もし基準に届いていなかった場合でも、今までどおり眼鏡やコンタクトを使用して運転すれば問題ありません。
無理に条件解除を目指すよりも、安全に運転できる視力を保つことを優先しましょう。
条件解除後は免許証の記載が変更される
適性検査に合格して条件解除が認められると、免許証から「眼鏡等」の記載がなくなります。
これにより、裸眼でも運転できる免許となり、眼鏡やコンタクトの装着は条件ではなくなります。
ただし、日によって見え方に不安がある場合や、夜間の運転で見えにくさを感じる場合は、条件が解除された後でも眼鏡やコンタクトを使用することをおすすめします。
免許証の条件がなくなったとしても、安全に運転するために視力をしっかり確保することが何より大切です。
免許更新の視力検査で基準に届かなかったらどうなる?

免許更新の日に、「もし視力検査に合格できなかったらどうしよう…」と不安になる方もいるでしょう。
しかし、一度基準に届かなかったからといって、その場ですぐに免許が失効するわけではありません。
状況によっては再検査を受けられたり、眼鏡やコンタクトを装着してもう一度測定できたりすることもあります。
ここでは、視力が基準に届かなかった場合の対応について見ていきましょう。
その場で眼鏡やコンタクトを装着して再検査できる場合がある
更新日に裸眼で視力検査を受けて基準に届かなかった場合でも、眼鏡やコンタクトを持っていれば、その場で装着して再検査を受けられることがあります。
例えば、
- 「裸眼でも大丈夫だと思ったけれど、少し足りなかった」
- 「普段はコンタクトなのに、今日は裸眼で来てしまった」
というケースでは、視力を矯正した状態で改めて検査を受けられる可能性があります。
ただし、対応は免許センターや警察署によって異なる場合もあるため、最終的には係員の案内に従いましょう。
更新当日は、万が一に備えて眼鏡やコンタクトを持参しておくと安心です。
再検査や後日の受検になるケース
眼鏡やコンタクトを使用しても視力基準を満たせなかった場合は、その日のうちに更新手続きが完了しないことがあります。
この場合は、
- 眼鏡やコンタクトの度数を調整する
- 眼科で視力を確認する
- 後日、再度視力検査を受ける
といった対応になることがあります。
「今日は調子が悪かっただけかも」と思っていても、度数が合っていないことが原因の場合も少なくありません。
最近見えにくさを感じている方は、更新前に眼科や眼鏡店で視力を確認しておくと安心です。
更新期限までに注意したいポイント
視力検査に合格できなかった場合でも、免許の更新期限内であれば、必要な手続きを行ったうえで再度更新を受けられる可能性があります。
ただし、更新期限を過ぎてしまうと、状況によっては免許が失効してしまうこともあるため注意が必要です。
更新のお知らせ(更新連絡書)が届いたら、「まだ期間があるから大丈夫」と後回しにせず、できるだけ早めに手続きを進めることをおすすめします。
万が一、視力に問題が見つかっても、時間に余裕があれば眼鏡やコンタクトの調整をして再チャレンジしやすくなります。
視力が一時的に低下していることもある
「以前は問題なく見えていたのに、今回は視力が落ちていた」という場合、一時的な原因が影響していることもあります。
例えば、次のような状態では視力が普段より低下しやすくなります。
- 睡眠不足
- 長時間のスマートフォンやパソコンの使用による目の疲れ
- コンタクトレンズの乾燥や汚れ
- 体調不良
こうした場合は、十分な休息をとったり、コンタクトレンズを新しいものに交換したりすることで、見え方が改善することもあります。
更新日が近い方は、前日はしっかり睡眠をとり、目を休ませておくと安心です。
更新前に視力を確認しておくと安心
免許更新をスムーズに終えるためには、事前の準備が大切です。
特に、
- 最近、道路標識が見えにくくなった
- コンタクトや眼鏡を何年も作り替えていない
- 夜間の運転で見えづらさを感じる
という方は、一度眼科や眼鏡店で視力を測ってもらうことをおすすめします。
