暖房器具、いろいろありますが、こたつは格別ですね!
一度入ったら出られない、人間をダメにするほど、ぬくぬくがたまらないこたつ。
テレビを見ながら、こたつで横になれば、もう、うとうとしてきて、これがまた幸せです。
でも、こたつで一晩寝てしまうと風邪をひいてしまうこともあります。
ここでは、こたつで寝るメリット、毎日こたつで寝るとどうなるのか、こたつで寝るのを辞めさせる方法について説明します。
こたつで寝るメリットってある?
こたつで寝るメリット…寒いのにパジャマに着替えるためにわざわざ肌を出さず、ごろ寝のまま睡眠に入れるというところでしょうか。。。
面倒くさがり屋には、ピッタリなんですよね、人には見せれませんが㊙
こたつで寝るなんて、怠惰なだけと思いきや、意外にも、東洋医学の理に適っているという話があります。
それは「頭寒足熱」という言葉の通り、こたつに入ると、足は温められるが、頭は温まらないので、これが免疫力アップになるらしいのです。
足は心臓から遠く、とかく血行が悪くなりがちですが、その足が温められると、全身の血行が改善され、新陳代謝の活発化、自律神経の正常化につながるそうです。
しかし、一方で、たくさんのデメリットがあり、こたつで寝るのはかなりのリスクがあるようです。
そのことについては、次で詳しく説明します。
毎日こたつで寝るのってどうなのよ?
こたつで寝るなんて極楽なんて思うのはその時だけで、翌朝、後悔することが多くあります。
こたつに入って、起きている時には問題ないのですが、寝てしまうと、気づかないうちに体調が変化してしまいます。
よくあるのが脱水です。
長時間、こたつに入っていると、足だけ汗をかいてきます。
小まめに水分を補給していれば脱水を防ぐことが出来ますが、寝てしまうとそうはいきませんよね。
だから、こたつで寝てしまうと翌朝、喉が渇ききってしまいます。
これによって、風邪をひきやすくなっているのです。
それから、知らず知らずのうちに血栓ができやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクも高まります。
さらに、脱水症状により、大腸の水分も減少し、便が固くなり、便秘にもなりやすいそうです。
便秘による腹痛、そして、肌荒れなど、こたつで寝たことによる悪影響は広範囲に及びます。
また、こたつといえども、長時間、同じ箇所を温め続けていると低温やけどになってしまうことがあります。
これは、乳幼児や年配者で多く発生し、また、アルコールを摂取していると、気づかないことがあるようです。
睡眠の観点からも、こたつで寝ても、ぐっすり眠れないそうです。
睡眠というのは、入浴などで温まった体温が下がっていくことで良い眠りを誘うものですが、こたつに入っていては体温が下がらず、眠りが浅くなりやすいです。
しっかり睡眠で疲れを取るには、こたつではなく、やはり、布団に入るべきですね。
こたつで寝るのをやめさせるには??
こたつで寝るのは気持ちよさそうですが、やっぱり、きちんと布団で寝るべきですね。
でも、すでに、こたつで寝るのが習慣になってしまっている人もいるのではないでしょうか。
ここでは、こたつで寝ないようにする工夫について説明します。
一番確実な方法は、姿勢を崩さないこと!
これを遵守しましょう。
こたつに入って、身体を横にしたら、確実に眠くなってしまいます。
こたつに入っている時は、背筋を伸ばして、きちんと座るようにします。
それでも、テーブルに伏せたくなってくることもあるでしょう。
伏せてしまったら、やっぱり寝てしまいます。
姿勢を維持できなくなったら、それはこたつを出るべきサインです。
どうしても、自制できない人はアラームをかけておくのもいいですね。
他にも、コーヒーなどを飲んで眠気を冷ましたり、こたつの布団をめくって換気することで、眠気を飛ばしたりという方法もあります。
こたつの魅力に負けないでくださいね。
また、長時間、こたつに入るのは腰を痛めやすいので、時折、こたつから出て、ストレッチなど軽い運動をするのもおすすめです。
どうしてもこたつで寝るのを止めれない場合は、こたつを片付けてしまうことです!
ウチの母がそうでした笑
エアコンにホットカーペットなどで寒さ対策をできますよ~。
まとめ
こたつは空気を乾燥させない暖房器具ですが、付き合い方が非常に大切です。
長時間の使用には脱水や低温やけどなどの様々なリスクが伴います。
こたつではつい眠ってしまいがちですから、とにかく、姿勢を保ち、眠くならないようにしましょう。
眠気が襲ってきたら、それはもうこたつから潔く出て、布団に移動してください。
こたつで寝てしまうと、翌朝、本当に後悔することになりますから、こたつの魅力に取りつかれないように、上手に利用してくださいね。