冬になると、クルマのタイヤをスタッドレスタイヤに交換する人もいるかと思います。
新品に交換を考えた場合、夏タイヤに比べて結構いいお値段がしますし、懐具合も気になっちゃいますよね。。。
中には節約を考えて、「前だけ交換…」「後ろだけ…」と駆動輪だけタイヤを新品に交換することを考える人もいるかもしれません。
でも、、、前後でスタッドレスタイヤの種類が違う場合、弊害って出ないものなのでしょうか?
今回は、そんな悩みについてお答えしていきますよ!
スタッドレスタイヤが前後で違う場合支障はあるのか?
正直な話、スタッドレスタイヤが活躍する時って、アイスバーンや雪道で止まる時ですよね。
それを考えると…前後種類が違うということは前後でグリップ力が違うので、場合によっては大惨事を起こすことになるかもしれません!!
タイヤそれぞれが持っている性能がありますが、前後で銘柄が違うスタッドレスタイヤの場合は、車の特性とは違った動きをすることがありえます。
例えば、前輪はしっかりグリップ力を発揮しているのに、後輪はタイヤゴムの硬化が進んでいてあまりグリップできず、カーブを曲がっていこうとした時に、思っていたよりも滑り出してしまったなどです。。。
カーブや坂の多い山道では、かなり危険性は高くなると考えてください。
なので、前後4輪とも同じタイヤを履かせた方が、車の動きが自然で危険度も減りますよ!!
ただ、どうしても駆動輪だけタイヤを変えたい場合とかもあると思うんです・・・
実際にタイヤ屋さんの話だと「前だけ…」「後ろだけ…」交換する人もいるそうです。
聞いてみたところ2WDの場合、「駆動輪の方がタイヤの減りが早くなりますが、サイズが同じであれば前後で違うスタッドレスを履いても、さほど問題はないでしょう」とのことでした。
ただ4WDの場合は、4輪が同じものでないとミッションを壊すそうです。
「タイヤの減り方が違うとタイヤの回転数に違いが出て、ギアへ負担がかかり、トラブルを起こす場合がある」と言われましたよ。。
もし、前後違うスタッドレスタイヤにする場合は自己責任です。
スタッドレスタイヤは、4本すべて同じ銘柄を使うようにしましょうね!!
スタッドレスタイヤの交換時期の目安とは?
夏タイヤって、溝の残りで交換しようか考える場合が多いです。
でもスタッドレスタイヤは、溝があっても3年くらいでゴムが硬くなってしまうため、雪道やアイスバーンで止まるという性能が発揮できなくなってきます。
タイヤ店に行くと"硬度計"というのもので、タイヤのゴムの硬さを計測してくれますよ!
タイヤのゴム硬さを計ってもらうことで、まだスタッドレスタイヤとしてのグリップ効果が残っているかの見極めができます。
あと、3年たっていなくても、溝が減っている場合は夏タイヤ同様交換が必要になります。
スタッドレスタイヤは、夏タイヤに比べるとゴム自体が柔らかいので、全般的に減りが早いですよ~。。
少しでもスタッドレスタイヤの溝を均等に減らしたいのならば、5000キロごとにタイヤのついていた位置を前後左右変える"ローテーション"をしましょう。
小まめにローテーションをしたほうが均一に溝が減りますよ♪
スタッドレスタイヤを交換する場合は、4本同じ銘柄で統一し、同時に交換しましょう。
タイヤ屋さんに言わせると、「3年でゴムは硬くなり、5年で効果はほぼ無し!」だそうですわ。
まとめ
僕は雪の降る地域に住んでいます。
知人に、駆動輪である前輪だけ毎年雪のシーズン前にスタッドレスタイヤを新品に交換し、後輪は冬でも夏タイヤのまま、一年間走る人間がいます…汗
理由は、「冬のシーズン前にスタッドレスタイヤに交換するのが面倒くさいから…」だそうですが、アイスバーンの上ではなかなか車が止まらないそうです。。。
こういうのを知ると、スタッドレスタイヤを交換する時は4本すべて同時期に新品を!と思っちゃいますね(;^ω^)
スタッドレスタイヤは、3年ほどでゴムが硬化して性能が落ちてきます。
スキー場に出かける場合などは、スタッドレスタイヤを履いていることを過信せず、交換時期に来ていないか調べてみることをおすすめします。