現在の視力に合った眼鏡やコンタクトを使用すれば、視力検査への不安も少なくなります。
数年に一度の免許更新だからこそ、少し早めに準備をしておくことで、当日も落ち着いて手続きを進められるでしょう。
免許更新前に視力検査で困らないためのポイント

免許更新の視力検査は短時間で終わることがほとんどですが、少し準備をしておくだけで当日の不安を減らせます。
「いつもはよく見えているから大丈夫」と思っていても、睡眠不足や目の疲れなどで、一時的に視力が落ちることもあります。
ここでは、免許更新をスムーズに進めるために、事前に確認しておきたいポイントをご紹介します。
コンタクトや眼鏡の度数を確認する
普段使っているコンタクトや眼鏡でも、長く使っていると現在の視力に合わなくなることがあります。
「最近、遠くの標識が見えにくい」「運転中に目を細めることが増えた」と感じる場合は、度数が合っていない可能性があります。
免許更新の直前になって慌てないためにも、気になる方は眼科や眼鏡店で視力を測定してもらいましょう。
必要に応じて度数を調整しておけば、安心して視力検査を受けられます。
睡眠不足や目の疲れは視力に影響することも
視力は、体調によって一時的に変化することがあります。
例えば、次のような状態では、普段より見えにくく感じることがあります。
- 睡眠不足
- 長時間スマートフォンを見続けた
- パソコン作業で目が疲れている
- 体調が優れない
更新前日は、できるだけ早めに休み、十分な睡眠をとるようにしましょう。
目の疲れをためないことも、視力検査をスムーズに受けるためのポイントです。
目が乾燥しやすい人は目薬を活用する
コンタクトレンズを使用している方は、目の乾燥にも注意しましょう。
目が乾燥するとレンズが張り付きやすくなり、一時的に見えにくくなることがあります。
特に、
- エアコンが効いた室内に長時間いる
- パソコン作業が多い
- コンタクトを長時間装着している
という方は、更新当日も目が乾きやすいかもしれません。
コンタクトレンズ対応の目薬を使用するなどして、目の状態を整えておくと安心です。
更新当日は眼鏡や予備のコンタクトを持参する
普段コンタクトで運転している方も、予備の眼鏡や替えのコンタクトレンズがあると安心です。
例えば、
- コンタクトを落としてしまった
- レンズが破れてしまった
- ゴミが入って装着できなくなった
など、思わぬトラブルが起こる可能性もあります。
予備があれば慌てずに対応でき、視力検査にも支障が出にくくなります。
免許センターや警察署まで距離がある場合は、特に持参しておくことをおすすめします。
更新前に眼科や眼鏡店で視力を測っておくと安心
「視力検査に通るか少し不安…」という方は、更新前に眼科や眼鏡店で視力を確認しておくと安心です。
現在の視力が分かれば、
- 今の眼鏡やコンタクトで問題ないか
- 度数を変更したほうがよいか
- 裸眼でも基準を満たせそうか
などを事前に把握できます。
更新日に初めて「見えにくい」と気付くよりも、早めに確認しておけば落ち着いて対応できます。
少しの準備で安心して免許更新を迎えられる
免許更新の視力検査は、特別に難しいものではありません。
しかし、ちょっとした準備をしておくだけで、「見えなかったらどうしよう」という不安を減らせます。
更新前には次のポイントを確認しておきましょう。
- 眼鏡やコンタクトの度数は合っているか
- 前日は十分な睡眠をとる
- 目が乾燥しやすい方は目薬を準備する
- 予備の眼鏡やコンタクトを持参する
- 心配な場合は眼科や眼鏡店で視力を確認する
これらを意識しておけば、当日も慌てることなく視力検査を受けられるでしょう。
免許更新の視力検査でよくある勘違い

免許更新の視力検査については、インターネットやSNSなどでさまざまな情報を目にすることがあります。
しかし、中には誤解されやすい内容も少なくありません。
間違った情報を信じてしまうと、更新当日に慌てたり、思わぬトラブルにつながったりすることもあります。
ここでは、免許更新の視力検査でよくある勘違いを分かりやすく解説します。
コンタクトは申告しなければばれない?
