積もった雪が溶けきらないうちに、また積雪…
雪が降り続くと、敷地内に雪かきした雪の置き場所が無くなったり、家の前の道路がデコボコになったり、困ってしまいますよね。。。
でも、意外とちょっとしたことで、雪が溶けるのが早くなる場合もあります。
今回は、なるべく雪を早く溶かす方法について、あれこれ綴って行きます。
雪を早く溶かすには?
雪や氷は、表面積を大きくしたほうが早く溶けます。
なので、固まって硬くなっている雪は、できるだけ崩すことによって早く溶けるようになりますよ~。
大胆に雪をばらまいてしまうのが一番溶けるのですが、そういう環境になくてばらまけない場合は、スコップなどを刺して隙間を多くつくることで、早く溶けるようになります。
雪が少し溶けてアスファルトが少し見えるようになってくると、アスファルト自体が太陽熱を吸収し温度が上がり、さらに溶けるのが早くなります。
ここまで来ると雪をさらに崩し、路面が穴から見えるようにすることで、溶けるスピードをより早めることが出来ますよ~♪
あとは、コストがかかることににりますが、融雪剤を撒くと自然溶解よりはるかに早く溶け消えます。
もしもスコップがないという場合は、他のモノでも代用できますよ~。
家にスコップが無い人は、以下の記事を参考にされてくださいね~。
⇒雪かきでスコップの代用になるものは?なくても便利な道具とは?
雪を溶かす方法は簡単??
融雪剤をまく
ホームセンターで売っています。
通常、融雪剤には塩化カルシウムが使われています。
塩化物イオンにより、周辺の植物や金属に影響が出る可能性がありますので、注意が必要です。
車の下周りや金属製の外壁など、錆びやすくなるので後日よく洗ってくださいね。
お金を安くつけるなら食塩水も考えられますが、周囲のモノに害がでますの、プロは別の薬剤を使っているそうです。
石灰(カルシウム化合物)も有効ですが、土壌が塩基性になり、植物に影響が及ぶ可能性があるので注意してくださいね。
炭の粉を撒く
黒いほうが太陽の光を集めるので、雪が溶けやすくなります。
昔は煙突の"すす"をまきましたが、最近では豆炭や練炭、炭の燃え尽きた灰を粉状にしたものを使います。
雪の多い地方では、燃やせるゴミを燃やして、燃えカスを雪に混ぜてまく人もいます。
お湯をまく
気温が冷え込まない地域だと、効率的ではありませんが一時的に部分的に効果が期待できます。
ただし、溶けはしますがガス代・水道代がかさみます。
もしお風呂の残り湯を使うなら、植物やエアコンの室外機に気をつけて撒いてください。。
夕方にまくと、気温が下がった時に凍結の原因になることがあるので、注意してくださいね。
道路に撒くのは、凍結で車の事故につながったり、クルマの跳ね返りで歩行者が汚れますのでやめましょう。
気温が低い地域では、お湯をまくこと自体がツルツルのアイスバーンの原因となります。。。
お湯を使うことはNGですよ!
水が流れている側溝に捨てる
僕の住む地域では、家のまわりの水の流れている水路に、雪を捨てて溶かしています。
雪が多い地域では、雪を捨てられるようになっている"融雪溝"と言う雪を捨てる場所があります。
"融雪溝"が無くても、どぶ川にみんなで雪を捨てて時間をかけて溶かす~みたいな、常識というか慣習になっているような部分がありますね。
ただ、都会でこのやり方をしていいかというと…???ですね(笑)
住宅の壁面を利用する
雪かきした際に、住宅の壁に雪をスコップで叩きつけます。
外壁を、雪で覆うような状態です。
住んでいる家の中は、生活にともなう熱があるので、壁自体にも少なからず熱を持っています。
雪を叩きつけることで、固まりが細かく崩されて熱で早く溶けるようになります。
ただし、外壁がブリキやガルバリウム鋼板の場合は、凹んだり錆びたり、リスクを考えないといけませんね。
凍結した雪を溶かすには?
雪かき用のプラスチックでできたスコップは強度が弱いので、固まった雪や凍結した雪には歯がたちません。
先が金属になっている場合もありますが、アルミの場合が多いです。
強めに使うと、プラスチックが割れることも・・・
ですので、凍結した雪や固まった雪の場合は、丈夫な鉄製の四角いスコップを使うといいですよ!!
ただし、すぐにサビてしまいますが・・・(;^ω^)
中には、工事で使う"ツルハシ"を使う人もいるとか…
アスファルトが傷つくリスクがありますね…
車が通って固まった雪や押し固められた雪、凍ってしまっている雪に、ザクザクとスコップを刺していってください
気温が少し上がったり太陽が当たることによって、雪は少しずつ溶けて水に変わります。
スコップをさした部分に溶けた水分が入り込み、そのままにしているよりも早く雪が溶けるようになります。
雪にどう水分を浸透させるかがポイントになりますね。
アスファルトと雪の間に水分が入ることで、さらに溶けやすくなりますよ~。
まとめ
敷地にたくさんの雪が積もっても、余裕が無ければ積み上げていくしかありません。
雪が溶けるには、太陽の光が強くなって暖かくなるのを待つのがベストです。
どうしても早く雪を溶かしたいのであるならば、灰や土、融雪剤などを雪に混ぜたり塗ったりしてから、表面積を広げるように崩しましょう。
自然に雪が溶けるのを待つより、早く雪が溶けてくれますよ~。
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