運転免許証といえば、車を運転するときに携帯するだけではなく、何かと身分証明書として使用することも多いですよね。
なのに…この写真は何なの?と、見るたびにがっかりするような、いや人に見せたくないレベルの写真に仕上がってしうこともしばしば。
とはいえ、写真を撮影する時にNGと噂されていることも多いです。
笑顔はオッケー?
口紅は何色が良い?
その他、メイクのポイントは?
ヘアバンドって付けて良いの?
髪型で気を付ける点は?
詳しくご紹介しますね。
免許証の写真は笑顔でも大丈夫?
実は、道路交通法施行規則では、笑顔で写真を撮ってはいけないという決まりはないのです。
意外ですよね。
もちろん免許証の性格上、普段の顔とまるで違う印象を与えてしまう写真は、不可と考えられています。
はっきりした基準がないため、係官の判断により違いが出てきてしまうこともあります。
ただ一般的には、口を開けて、歯を見せて笑顔を作ると撮り直しをさせられてしまいます。
また、口は開けなくても、目元が崩れるほどの笑顔にすると、撮り直しの対象になることが多いです。
それでは、最善策は?
口元を軽く緩ませる。
少しだけ口角を上げ、軽くほは笑む程度にする。
これで、だいぶ印象が変わります。
更に重要なことは、姿勢です。
顔の角度を変えるだけで、仕上がりが全く違います!
まず姿勢を正し、顎を軽く下げ、目線はレンズの少し下辺りを見るようにします。
猫背になると、顎が出てしまうし、顎を引き過ぎると二重顎になったり、首が短く見えてしまうので、微妙な加減が大切ですね。
これは、事前に鏡の前で練習しておくか、友達や親姉妹にチェックしてもらうのが一番ですよ。
免許証の写真は口紅はどこまでOK?
口紅に関しては、特にこれといった決まりはないようです。
ただし、真っ黒のモノとか奇抜なモノはやめておいた方がよさそうです(;^ω^)
中には、メイク自体がやりすぎだったのか、後日改めて写真を撮りに行かされたという人もいますしね。。。
まぁ、本人と分からないようなメイクはやめておいた方がいいでしょう。
ちなみに写真うつりを良くするのなら、免許証写真の背景って何色がご存知ですか?
そう、水色ですよね。
この青系の背景が問題で、写った顔も寒々しく暗い印象になりがちなのです。
そこで、その背景に打ち勝つメイクが必要というわけです。
まず口紅は、ヌーディーな色合いや淡いピンクはNGです。
顔がぼやけてしまいます。
絶対、濃い目のピンクがお勧めです!
もしなければ、赤でも。
普段遣いだと、濃過ぎるかも?と、思うほどの色味で充分です。
それぐらいじゃないと、フラッシュに負けてしまいます。
あと、そのライトで光ってしまうので、グロスではなく、マットな口紅を選んで下さいね。
チークも口紅と同じで、少し濃い目にピンクを入れてみて下さい。
暗くなりがちな目の下も、クマが目立たなくなり、健康的に見えますよ。
案外重要なのが、アイメイクです。
目尻を強調したメイクや長くてボリュームのあるつけまつげは、目元を暗くしてしまいます。
まつげはしっかり上にあげ、瞳が縦に大きく見えるように、アイラインやアイシャドーを入れます。
ちなみにアイシャドーは、青色など寒色系の濃い色ではなく、暖色系を入れ、目の下にはハイライトを入れて、クマやくすみを消すようにします。
これで完璧です!
全体的にちょっと濃い目のメークの仕上がりなってしまいますが、写真撮影ではこのくらいでちょうど良いのです。
芸能人になったくらいの気分で♪
免許証の写真はヘアバンドをしても良い?
ヘアバンドをすれば、顔の輪郭も分かりやすく、一番肝心な目元もスッキリ見えるので、大丈夫に思われますよね。
でも、細いものは良いにしても、幅広のものはNGなのです。
道路交通施行法規則により、頭部が見えなくなるほどのヘアバンドは、禁止なのです。
帽子をかぶっているのと同様の扱いなのですね。
かつては、全ての帽子が禁止でしたが、現在は宗教上のスカーフと医療用の帽子につき、着用したままでの写真撮影がオッケーになりました。
ただし、顔の一部を覆ったり、目元が見えないほど目深に被ったり、輪郭を一部でも隠すことは禁止です。
ご注意を!
更に髪型についても、少し注意を。
横髪で輪郭の一部や首元を隠す。
長い前髪で目元を分からなくする等は、禁止です。
何より、美しく撮影をしてもらいたい!そう思うなら、隠すことを考えるより、スッキリさせることを優先するようお勧めします。
メイクと同じで、顔を明るく見せることになるからです。
横髪は、スッキリ後ろにまとめる。
前髪は長めならば、横に流す。
ちなみに、厚ぼったいパッツン前髪も目元が暗い印象になってしまいますよ。
髪型もまた、スッキリと顔を明るく見せることを心掛けた方が良さそうですね。
もし眼鏡をかけている場合も注意してくださいね
⇒免許証の写真を撮る時に眼鏡はかけてて大丈夫?帽子や髪型は?
まとめ
車の運転の許可証としてだけではなく、各所で身分証明書として、見せる機会の多い運転免許証です。
写真をいかにキレイに撮ってもらうかは重要ですよね。
その観点から、口を開けずに口角だけをさりげなく上げてほほ笑み、顔を明るく見せるためにフラッシュに負けない口紅を選んで、少し普段より濃い目のメイクをし、髪型をスッキリさせ、いざ撮影に挑みましょう!
事前に鏡の前で練習をしておくこともお忘れなく。