「コンタクトをしていることは黙っていれば分からないのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、コンタクトを使用していることを隠す必要はありません。
視力検査では、視力基準を満たしているかどうかが重要であり、コンタクトレンズを使用していること自体は問題になりません。
また、検査官から「コンタクトをしていますか?」と確認されることもあります。
聞かれた場合は、そのまま正直に答えれば大丈夫です。
コンタクトを使用していることを気にする必要はなく、普段どおりの状態で検査を受けましょう。
カラコンでも視力検査は受けられる?
度付きのカラコン(カラーコンタクトレンズ)を普段から使用している方は、個人識別ができるものなら視力検査を受けることができます。
ただし、レンズの度数が現在の視力に合っていない場合は、必要な視力基準を満たせない可能性があります。
また、装飾部分が大きいカラコンや、視界に影響が出るタイプのレンズを使用している場合は、見えにくさを感じることもあります。
免許更新の日は、できるだけ普段から運転時に使用している、見え方が安定したレンズを使うと安心です。
「眼鏡等」は眼鏡しか使えないという意味ではない
「免許証に『眼鏡等』と書かれているから、コンタクトでは運転できないのでは?」と勘違いする方もいます。
しかし、「眼鏡等」とは、眼鏡だけでなくコンタクトレンズなどの視力矯正器具も含めた表記です。
そのため、普段コンタクトレンズで運転している方も、「眼鏡等」の条件を満たしていることになります。
眼鏡しか認められていないという意味ではないので、安心してください。
一度付いた条件は一生消せない?
「眼鏡等」の条件が付くと、「もう一生このままなのかな」と思ってしまう方もいるかもしれません。
実際には、裸眼で視力基準を満たせるようになれば、条件解除の手続きを行うことができます。
例えば、
- レーシック手術を受けた
- 視力が回復した
- 裸眼でも基準を満たすようになった
という場合は、適性検査を受けることで「眼鏡等」の条件を解除できる可能性があります。
条件は状況に応じて変更できるため、「一度付いたら一生そのまま」というわけではありません。
視力検査に一度落ちると免許更新できない?
「一回でも視力検査に落ちたら、免許更新はできない」と思われることがありますが、これは誤解です。
視力が基準に届かなかった場合でも、
- 眼鏡やコンタクトを装着して再検査を受ける
- 度数を調整して後日再受検する
など、状況に応じて対応できることがあります。
もちろん、更新期限内に手続きを済ませる必要はありますが、一度検査に通らなかっただけで、すぐに免許が失効するわけではありません。
焦らず、係員の案内に従って手続きを進めましょう。
正しい知識があれば免許更新は心配いらない
免許更新の視力検査は、「難しそう」「失敗したらどうしよう」と不安に感じる方も多いものです。
しかし、正しい知識を知っておけば、必要以上に心配する必要はありません。
大切なのは、
- 普段どおりの眼鏡やコンタクトを使用する
- 視力基準を満たせる状態で受ける
- 分からないことは検査官に確認する
ということです。
事前に準備をしておけば、落ち着いて視力検査を受けられます。
安心して免許更新の日を迎えられるよう、早めに視力や眼鏡・コンタクトの状態を確認しておきましょう。
よくある質問(FAQ)
ここでは、免許更新の視力検査やコンタクトレンズについて、よくある質問をまとめました。
更新前に気になる疑問を解消して、安心して当日を迎えましょう。
コンタクトをしていることは必ずばれますか?
必ず分かるとは限りませんが、検査官が目を見たり、使用状況を確認したりする中で気付くことがあります。
ただし、コンタクトレンズを使用していること自体は問題ありません。
普段コンタクトで運転している方は、そのまま装着した状態で視力検査を受ければ大丈夫です。
カラコンでも免許更新はできますか?
度付きのカラコンで、視力基準を満たしていれば基本的に問題ありません。
ただし、度数が合っていないレンズや、見え方に影響が出るカラコンでは、視力検査に合格できない可能性があります。
更新当日は、普段運転で使用している見えやすいレンズを選ぶと安心です。
裸眼で受けて途中からコンタクトを付けてもいいですか?
裸眼で視力基準を満たせなかった場合は、その場でコンタクトや眼鏡を装着して再検査を受けられることがあります。
ただし、対応は免許センターや警察署によって異なる場合があります。
最初から普段どおりコンタクトや眼鏡を使用して受けたほうが、スムーズに手続きを進められるでしょう。
コンタクトでも免許証には「眼鏡等」と書かれますか?
はい。
免許証の「眼鏡等」は、眼鏡だけでなくコンタクトレンズなどの視力矯正器具も含めた表記です。
そのため、コンタクトレンズを使用している方でも、免許証には「眼鏡等」と記載されます。
これは全国共通の表記なので、不安に思う必要はありません。
視力が悪くても更新期限を過ぎなければ再チャレンジできますか?
視力検査で基準に届かなかった場合でも、更新期限内であれば、必要な準備をしたうえで再度手続きを行える場合があります。
例えば、眼鏡やコンタクトの度数を調整したり、眼科で視力を確認したりしてから再受検するケースもあります。
ただし、更新期限を過ぎると手続きが複雑になることがあるため、早めに免許更新へ行くことをおすすめします。
条件解除に費用はかかりますか?
「眼鏡等」の条件解除には、手数料が必要になる場合があります。
金額や必要書類は都道府県や手続きを行う窓口によって異なることがあるため、事前に運転免許センターや警察署の案内を確認しておくと安心です。
コンタクトと眼鏡の両方を持っている場合はどちらで受けるべきですか?
普段運転するときに使用している方で受けるのがおすすめです。
また、コンタクトを使用している方でも、万が一に備えて眼鏡を持参すると安心です。
レンズの破損や目のトラブルが起きても、眼鏡があれば落ち着いて対応しやすくなります。
視力検査は何回でも受け直せますか?
視力が基準に届かなかった場合の対応は、免許センターや警察署によって異なります。
その場で再検査を受けられる場合もあれば、後日に改めて受検する場合もあります。
詳しくは当日の案内に従いましょう。
更新期限に余裕を持って手続きを始めれば、万が一再検査になっても慌てずに対応できます。
まとめ
免許更新の視力検査では、「コンタクトを付けていることがばれるのでは?」と心配する方もいますが、コンタクトレンズを使用して視力検査を受けることはまったく問題ありません。
免許更新で大切なのは、コンタクトをしているかどうかではなく、安全に運転できる視力基準を満たしているかという点です。
また、免許証に記載される「眼鏡等」は、眼鏡だけでなくコンタクトレンズも含まれます。そのため、コンタクトを使用している方の免許証にも「眼鏡等」と記載されるのが一般的です。
この記事のポイントをもう一度まとめると、次のとおりです。
- コンタクトを付けたまま免許更新の視力検査を受けても問題ない
- コンタクトを使用していることを隠す必要はない
- 普通免許の視力基準は、両眼0.7以上・片眼それぞれ0.3以上
- 「眼鏡等」は眼鏡だけでなくコンタクトレンズも対象
- 裸眼で視力基準を満たせるようになれば、「眼鏡等」の条件解除を申請できる
- 視力に不安がある場合は、更新前に眼科や眼鏡店で確認しておくと安心
- 更新当日は、普段使用している眼鏡やコンタクト、予備の眼鏡を持参すると安心して手続きを進められる
免許更新は数年に一度の大切な手続きです。
「視力検査に通るかな…」と不安な方も、事前に視力を確認し、普段どおりの眼鏡やコンタクトを準備しておけば、落ち着いて受けられるでしょう。
焦らず準備を整え、安全運転につながる良い状態で免許更新の日を迎えてください。